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大学のレポートで「日本のアニメはなぜ外国で受け入れられているのか?」について調べています。
現在アメリカではドラゴンボールなど、日本で人気のアニメが流行するなど海外で日本のアニメは大人気です。
その理由はなぜだと思いますか?
是非、皆さんの意見を聞かせてください。

A 回答 (10件)

ちょっと辛口かつ経済面からの答えだけどね。



日本のアニメが安いからというのが一番大きな理由さ。
日本のアニメの制作費はアメリカの三分の一、ヨーロッパの六分の一と言われている。それだけの制作費であれだけの良質なアニメを作るのだから売れて当然。

放映する側から考えれば、安く仕入れることができてそこそこ売れる(視聴率や人気が得られる)のだから、うれしいよね。一度良い目を見たら、柳の下の二匹目のどじょうを狙うのは経済原則から言って当然でしょう。で、期待に応えたから、また次のが売れるということ。

その背後にはアニメーターの悲惨な生活があるけど(参考URL参照)、最近はアニメの原画制作自体を外国に発注しているようで、日本製アニメの優位も長く続かないかもしれない。結局、日本製の工業製品と同じで安くて品質が良かったから売れたけれど、これからも売れるという保証はない。

宮崎アニメのように大金をかけるというのはやっぱり賭けの要素が強くなるから、コケれば大変。それを吸収できるだけの体力が日本のアニメ制作会社にあるかどうかが今後の問題。

参考URL:http://db.g-search.or.jp/sideb/column/20050304.h …
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 海外にも『アニメーション』は存在するのに、何故日本の『アニメ』だけが突出しているのでしょうか。



 一昨年、『スター・ウォーズ』の特撮監督で、8個ものオスカーを持っているリチャード・エドランドが来日した時、こんなことがありました。水墨画のコレクターである彼は、ちょうど開催されていた雪舟展に行ったのですが、作品を見た彼の感想は、『素晴らしい。だけど、中国のパクリだね。』でした。いかに作品として優れていても、それが『模倣』である以上、評価はされません。だがエドランド、さらにルーカス、スピルバーグらも日本のアニメは『オリジナル』の文化として賞賛しているのです。

 日本のアニメの『ルーツ』としてよく言われるのが、『絵巻物』です。元々絵と文字を混在させて描く文化があり、絵巻物はちょうど14インチのTVとほぼ同じサイズの紙をスクローズさせながら読ませていく。まさにカット割りした2Dアニメと同じなのです。ほかにも、キャラクターが走り出す前にポーズをつけたり、コマ送りでみせる動きは、歌舞伎の『けんれみ』や『もったいぶり』そくりです。こうした日本独自の『センス・オブ・ワンダー』に海外のクリエーターや観客が魅了されたのです。

 最近では、ハリウッドの実写の方が日本のアニメのテーストや手法を盗もうとしています。
 それは、なぜか。アメリカのアニメーションはお金をかけてリアリティーを追求してきました。モーション・キャプチャーのような高価な機材を使い、人がセンサーを付けて演技し、それをトレースして映像を作ります。要するに実写映像をなぞってアニメーションに置き換えているようなもので、確かにリアルですが、視点は固定カメラのアングルに規定されるし、動きは演じる人間の限界を超えられません。

 それに対し、日本のアニメの場合は、昔から制作費が少なくコマ数も少なかったため、リアルな動きが実現できず、その分を技術でカバーし、新しい手法を次々に開発していきました。実写ではカメラの置けない位置からの映像もアニメなら描き出せるし、時間の流れも自由自在です。『なぞり』ではなく、イマジネーションで描いているから、どんな大胆な手法でもとり入れられます。それゆえに日本アニメは、『センス・オブ・ワンダー』の宝庫となったのです。

 違いは、ストーリーにもあります。『風の谷のナウシカ』や『もののけ姫』は自然の持つ凶暴さと恵みと人間との共生というテーマに挑戦し、『攻殻機動隊』
は情報ネットワーク社会の相克を描き、『AKIRA』は都市の黙示録でした。日本のPTAから低俗とレッテルを貼られている『クレヨンしんちゃん』劇場版『おとな帝国の逆襲』は、辛い現実から逃避し70年代の懐かしさにハマッタ大人達を、しんちゃんが身を挺して『苦しい現実に生きろ』と引き戻すという途方もない物語でした。

 子供市場に向けて作られた作品でも、このように平気で大きな物語を作ってしまう。今だに『悪を倒す正義のヒーロー』というイラク戦争のようなコンセプトでしかストーリーが作られない米国製のアニメとは違い、アニメという文化そのものについての価値観を変えてきたのが『日本アニメ』なのです。
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15年間前、フランスにいた時、日本書の本屋さんでフランスの子供たちが少年ジャンプを立ち読みしていました。

