A 回答 (8件)

ああよかった,まだ締め切られていなくて。

(^^)

他の読者の誤解を招くといけないので,もういっぺん念を押しておきます。
「もみじ」は樹木の名前として「使われることもある」というべきでしょう。確かに,「イロハモミジ」「ヤマモミジ」といった樹木がありますし,「モミジの樹」という言い方もします。
しかし,「もみじ」と「こうよう」はどう違うか,という回答に対して,「もみじ」は樹木名である,という答え方をした場合,「もみじ」という単語自体がもつ意味の多様性が消えているように感じられます。
「もみじは樹木名」という回答を読んだ人は,おそらく「紅葉という漢字で書かれた単語を『もみじ』と発音するときは,樹の種類を念頭においている」と解釈する人が多いと思われます。しかし,実際にはそういう意味の場合もあれば,そうでない場合もあるはずです。
たとえば,単に「花」だけで桜の花をさす場合もあるけれど,逆に「花」イコール桜かというとそうではないように。

(ここで,No.5の回答に動詞が出ましたので,こちらも補足説明。
奈良時代は動詞「もみつ」,その名詞形「もみち」でした。
平安時代以降,「もみづ」「もみぢ」になったそうです。)

で,No.7の回答にあるように,「もみじ」=樹木名,「こうよう」=現象名,という説明は,葉が色づく現象をさして「もみじ」とは呼ばないかのように読めますが,この説明ですと,「使い分け」をたずねている質問に対する回答としては,やや不十分ではないかと思います。
もともと「もみつ」という動詞は,単に「秋になって木の葉や草が色づく」という意味で,必ずしも特定の樹木を指すとは限りません。樹のみならず草に対しても用いています。(今日では草がもみじするとはあまり言わないようですが)
それが名詞化したものであれば,当然「もみち」にも同じような意味合いが引き継がれるというのが自然でしょう。
今日でも,「山々が見事にもみじしている」などの用法があります。これは,明らかに現象をさしています。

確かに,樹木の名前として使う場合に「この木の名前はモミジっていうんだよ」とはいっても,「この木はこうようっていうんだよ」とは言えません。その意味では,「紅葉(こうよう)」=現象名,は正しいといえます。
しかし,大和言葉の「もみじ」が昔も今も,現象名・樹木名の両方の用法があり,しかも語源的には現象名の用法がまずあって,そこから樹木名の用法が派生したと考えられる---という事情を考慮すると,もともとの質問の「どう違うのですか」に対して「こうよう=現象,もみじ=樹木」と一概に割り切って答えるのはちょっと難しいように思われます。
むしろ,もみじ=和語,こうよう=漢語,がさしあたっての回答になるだろうと考えます。

ちなみに,漢字表記「紅葉」「黄葉」はいずれも奈良時代にまでさかのぼるそうです。
万葉集は「黄葉」が多く,平安時代以降は「紅葉」が多くなってくるそうです。時代によって,どのへんに美しさを感じるかという美意識が変わってきているのかもしれません。
長々と失礼しました。
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  紅葉(もみじ)というのは、「樹木」の名前です。他方、紅葉(こうよう)というのは、或る種の樹木の葉が、秋になると色の変化を起こし、赤くなったり、黄色くなったりする、この「現象」の名前です。この現象は、秋の冷気がひきがねとなり、色素を葉に沈殿させることより生じますが、紅葉だけではなく、黄葉(こうよう)とも書きます。赤くなるのが「紅葉(こうよう)」で、黄色くなるのが「黄葉(こうよう)」です。栗とかくぬぎなどの照葉樹、銀杏の樹などは、黄葉します。
 
  樹木の紅葉は、普通、「もみじ」と読み、もみじという樹木のことですが、楓(かえで)のことでもあります。かえでともみじは、大きく言えば、同じ樹木の種類です。(「楓」は、中国の樹木の名ですが、日本の「かえで」とはまた別の樹木です。日本では「かえで」を意味するのに「楓」の漢字を使っています。これに似た例は一杯あり、菖蒲とかいて「しょうぶ」と読みますが、「あやめ」とも読みます。しょうぶとあやめは、別の植物です。端午の節句に使うのは菖蒲(しょうぶ)ですが、菖蒲(あやめ)は、同種類のかきつばたと一緒に、観賞用に使います。なお「梅」の「うめ」というのは、日本語の名前ですが、元々中国の「メー」です。メーを聞いて、日本人は「うめ」と書いたのです)。
 
