プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

現在大学3年生(文系・経営学部)の者なのですが、就職活動を始めるにあたり自分は何に興味があるのかをよく考えるようになりました。そこで考えついたのは現在世界中で進行している森林破壊・大気汚染・またはそれを防ぐための循環型社会を作る...etcといった問題に貢献できる仕事をしたいと思うのです。しかし実際そういったことを中心に活動している企業・団体をよく知りません。これからの時代需要のある職種だと思うのですが・・・どなたかご存知の方いらっしゃいましたら御願いします。

A 回答 (6件)

私も文系(法律学科)で、環境系の仕事に就きたいとさまよった経験者です。

(笑)
私は、文系人間で直接環境に従事できるのは行政施策を通じて行える公務員と思いそれを目指しましたが、その他,僕は下記の職種も視野にいれてました。
(1)大気汚染防止→自動車公害防止とのかかわり・・・モーダルシフトに積極的な大手運送会社(モーダルシフトは自分で調べて見てください)
(2)公害防止関係に係わるプラント関係会社
(3)環境関係などの受託調査を行うシンクタンクもしくは技術コンサルタント・・・など

結論は、公務員もしくはそれに準じた公益法人だと思います。(私は公益法人に勤めてます)

もし、公務員を目指すのならば、早めの準備をオススメします。(ちなみに私は落ちました・・・泣)
また、あなた環境問題に対して、どのようなアプローチをしたとお考えですか?経営学部ということは、環境リスクを視野に入れたマネジメントからですか?それとも、環境破壊を低減を図る手法の立案ですか?その当りも考えれば、民間系か公務員系の選択の目安になると思います。

それと、もう一つアドバイスです。
ISO14001認証にかかわる団体(コンサルタント)も希望しているようですが、業務の実際は経営コンサルタントです。ほとんどのところはISO14001とISO9000(品質マネジメントシステム)の両方の認証を取り扱っており、環境に特化しているわけではないので、環境保全とは遠いのが実情だと思います。
ISO14001はイメージでは環境保全と謳ってますが、あくまでも経営効率をあげる一つの手段にすぎませんから。
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この回答へのお礼

wakanetさんは昔私と同じ悩みを持っていた方ということで、非常に現実味のある回答でした。ありがとうございます。そうなんですよね、一般の企業は利益をいかに最大限にするかを考え経営しているから環境問題に真剣に取り組むのは難しいですよね。一般企業よりはより公共性の高い公務員等を目指すべきですね。

お礼日時:2001/11/20 22:23

直接的な回答にはなりませんが、経営を勉強されているのであれば、「環境会計」について研究されてみてはいかがでしょうか。

多くの企業で環境会計を導入しようとしてはいますが、どこまでを環境項目に導入すればよいのか、これが非常に分かりにくい問題だといわれています。
ただ、就職活動には間に合わないようにも思え、申し訳ないのですが、自分で調べるためのとっかかりのキーワードとして、ご参考までに。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。残念ながら私は会計学はあまり専門に勉強していませんので・・・でも一言に環境問題と言ってもいろいろな視点から見ると全く違うものなのですね。

お礼日時:2001/11/15 21:46

さらに極論。

就職して企業なりに勤めることが地球の破壊に・・・。
他の方のおっしゃるような団体もすばらしいですが、
昨今の”職”の状況からして、そうやすやすとは入れないですよね。
一見環境とはかけ離れているように見える企業も、ISO14000取得の動きがあるかもしれません。企業がどこに向かって進むのか見い出せれば、選択肢はひろがりませんか。
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企業については、既に回答されていますよね。

でも、そういった企業も、環境のことだけを考えているわけではありません。極論すると、環境にやさしくすると、企業のイメージが良くなって儲かるからしているんです。本当に環境のことだけを考えて仕事をしているのはNGOか環境省ではないでしょうか。
すばらしい志があるようですので、環境省の役人になって環境を守ってみませんか?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。そうですね。確かにそれもいいかもしれませんね。役人として働くという発想は持っていませんでした。参考になりました。

