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 私はいまアルトサックスを吹き始めて半年と三ヶ月くらい過ぎます・・・。 リードはの硬さは3で吹いていました。 そこでいくつかの質問があるのですが、まずは、リードはまだ3でもいいでしょうか。 4まであげるつもりはありませんが、アル教本で、はじめは2半から3で吹き慣らすとかいていました。 ってことは、3ではもうだめなのかという事です。 そして、二つ目は、それぞれその硬さには、どういうメリットデメリットがあるのかということです。 それ次第で、変えることも考えています。 リードに関しては、様々な情報がありますが、経験者の方はぜひ教えてください。  なんだかよく分からない文になってしまいましましたが、回答よろしくお願いします。

A 回答 (7件)

クラ吹きですが...



まず、他の回答者もお答えの通り、その奏者にとってベスト(音色がよく、楽に吹ける)のマウスピース、リガチャ、リードを組み合わせることが大切なのであって、番目が小さいから初心者用、大きいから上級者用などということはありません。確かに、初心者がいきなり硬いリードを使うのは無理がありますから、そういう意味では番目の小さいものを使用するべき部分がありますが、番目を大きくすることが演奏の上達と比例するものではないということです。

また、同じ番目でも、メーカーや、同じメーカーでもラインナップによって、かなり硬さに差があります。加えて、相手は植物ですから、同じ番目でも多少柔らかいものから多少硬いものまで、平均してその数字になるという程度の分類です。もっといえば、加工段階で仕分けがされていても、実際に消費者の手に届くまでにさまざまな環境を経ていますから、乾燥状態も変われば硬さも変わるわけです。

私の場合、中学時代に先輩から「上手いヤツは硬いリードを使う」と教えられ(今思えばとんでもない先輩でしたが)、ひたすら硬いリードを目指して躍起になっていましたが、それは楽器を力任せにねじ伏せているに過ぎず、音色が美しくないことに気づき、それからはできるだけ柔らかいリードを使うように心がけています。
ヘナヘナの息ではダメですが、柔らかいリードに対しても息が不安定にならず、アンブシュアが保てるようになれば、リードを振動させることに労力を裂かなくて良い分、表現に注意を注げると思うからです。

良いリードの選択ですが、私の場合、番目に関わらず、ある程度の抵抗感を好みます。その上で、どの音域でも無理なく音が出せ、アタックが汚くならず、音量に変化を付けても受け止めるだけのコシがある、という条件で選んでいます。もちろん、100点リードなどそうありませんから、75点くらいのモノで、多少傾向が違うものをリードケースに入れています。その日の体調によって、少し硬い目が良い日もあれば、少し柔らかい目が良い日もありますから、これで良しとしています。

リードを選ぶときは、吹きながらアゴに力を入れて強く噛み、リードがマウスピースに貼り付かないかどうかを見ます。これは正しいアンブシュアではありませんが、リードが少しのテンションでもマウスピースに貼り付くようなら、コシがないと判断できるからです。ここさえクリアしていれば、バランスの悪さは、ある程度は削ることで対応できます。

なお、リードは左右が完璧に同じバランスである必要はありません。アンブシュアのクセや歯並びなど、個人の事情に合わせて、アンバランスである方が望ましいことも少なくありません。人間自体が左右比対称のアンバランスな形をしていますから、リードだけ左右対称である必要はないのです。

2半を使ったときに雑音らしきものが入り、3で入らないというのであれば、それは2半があなたに合っていないという可能性が考えられます。ただし、リードが合わないのか、吹き方が適切でないのかは別の問題ですから、じっくりと考える必要があるでしょう。

ちなみに、リードメーカーに関してですが、バンドーレンが良いという人もいればリコが良いという人もいます。他にも、両手では数えきれないほどのメーカーがあり、それぞれに個性があります。最終的には「自分に合うか否か」が決め手ですから、とりあえずはバンドーレンをリファレンスにして、毎回もう一箱、バンドーレンとは違うメーカー(あるいはバンドーレンでも違うラインナップや硬さなど)を試してみるのも良いと思います。

なお、バンドーレンのカタログはPDFで手に入るのですが(http://www.vandoren.fr/en/catalogues%202005/V200 …)、リコはオンラインカタログのみになってしまったようです(去年まではPDFであったのですが)。リコの去年のカタログには硬さの比較チャートがついていて、なかなか役に立ったのですが....(著作権の関係から、再配布は難しそうです)
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yuuさん、こんばんは。



私は市民吹奏楽団でアルトサックスを吹いています。

「半年と三ヶ月くらい」というのは「9ヶ月」のことですか?(^^;
そうだとしますと、一通りの音が出せる様になって、音質とかにも気が回せる様になって来たくらいですかね。

>マウスピースはyamahaのものです。

それは、楽器に付いていたマウスピースなのでしょうか?

