プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

妻が1週間前の金曜日の朝、血尿が出ました。その、1週間前くらいから腹部が痛いと言って体調が悪そうでした。2年前と6年前にも腎臓結石と診断されましたので、今回もそうであろうと様子を見ていましたが、依然血尿が止まらないので今日病院に行きました所、即入院と言われました。石が腎盂の下の所で詰まっており、尿管が膨れているとの事です。熱はありませんでした。吐き気などがあったりして苦しい日もありましたが、前回程の痛みは現在ありません。
2年前は大学病院に行き、何日か薬を飲んでいる内に石が出ました。6年前は今日入院した病院に入院しました。どうも、その病院は即点滴、入院と言われます。
大事に越した事はないのは分かりますが、どうも、納得が行きません。一日中点滴で薬の副作用が心配です。ちなみに、風邪をひいても、点滴をする病院です。
専門家の意見をお聞かせ下さい。

A 回答 (3件)

水腎症とは腎臓と膀胱を結ぶ尿管が詰まり、腎臓に尿がたまってはれた状態をいいます、それになりかかっているのですね。

超音波を使った検査を行うと、腎臓の水のたまった部分が黒っぽく映るので、すぐに診断がつきます。尿管が詰まる原因なのですが、今回の奥様は結石が原因の様で、尿管の途中に結石が出来た為に発症し始めたのでしょう。結石のできた側の背中や腰に鈍い痛みがあり、そこをたたくと激痛が走るのではないかと思います。自覚症状の少ないものでは、尿管やぼうこうに腫瘍ができている可能性もあります。はれ物が尿管を圧迫している訳です。このほか尿管の炎症や傷、女性の妊娠でも水腎症を起こすことがあるほどです。いずれの場合も腎臓そのものは正常に機能しているのですが、放置してはれ上がった状態になると、腎臓の働きが低下して元に戻らなくなります。また健康管理で予防や治療ができるものでもありません。何が原因で尿管が詰まっているのかを詳しい検査で突き止め、その病気の治療を行う為に今回の”入院”と云う措置を担当医の先生はとったのでしょうね。また、結石の除去方法ですが、色々とありまして、自然排石や結石溶解法が有ります。確実に溶解可能な結石はシスチン結石と尿酸結石の場合のみ有効です(薬を使い、体内で溶かす方法です)。また、腎盂潅流法と云う方法もありまして、これは尿管カテーテルと云う物をを通して結石を直接灌流する手法です。
そして、バスケットカテーテル法では、砕石術があり、先に書きましたが)ESWLと云う体外衝撃波砕石術や経皮的腎尿管砕石術、経尿道的尿管砕石術等です。最終的な処置方法としては外科的療法があり、腎盂切石術、腎切石術、腎部分切除術があります。
合計2000mlの点滴を持続させているそうですが、持続中の点滴のボトル交換や、容体悪化や変化にすぐ対応しなければならない事が入院の必要性の一つと考えます。薬をあまりにも多量に摂取すると”副作用”がやはりご心配になると思いますが、外科的処置をしなければ、薬で・・・となってしまいます。副作用が全くない薬などはありませんし、その心配もやはりありますので、その為にも入院・・・必要じゃないでしょうか・・・。血管の拡張作用のある薬剤が点滴内に入れられているそうですが、他に結石を溶解させる薬剤も入っているかも知れませんね、とすれば結石が体外へ自然排出されたのを蓄尿によって排石されたか否かを確認する必要があります。そのためにも入院が必要ですよね。総合的な見解から担当医はあなたの奥様の一番良い治療方法として”入院”を選択されたものと思います。(私の場合も同じ処置を執ったかは奥様の現状をみたわけではありませんので、何ともいえませんが・・・)。風邪をひいてすぐに点滴をする医者も確かにおりますが、有る意味ではこれは、患者さんの”脱水防止”が体力の向上につながり、自然治癒を助ける役目を果たしていますので、ベットの空きがあれば、そして患者さんの同意を得られれば、点滴をしたほうがいいでしょう。
このような偏った見解かも知れませんが、患者さんやそのご家族の心意に立って考えていない!と憤慨されるかも知れませんが、私達医師は最善、最短で患者さんを治って頂きたく措置をとらせて頂いている事を何卒、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

再度、ご丁寧な回答を有難う御座います。医師の立場として当然のご意見だと素直に思います。先生のように患者の意見に耳を傾けて頂ける医師ばかりだと良いですね。個人的な意見ですが、病気にかかりますと精神的に負担がかかります。そして、追い討ちをかけるように経済的に打撃も受けます。医師と患者の立場はとても微妙ですね。本当に有難うございました。

お礼日時:2001/11/12 08:49

追加させて頂きますが、結石で”傷む”のは体内に石が有るために痛いのではなく、結石がそれぞれの”管”に流れ入って行き、その”管”の中を結石が”動いて”いる時に痛いのです。

痛みは人によって変わってきますが、数時間で嘘の様にその結石の痛みは消えてしまう事が多いですね。その結石が原因で通過した管等が炎症を起こしたり、傷が付いたりして結果、血尿が出たりするわけです。
追加で余談が多くすみませんでした。
    • good
    • 0

点滴の単体のみで副作用は無いと思いますが、以前の結石は排出させているようですね。

今回も尿検査とエコーで結石と診断されての結果、入院・点滴という事ですね。
その点滴の他にどの様な薬剤を使用しているか(点滴の中に入れている他の薬剤)ですよね、結石を溶かす(溶解)薬が入っている為に持続させる必要が有るのかもしれません。その病院にある設備で”ESWL”と云う設備は有りませんか?これは体外衝撃波結石破砕装置と云っ横になっていただき、体の外から結石に対して衝撃波をあて、結石を砂状に細かく砕く治療法です。砂状になった石は、尿とともに体外に排泄されます。治療には麻酔を必要としませんので、高血圧症の方や心臓病などの合併症をお持ちの患者様も安全に治療を受けていただくことができます。一回の治療時間は約1時間程で、1~1.5cmの結石なら一回の治療で破砕が可能です。ですから、その病院の担当医の先生が入院後どの様な治療計画を立てているのかをインフォームド・コンセントで確認されてご自分やご家族の納得した状態で治療に専念されたほうがいいでしょうね。点滴の持続にもそれなりの理由があるのでは・・・と思いますが。
納得いかなければ、納得いくまで話し合ったほうがいいのでは・・・と考えます。私は現在外科医をしておりますが、インフォームド・コンセントはしっかりと行っております。時には家族やご本人と数時間に渡りお互いが納得出来るまで説明をしております。お時間がなかなか取れず大変でしょうが、お話されてみて下さい。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答有難う御座います。現在、1日2000ccの点滴をしています。薬品の中身は定かではないので、お話出来ませんが血管を広げる薬が混入しているとの事です。
ただ、水腎症になりかけているから即入院と言われたそうです。しかし、病院に行く時も現在も激痛ではありませんでした。血尿が1週間ほど薄くなったり濃くなったりして止まっていないので、水陣症も含めて心配して行きました。
納得がいかないのは、点滴をするだけなら入院する必要があるのでしょうか。毎日朝から行って点滴だけで良いのではないでしょうか。担当の医師も今日は居ませんでした。自宅も歩いて行ける距離です。家内は自宅に居られればその方が良いと申しています。しかし、医師に入院しなさいと言われたら、しない訳には心配ですよね。先生から見て入院の根拠は考えられますか。

お礼日時:2001/11/11 15:13

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!