  紅葉する樹木の代表として、日本では、「もみじ」に紅葉の漢字を当てたのでしょう。
 
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秋に植物の葉が、赤や茶色、黄色に変化する事を【もみじ】すると言います。

(古くはモミチといいました)

葉のクロロフィルが分離して、紅色はアントシアン、黄色はカロテノイドが目立ったものです。

【紅葉】(名)は「こうよう」と読めば音読み、大和言葉の「もみじ」にあてれば「モミジ」と発音もしますが【紅葉する】(サ変自)

と言う動詞にもなります。。。なお一般に云う「もみじ」は【楓:カエデ】の事で混同しないようにしましょう。

念のため、赤子の手のような葉を「モミジ=カエデ」と言うのです。
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紅葉(もみじ)の語源を調べると、紅葉(こうよう)にたどりつきます。


昔、草木が紅葉(こうよう)することを、「もみず(動詞)」と言ったそうであります。
それが名詞化して紅葉(もみじ)となったそうであります。
ご参考まで。
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>「もみじ」は、木の種類の名前です。


との回答が寄せられましたので,さらに補足。

確かに,文学的な表現では(特に俳句)もみじを「(紅葉している)カエデ」の意味で使うことが多いですね。ただ,もともとの意味としてはやはり,木の葉が秋に色づく現象とか,色づいた葉を指していて,その中でも特にカエデの紅葉が見事なので,カエデの木の別名としても使われるようになったものでしょう。
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no.1の方の言うとおりでしょう。


別に、ひとつの漢字で複数の読み(と意味)を持つものは珍しくありません。
銀杏、菖蒲、最中など。
そういったものの一環ではないでしょうか? 紅葉も。
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「どう違うのですか」→読み方が違います。

聞いたときの音の響きが違います。語感が違います。「もみじ」のほうが当たりが柔らかい感じ,「こうよう」は少し改まった,固い感じがあります。
「どうして同じ字なのですか」→同じものを指しているからです。
…だけではちょっと何ですので,少し補足しましょう。

「もみじ」は昔から日本にあることば(やまとことば)です。万葉集にも「もみち」という形で出てくるぐらい古いことばです。日本に文字がなかった頃からあったことばでしょう。
その後,日本に漢字という文字が伝えられました。その結果,音読みと訓読みが生まれました。
たとえば,それまでのやまとことばでは「ヤマ」と読んでいた,地面が高く盛り上がった場所を,中国の人は「山」という字を書いて,「サン」とか「シャン」と発音していることを知りました。そこで,「山」という中国の文字を書いて,日本語に「ヤマ」と読むことにしました。これが訓読みです。一方,中国語の発音に近い読み方も使われるようになりました。これが音読みです。
たいていの場合,訓読みは,1つ1つの文字ごとに定まっていったのですが,なかには2文字以上の熟語全体に日本語の意味を当てることがありました。これを「熟字訓」といいます。
「紅葉」はその一つの例ということになります。音読みをすれば「こうよう」となり,1文字ずつの訓読みをすれば「べには」とでもなるのでしょうが,もともとのやまとことばで「もみじ」という語があったため,「紅葉」全体で「もみじ」と読むようになったのでしょう。
あくまでも2文字全体に対する読みですので,「紅」=もみ,「葉」=じ,などと対応させても無意味です。
似たような例はいろいろありますよ。「百日紅」=ひゃくじつこう(音読み),さるすべり(熟字訓)。「伯父」=はくふ(音読み),おじ(熟字訓)。

「麦酒」=ばくしゅ/ビール,「仮想現実」=かそうげんじつ/ヴァーチャルリアリティー,なんてのも一種の熟字訓といえるかもしれません。
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 「こうよう」は、秋になって木の葉が紅く染まる(色が変化する)状態のことです。


 「もみじ」は、木の種類の名前です。

 「もみじ」は、「こうよう」の代表的な樹木なので、同じ漢字を使っているのだと思います。
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参考URL:http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=5834


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