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当方は高専卒で、企業で化学・高分子・機械などの研究開発の仕事をしていますが、知的財産に関する業務に携わるうちに特許事務所で働いてみたいと思うようになりました。しかし、学歴もなく、英語力もなく、実務経験のみの私でも特許事務所で雇ってもらえるのでしょうか?

A 回答 (4件)

特許事務所で働きたいそうですが、意匠、商標の分野ではなく、特許の分野で働きたいのかと思います。



特許事務所には、弁理士の資格がなくても、弁理士と似た仕事をしている技術者が働いていることは多いです。具体的には、明細書、特許請求の範囲、要約書のような出願書類の作成、中間処理等の仕事をしている技術者は多いです。

企業で化学・高分子・機械などの研究開発の仕事をしているそうですが、特許事務所では、ある程度の科学技術知識があると判断されるでしょう。給与等の条件にこだわらなければ、採用する特許事務所はあると思います。明細書が作成できるかが重要になるからです。

しかし、英語力の有無で給料は全然違ってきます。外国出願、又は、外国からの日本出願の方が利益率が良いからです。

また、所詮、特許事務所では、弁理士の待遇が相対的に良いので、資格がないと、なかなか辛いものがあるかもしれません。企業の知的財産部ならともかく、特許事務所に勤めるのなら、弁理士資格を将来、取得するのはまず必須と思ってよいでしょう。

特許事務所の求人は、下記の弁理士会のサイトにあります。弁理士を募集していても、実務ができれば可能性はあるので、応募してもよいのかもしれません。

参考URL:http://www.jpaa.or.jp/job/index.html
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この回答へのお礼

弁理士取得はやはり高いハードルであると考えていますが、発明に関する仕事はとても楽しいので、何らかの形で関われたらと思っています。アドバイスを有り難うございました。

お礼日時:2005/09/08 22:40

先の回答で私が言いたかった事は、高専卒で英語が出来ない、研究開発業務も、多くの学士、修士、博士等の研究者の中で高専卒としての(レベルでの)実務経験であれば、特許事務所での仕事もアシスタント的になり、また採用はこれはちょっと厳しいなと思った次第です。



実務経験も化学・高分子・機械、知的財産と移られていることは、主任、主幹研究員ではなく研究補助職的な経歴かとも思った次第です。

これは、私が質問を読んで勝手に想像したことですが、転職を希望しても特許事務所でどのような立場、範囲の仕事になるのかを考えて頂きたかった訳です。

町の発明家相手の仕事であればともかく、企業の精鋭研究者と特許庁審査官相手の仕事ですから、相手を超えるほどの能力が必要だろうと思った事も事実です。

先の回答で単に「女性事務員」と記載しましたが、弁理士事務所で弁理士のアシスタントとして働いている女性は、勿論、理工系の大学あるいは大学院卒の女性所員(専門職)ということです。

弁理士資格取得を目指されるのなら、特許事務所勤務は有益でしょう。しかし弁理士資格取得は大変難しく「頑張れば大丈夫ですよ」とかの言葉より、現実として、

平成15年度、16年度の弁理士試験合格者550人、633人のうち短大、専門校出身の合格者は各年度わずか1名です。

弁理士資格がなければ業として出願代理人にはなれないのですから、これらを踏まえてお考え下さい。

言葉足らずでデタラメな情報として受け取られたり、更に今回は失礼な言い方になりましたがお許し下さい。
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この回答へのお礼

2度もアドバイスを頂き有り難うございます。説明不足でしたが、実務経験は化学・高分子・機械、知的財産と移っているのではなく、これら全てが現在の職務の範疇であり研究開発については主任を任されております。また、特許出願に係る弁理士とのやり取りや明細書案の作成、契約書の作成等も行っておりますので、学歴はないかもしれませんが、経験にはまだ恵まれている方だと思います。

お礼日時:2005/09/08 23:01

化学・高分子の出願明細書の作成は、学部卒の知識だけでは難しいです。

研究の現場(例えば企業の研究所や大学院)でいろいろな実験・分析機器の取扱いを経験しておいた方が、はるかに有利です。従って、高専の方でも企業で研究開発の仕事の経験が豊富であれば、かなりの戦力になると思います。

ただ、英語力はあった方がはるかに有利です。外国出願をするにしても外国からの出願を取り扱うにしても、英語力は必須です。そして、英語力があれば収入も格段に増えます。自分自身の生活のためにも、必死に勉強してください。

なお、弁理士試験の合格率は現在では7%前後ですし、弁理士試験合格者の7割は理工系出身です。さらに、特許明細書の作成や拒絶理由・拒絶査定等に対する応答の作成を女性(一般)事務員に任せるような特許事務所はまずありません。すべて、(理工系出身の)実務担当者が行います。デタラメな情報に惑わされないようにご注意ください。
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この回答へのお礼

必死で英語力をつけられるように頑張ります。研究開発の実務経験は約10年で、論文を書けるほどの知識はないかもしれませんが、実施例を書ける経験はあるつもりです。前向きなアドバイスをいただき有り難うございました。

お礼日時:2005/09/08 22:51

弁理士資格取得試験は司法試験に次いで難しく、合格率も5%台で、合格者平均年齢が35歳近くです。

勿論高度な専門技術知識も必要です。

その中であなたがどのような立場での仕事を希望されるのかは分かりませんが、クライアントとの出願内容打ち合わせや特許庁からに拒絶理由通知等に対する回答書等の原案作成は担当弁理士が行い、特許明細書や回答書の作成(タイピング)等は女性の事務員が行うのが常です。また事務所で管理している企業の特許料の支払い手続きや資料管理も同様に女性事務員の仕事です。

実用新案、商標等の取り扱いであれば調査や明細書案の作成位には携われるかもしれません。

弁理士事務所に勤めながら、弁理士資格試験の勉強を行っている人も沢山いるとは思いますが、そのような意欲と能力があれば若しかすると雇ってくれる所があるかもしれませんが、非常に難しい事ではないかと思います。

弁理士は法学部出身者が圧倒的に多いですし、世の中には大卒、院卒の技術者、研究者もごまんといます。

厳しいことを言いましたが、まず弁理士資格、試験について調べてから、転職を考慮して下さい。
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