>リードはヴァンドレンです。

あなたが中学生で、さほど体力がないならば2半を、あなたが高校生で、ある程度体力があるならば、3をお勧めします。

ちなみに、私がこのセットで吹くとしたならば、3くらいがちょうど良いくらいになると思います。

>2半はガーという音がすると聞くので、硬くしたほうがいいのかなと思ってしまい・・・。
>3半はいいのかな?と思うようになりました・・・。

No.2さんもおっしゃっていますが、基本的には硬いリードの方が深く厚い音が出ます。
ですが、この性質が「落とし穴」になります。
No.4さんもおっしゃっていますが、薄いリードは音程・音色のコントロールに難があり、硬いリードを使うことによって、それが解消されたかのように勘違いしてしまうのです。
その果ては、No.6さんのおっしゃる、「楽器を力任せにねじ伏せている」という状態になるのです。

こうした悪循環に気付き、「豊かな音色」を求め始めますと、いったんは軟らかいリードに戻ります。
No.2さんのおっしゃる「いかに薄いリードで豊かな音を出すかがポイント」となるのは、この段階での話でしょう。
まずは、この「薄いリードで豊かな音を出せる」という段階を目指しましょう。


この先になりますと、自分に合ったマウスピースを探す様になります。

マウスピースの選択は、おおまかに二手に分かれます。
1.マウスピースの開きを広いものにし、リードも軟らかいものにする。
2.マウスピースの開きを狭いものにし、リードも硬いものにする。

クラのマウスピースの話で恐縮ですが、私は、「B45に2半から3半の組み合わせ」ですので上記の1のパターン、No.5さんの「M15に3半から4半の組み合わせ」というのは上記の2のパターンになります。
人によって「ベスト」が、全く違ったものになるのです。

余談ですが、クラ吹きさんからのアドバイスや回答が多いですが、ことリードに関しては、サックスよりもクラリネットの方がシビアなので、ご意見をよーく読み込んで下さいね。
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この回答へのお礼

皆様ご回答ありがとうございます。 本来ならば、それぞれお礼をしなければならないのですが、みなさまそれぞれ参考になることをいってくださり、同じような文になってしまう恐れがあったので、誠に恐縮ですが、この場でご回答してくださったかたがたに、お礼を言いたいと思います 

今回様々なご意見をいただきました。 結果的には自分にあったものが一番いいということですが、そのリードさがしの参考になることばかりで、 また、マウスピースまで関連してくるとは思いませんでした。本当に感謝しています。

実際に、言われたことを参考にリードを探してみます。本当にご回答してくださったみなさま。ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/28 20:07

くら吹きですが。



リードはシングルリード吹きにとって避けては通れない課題ですので、サキソホンクラリネット共通している部分を書き出しますね。

まず、リードは同じ箱でも硬さ(厚さではなく)に若干のばらつきがあります。メーカーは、リードの原木を形に削ります。そして、機械で反発力を測り、その数値を元に番号の割り振りをします。完全に同じ数値が出るわけではないので、例えば、3番の硬さなら、その平均から少し柔らかいのと少し硬いのを取り混ぜてパッケージングします。だから、同じ箱なのに透けた感じがあるのは当然のことなんです。


リードの硬さを選択するときには、マウスピースの開きが大きく関係します。開きの大きいマウスピースなら、柔らかめのリード、狭いマウスピースなら硬めのリードを選びます。例えば、クラリネットの話で恐縮ですが、私は今M15というマウスピース(バンドレン)を使っていますが、開きの狭いマウスピースで、かなり硬いリードを選択する設計になってます(3半から4半)。これにフェイシング(開きの長さ)も関係してくると、大変選択肢が広くなるのがお分かりになるかと思います。


僕の意見として、ある程度の抵抗があるほうがコントロールしやすい、と言うことをお伝えしておきます。あと、リードの左右のバランスがそろっていないと、吹きにくかったり、吹きやすくてもリードミスしやすかったりします。リードのメーカーですが、作りの良いメーカーのほうが最初はいいと思うので、バンドレンやリコグランドコンサート、グロタンなどがいいのでは。ラヴォーズやリコロイヤルはちょっと作りが雑かなという気がします。

長文失礼しました。分かりにくい点ありましたら、補足お願いします。
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たぶん、ヴァンドレンの普通のタイプの3番のことを言っているのだと思いますが、3は標準的な厚さですよ。


最初は薄目のリードから始める関係もあって、2半は初心者用とか、厚いリードを吹けるのが上級者、といった誤解もありますが、そのようなことはありません。
マウスピースとの関係もありますし、薄いリードをきちんとコントロールするのは、厚いリードを吹くのとは別の難しさがあります。
特に中・高生の場合、毎日楽器を吹いている関係もあり、どんどん厚いリードを吹くようになる人もいるのですが、これは必ずしも正しいことだとは思いません。

