プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

 バブル時に、長期公社債投信で住宅財形を始めた者です。最近、MMFなどが元本割れしたり、長期公社債投信の制度が変わり安定性が以前に比べて落ちたなどの報道があり、不安に思っています。
 バブル時は、利率が良かったことと、貯蓄性より投資性を重視したこと、元本割れをするリスクを考えなかったことで、長期公社債投信を選びました。4年程前に、非課税枠を超え、現在、積み立てを休止しています。
 将来、家を買いたいと思っており、つみたてくんで40万円11回コースを終わっており、一般財形が200万ほどあります。
 このふたつで、公庫からの融資は十分だとしましたら、不安を感じている長期公社債投信は解約して、より安全な貯蓄商品に預け変えるべきでしょうか。

A 回答 (2件)

状況が変わりました。


ニュース等でご存知だと思いますが、米国電力会社エンロンの社債が債務不履行になる可能性が高く、同社債を組み込まれた投資信託の元本割れの可能性があります。

早急に当該投資信託の保有明細を入手し、然るべき措置を講じることをお勧めいたします。日米ともに社債の倒産が増えそうですから、信用リスクは増大しているとご認識ください。

至急、ご検討ください
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この回答へのお礼

再度回答ありがとうございます。

お礼日時:2001/12/16 20:14

安全かどうかという判断は個人の価値観によって異なると思います。


以下、説明を加えますので、最終的にはご自身で判断ください。

> MMFなどが元本割れ
直近発生したのは、明治ドレスナー投信がマイカル発行の社債を大量に保有おり、マイカル社が会社再生法手続きを申請したことにより、社債の価値が急落(実際の売買はありませんが額面の10%程度で90%以上が損失)したことによります。明治ドレスナー自身も運用方法(信用リスクを取りすぎていたこと)に問題があることを認め、自己資産による補填を行っています。これは希なケースで他の全ての投信会社がこのような運用をしていることはないと思います。運用内容を示したものが明示されているものの内容をご確認すべきですが、運用資産のほとんどが国債または電力会社などの優良企業の債券で運用されており、元本の安全性は確保されていると考えています。

>MMFと長期公社債投信の違い
MMFと長期公社債投信(以下、社投)の違いは、中に組み入れている債券の平均残存年数が異なることに付きます。MMFの方が短い債券の組み入れが多く、社投の方が長い債券の組み入れが多くなっています。この結果、金利上昇が発生した場合、一時的にマイナスとなり元本を割り込む恐れに違いが出ます。長い債券の方が金利上昇した場合にマイナスとなる幅が大きくなります。仮に0.5%金利が上昇したとすると、2年債の価格は0.8円下落するのに対して、5年債は3円以上下落いたします。債券は期限まで持ちきれれば元本を回復しますから、これら投信の元本割れも一時的な現象だと思いますが、資金が必要な時と重なると最悪です。金利上昇をご懸念されるならば、長期公社債投信よりはMMFの方が安全という言い方ができます。

>私からの助言
家をご購入の時期により、運用の方法は異なると思います。
前述金利上昇の懸念があればという前提で記述いたしましたが、ここ1年以内に金利が急激に上昇する可能性は低いと考えています。5年以上先の購入計画であるならば、期間5年を目処とした運用を心がけるべきです。当該投資信託に信用不安があるということであれば、多少の利回り低下に目をつむり5年国債(利回り0.4%程度)で運用なされてもさほどリスクを感じないで済むと思います。
逆に、5年以内であれば、運用期間をそれに合わせなければなりません。例えば2年国債では利回りが0.1%未満で、預貯金のそれとはほとんど変わらないことから、預貯金へ移行させた方が良いと思います。期間が短いので金利の差が利息の差に反映される度合いが低いことと、予定が前倒しになった時に元本を下回っている可能性を計りにかけると、利回りよりも安全性を最優先とすべきだと考えます。
ちなみに、私はそれまで3年の国債で運用していたものを来年2月にマンション購入を決めた段階で売却し、現在は預金の形にしています。

一度、投信の運用報告書をご覧になられて、不安が解消できないならば、安全な運用に切り替えたほうがよいのではないでしょうか?ご自身の判断のお役に立てれば幸いです。
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