音楽の仕事がしたい

エレクトーン講師とプレーヤーをしていましたが、退職して７年が経ちます。
今は事務職をしていますが、もう一度音楽関係の仕事がしたくて、自宅で音楽教室を開こうと考え始めました。が、音楽の仕事って教えるだけでは無いですよね！

(1)　ＣＭソングを決めたり、テレビ・ドラマ・映画の挿入歌を決める仕事は何と言う職業なのですか？(2)　また、その職業には　どうしたらなれるのですか？
(3)　現在　自宅で音楽教室を開いている方、経営状況はいかがでしょう？
　やはりエレクトーンより、ピアノが弾けないと無理でしょうか？
皆さんのご意見聞かせて下さい♪

No.1 回答者： angelo 回答日時： 2001/11/13 00:28

こんにちわ。

わかる範囲ですがお答えします。

（１）のＣＭ音楽については、最終的に決めるのはそのＣＭの企業になるんじゃないでしょうか？その前の段階では、広告代理店がそのＣＭに合うような曲をいくつか候補をあげることになります。いわゆる電通とか博報堂とかです。そういった広告代理店は音楽系のプロダクションやレコード会社の宣伝マンとつねに情報を提供しあって、うまいタイミングでタイアップをくめるようにするわけです。
あるいは、ＣＭ音楽の制作会社というものがあり、そこからミュージシャンや作曲家などに曲が依頼されます。できあがったものをその制作会社、広告代理店、クライアントの間で検討し、手直ししたりして最終的に決まるわけです。

次に、テレビ・ドラマの音楽についてですが、テレビ局にはそれぞれ系列の音楽出版会社というものがあります。テレビ朝日にはテレビ朝日音楽、ＴＢＳには日音、日本テレビには日本テレビ音楽というように。それらの音楽出版会社がドラマの主題歌や挿入歌などを決めます。これについてもプロダクションなどの力というのが影響していると思われます。

pin-koさんがこの仕事に興味があるとしたら、上記のような企業に就職することになるんですが・・・ただこういった仕事は、音楽の知識や経験があるからといってできるものではありません。これは他の音楽の仕事にも言えることですが、レコード会社のディレクターを例にすると、お金やスケジュールの管理と、レコーディングの基本的な流れがわかっていて、人とのコミュニケーションや発想力があることのほうが大事になります。実際、この業界には音楽のことなんてわかっていなくても、成功する人はたくさんいます。キビシイ言い方かもしれませんが、せっかく演奏経験があるのに、それを生かせる仕事かどうかと問うと、そうは思えないのが私の正直な意見です。
がっかりさせてしまったらごめんなさい。
たとえば、ＣＭやテレビ番組の音楽を「決める側」ではなく、「つくる側」のほうに興味があるのであれば、そのほうが楽しいんじゃないかな～と私は思います。

この回答へのお礼

angeloさん、非常にわかりやすい回答ありがとうございました。
そうですね　音楽が好きだからといっても、それだけではダメな時もありますよね。　結局　自分の夢を実現する前に人間関係で挫折したり、力不足を思い知らせれたり・・・

私は人に使われるのがイヤなのです（^^;）
だから自分で何かを始めたい！と考えているのですが、人生そんなに甘くないかな？
もう少し検討してみます。ありがとうございました☆

お礼日時：2001/11/13 22:43

No.2 回答者： namohanabatake 回答日時： 2001/12/28 18:47

こんにちは・・・

私も以前にエレクトーン講師をしていました。
現在は自宅でピアノとエレクトーンを教えています。
私の場合は元々ピアノをしていたのですが、今はほとんどがピアノの生徒さんです。
エレクトーンを希望される方は減少しています。
私だけでなく、仲間全ての状況です。
大人の方でエレクトーンをと言ってこられた方も居られましたが、よく話しを聞いてみますと簡単に弾けそうだから・・・結局はピアノをすすめました。
結果はそれで良かったようです。

私の知っている限りでエレクトーンの経験者がしている職業は教会のパイプオルガンを弾いている人が居ます。
結婚式とかにひいているようです。
結婚式のキーボード奏者も居ます。
ただ余り需要は多くなさそうですね。
楽器店のインストラクターをしている人も居ます。
ただ現場を離れていると最新の機種についていくのが大変でしょうね。

今音楽教室は地域にも寄りますが、たくさん有ります。
教室をと思っておられるなら、ピアノをがんばってみる事をお勧めいたします。

ピアノの経験がわからないですが、ピアニストになるわけにはいかないでしょうが、楽譜は読めるわけだし、頑張ってみてください。
音楽を教えると言う経験は必ず生かせます。
私はエレクトーンにもかかわった事を今のレッスンに役立てています。
また発表会などでは、エレクトーンも取り入れて他のピアノ教室とは一味違った舞台も演出できます。
先生がエレクトーンを弾いて、生徒さんがピアノで、アンサンブルとか・・・

最後に一言、子供の数が減少していますので、音楽教室経営は楽とは申し上げられません。
ただ、教えるのが好き、弾けるようになっていく姿を見るのが喜びだという、これが私が今も続けている理由です。