厚いリードの場合、高音域に行っても音が下がりにくかったり、自分の耳には、音が良く抜けているように聞こえます。ただ、音に含まれる倍音の成分は少な目になります。

一方、薄いリードの場合、音程のコントロールなどには相当気を使わなければなりませんし、音色の幅があるだけにコントロールに気を使う面は他にもあります。しかし、倍音が多く含まれやすいので、豊かな音色になると思います。
(ちなみに私は「薄目のリード」派です)

また、同じ数字でもメーカーによって硬さが違うのはもちろんですが、同じメーカーの同じ番号でも、微妙に吹いた感じは異なります。
全体として見れば、2半は3よりも柔らかいのですが、ばらつきがありますから、結果として、3に近い(場合によっては3よりもやや硬めの)2半もありますし、その逆もあります。

また、1枚のリードでも、吹いているうちに少し柔らかくなり、その後は、だんだん硬くなってきます。

この回答への補足

厚いリード、薄いリード、メリットデメリットがやはりあるようですね。 初めて知ることばかりで、とてもありがたいです。 ちなみに。私が使っている環境をいいます・・。 リードはヴァンドレンです。 マウスピースはyamahaのものです。 すみません。本当に勝手なのですが、 お勧めしてくださるメーカーはありませんか? リコーなどあるのですが、結局はヴァンドレンを買っています。 また、2半はガーという音がすると聞くので、硬くしたほうがいいのかなと思ってしまい・・・。 3半はいいのかな?と思うようになりました・・・。 でも3のリードが買ったばかりで、それがあるので、それを使い切ったら3半を買ったりしていいでしょうか・・・。 3半というのは、もう硬いというジャンルに入るのでしょうか・・・。 

やはり自分で吹き比べるのが一番ですね。?

補足日時:2005/09/23 20:38
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「まだ3でも」と書かれていますが、プロでも2半や3を使っている人は沢山いますよ。

マウスピースとの関係もありますが。

口の筋肉が強くなかったり、アンブシュアがしっかりしていないのに、硬いリードを無理やり使っているためなかなかうまくならない人とか、無理に硬いリードを使っているため音色が悪いという人が時々いますので、そのへんに気をつけるといいと思います。
どんな音色を出したいかということと、吹きやすさを考えて硬さを決めるとよいと思いますよ。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます

NO・2さんの回答に補足を入れておきました。 どうでしょうか・・・? 

補足日時:2005/09/23 17:20
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こんにちは。


かなり乱暴な言い方ですが「何であれ、自分に一番合うもの」がベストです。

まず単純に2半だ3だといっても、メーカーによって全然違います。
(個人的な使用感では、同じ数字でもグロタンよりヴァンドレンの方が厚く感じます)
質問文からはリード・マウスピース・リガチャー・楽器のメーカーや型番がわかりませんし、それらと奏者との相性も音質と関係します。
プロ奏者の○○さんにとってベストのリードが、必ずしも質問者様にベストにならないことはおわかりですよね?

基本的に数字が大きいリードの方が深く厚い音が出ますが、抵抗感が増してコントロールが難しくなりますよね。
まずは色々なメーカー、色々な厚さのリードを片っ端から試して、自分に合うものを見つけて下さい。
音色は自分ではよくわからないかもしれませんから、もし学校の部活でやっているのでしたら上級生に聞き比べてもらって下さい。
「いかに薄いリードで豊かな音を出すか」がポイントです。

以上、疑問があったら補足をお願いします。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

補足ではないんですが、少し聞きたいことがあったので書き込みます。

実際のところ、何故この質問をしたかというと。 新しく変えたところ。 リードが気のせいかもしれませんが、ものすごく透けてる気がしたんです・・。同じ番号なのに・・。 そして、これも気のせいかもしれませんが、ガー といった音がするんです・・・。
前のはそこまで透けていなかったので。そしておとなりもよかった気がするんです・・。 ってことは・・。 どうなんでしょう・・。 つまりはリードが薄いということは結局硬いのでしょうかやわらかいのでしょうか。 またその音らしきものはそのリードのせいで来るのでしょうか

補足日時:2005/09/23 17:20
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アルトサックスではなく、クラリネットを5年程やっていたものですが、硬さは自分に合った物であればどれを使っても構わないと思います。



ただ、やっていくうちに肺活量もついてくるでしょうから、2半から3になることが多いのでは?ということだと思います。
自分に合った厚さで構わないと思いますよ。
私はずっと3でやっていました。
2半より3以上の方が音の質も上がるという先輩もいらっしゃいましたが・・・
そこのところはよくわかりません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。 

参考にさせてもらいます。 

お礼日時:2005/09/23 17:01

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