お礼日時:2001/11/12 14:45

多くの有名企業がホームページに、自社の環境に対する取り組みを


載せています。何かを生産するにあたっては全ての企業がそういったことに
配慮する必要があります。
まずは企業の現状を知るべきだと思います。
環境に対する企業の取り組みを紹介する本が図書館に行けば見つかると思います。
そうでなくとも、色んな企業がCMでもエコという言葉を使っています。
そういう企業のホームページを見てみるとどうでしょう。

(余談)環境系の学科の私も、同じように需要があるだろうと思って就職活動を
始めました。しかし、それほど関心の無い人を説得するほどの物を持っていなく、
また地方での就職を希望していたので、結局別の道に進みました。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。現在多くの企業が必要に迫られ環境問題への取り組みを始めています。中にはかなり本格的に取り組んでいる企業もあると聞きます。しかしもしその企業に入れたとしても自分が必ずしも環境問題に関係ある仕事をさせてくれるとは限りません。きっと営業で走り回っている可能性のほうが高いように思います。私は例えばISO14001の認定や検査をする団体のような直に環境問題に関わる職種を知りたいと思っています。

お礼日時:2001/11/11 20:52

たくさん存じ上げすぎていてお答えできません。


これでは意地悪回答になってしまいますね。でも本音です。

ごく一部しか紹介できませんが、質問に例が上げられたものに関して具体例をあげます。

>森林破壊
森林破壊の原因から考えてみましょう。
具体的に絞るために国内に限定して考えてみます。
日本国内の森林破壊の現状をご存知ですか?
森林破壊は熱帯雨林だけの現象と勘違いされてはいないでしょうね。
国内の森林破壊は、人の手を加えた森林の放置が原因です。
木材の消費を支える工業は、製紙業と建設業です。
このうち身近な建設業を例に取ると、国産材を使用している建築業者は圧倒的に少数です。
有名メーカーの広告で国産材の家がありますが、見えるところだけの使用の場合がほとんどです。
業界が国産材を使わなければ、木材の生産量が減ります。
現在自給率は十パーセント台だと思います。
木材の生産量が減るということは、生産に従事する労働者が減ります。
現場で面々と受け継がれてきた技術が途絶えます。
実は、国内の森林破壊の影響で見過ごされている重要問題の一つがこれです。
林業の達人の消滅が大問題なのです。
木はチェーンソーがあれば伐れると思われている方がいらっしゃいますが、実は経験で伐るのです。
この経験が途絶えようとしています。後数年で絶滅の危機に瀕しています。
これに気が付いた識者が林野庁長官を始めとした政府の高官に働きかけていますが、「分かっている」の一点張りです。何も分かっていないくせに・・・。
問題点はお話したように深刻です。関わっている業界団体は数を上げたらキリがありません。
関係業界は、みな口をそろえて「環境に貢献している」と唱えています。
しかしほとんどの場合が、机上の理想論ばかりで、現場の実態を知りません。知っているつもりになっていて、知ろうとする努力が足りません。
問題意識があるならば、団体や企業を探すのではなく、現場を見に行きましょう。林業に関心を持ったならば(別に自分がきこりになる必要は無い)森林組合ではなく、森林組合を退かされた『達人を尋ねましょう』、そして今何が不足しているのか聞き取ることから始めてください。
現場を知らずして、現在の環境問題の根本を論じることはできません。
これからこの問題に取り組むのであれば、お題目ばかり唱えている団体にいきなり飛び込むのではなく、自分の注目した問題の現場に今からすぐにでも飛び込んでご覧なさい。
テーマは自由です。自分の人生観に合致したものでよいのです。
困ったときには、テーマを絞ってまた相談にいらっしゃい。
循環社会の構築のためのアドバイスならば、サイトの管理者からクレームがつくくらいのボリュームで解答してやりましょう。
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この回答へのお礼

非常に丁寧な回答ありがとうございます。<たくさん存じ上げすぎていてお答えできません>はい。確かにあいまいな質問でした。でもどちらかというと自分で調べるための糸口も見つけられないというのが本音でした。
<林業の達人の消滅が大問題なのです。>  
国内の森林破壊にそんな一面もあったのですね。全く知りませんでした。確かにおっしゃる通りまず現場に行ってみるべきですね。≪百聞は一見にしかず≫ですね。

また機会があったらよろしく御願いします。

お礼日時:2001/11/10 11:40

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