(文字なんて読めるはずないのに)
当時のフランスの民放のアニメは皆、日本製だったと思います。(キャンディ・キャンディやハイスクール喜面組など)
それからアメリカに行ったらテレビで『うる星やつら』の映画を放映していました。
結構、昔から日本のアニメは受け入れられています。
今、中国にいますが、イニシャルDやテニスの王子様、名探偵コナンなどが人気です(頭文字Dという実写版の映画も作ってました)

他国ではあまり漫画を見かけません。幼児向けのお話ぐらいでしょうか。(中国じゃ偽者が書いたドラえもんがありますが、珍しい方でしょう)
少なくとも少年誌、青年誌、少女漫画、レディースコミック等々、これだけ漫画が産業として根付いているのは日本ぐらいじゃないでしょうか。
それだけに競争も激しいですし、奇抜かつ面白いストーリー等が生まれてくると思います。
それがアニメ製作の底辺拡大・土壌育成になっているんじゃないでしょうか。(製作する方も見る=評価する方も)
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日本のアニメは「娯楽」的に創られ


海外のアニメは「芸術」的要素が多く創られ

その違いでいけば日本のアニメの方が「ウケる」かと^^;
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海外のアニメに比べ、日本のアニメはとても緻密に作られていると思います。


ディズニーアニメは別格ですが、海外のアニメはキャラクターのデザインも色の使い方も平面的でべたっとしていて単純で、動きも日本の昭和40年代のアニメのようにぎこちないです。
大人が見ていてのめり込んでいくような画像のおもしろさがありません。
アニメは日本人の得意な隅々までの細かい心配りがてんこ盛りだからではないでしょうか。
背景もきっちり細やかに描かれて、草原に風が薙ぐ様子までも描かれています。

しかしクレイアニメとなると海外の作品に日本製は敵わないから不思議です。
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・外国では大人向け(大人が見てもおもしろい)のアニメはないから


・日本のアニメは大人も楽しめるようになっているから(ジブリ作品、萌え、エロ)
・アニメで競おうなんて思わないから
・ゲームでも同様ですが海外のゲームは、アクションゲーム
 (敵を倒していくゲームで流血があるもの、フライトゲーム、レースなどが多いが萌え要素があるのは
 日本のみで各国の人気ゲーム紹介で他国は戦略SLG,流血ゲームが上位を占めているのに対し
 日本だけ。萌えゲーム、必ず美少女がいるゲームが上位にきている)
・ストーリー性があるから、ただ敵を倒していく、もしくは正義の味方は強すぎで
 敵が弱すぎるのに対し、日本のアニメは主人公が成長していくから楽しい。

*海外のアニメに興味がある場合スカパー(CS)で見ることができます
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日本のテレビアニメの創始者ともいえる手塚治虫が、


ディズニーアニメに触発されてアニメに手を出したのだから
基本的にアメリカのアニメーションの流れを汲んでいるんじゃないでしょうか。
それは、純粋に動くことの驚き、喜びということです。

また、日本文化自体が欧米の影響を強く受けていることも理由の一つだと思います。
鳥山明作品は、アメコミの影響が強いのでウケやすいんじゃないですか。
日本のSFアニメでスター・ウォーズの影響を全く受けていないものはほとんど無いでしょうし・・・。

それと、ドラえもんがアメリカで放送されていないように
全ての日本のアニメがウケているんではなく
ウケそうなものを選んで送っているというのはあると思います。
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 ドラゴンボールは家族というものを非情にうまく描いている。


アメリカのアニメはこれが出来ていない。 って昔テレビで
アメリカの業界関係の人ががインタビューに答えていた。

あーなるほどな 確かにそうだと思いました。
ドラゴンボールはほんとにファミリーの描写が秀逸だと思いました。
チチの教育ママっぷりとか、べジータのオヤジっぷりとか、
悟飯とかトランクスの子供っぷりとかうまいなとおもいました。

格闘漫画とは思えないでほどですね。

参考まで
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面白そうな本を、このまえ買ってきました。



「そうだったのか手塚治虫」禅伝社
「宮崎アニメ秘められたメッセージ」ベスト新書

読む本が溜まっていてまだ読んでませんが、
参考になるかもしれません。
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日本でハリウッドが人気なのと同じような現象かと思います。

面白い物に国境はない、というか。

あと、その国に似たような物がないというのも大きいかと。
例えば、日本では大規模な事故シーンなどを撮影できる場所とか設備が限られているので、ハリウッドのなの雲の金をつぎ込んだアクション映画とかはなかなか難しい物があります。

また、アメリカではディズニーとかはありますが、あくまで家族・子供向けであり、日本のアニメのような多様性がありません(アニメ=子供が見るものと言う観念があるので)

以上のような理由ではないかと思います。
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