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日本語を勉強している人です。これは自分で書いたものです。必ず文法としての間違いがあると思います。日本人の方に訂正していただければ助かります。
大学で日本語を勉強しているとき、いくつかの川端康成の作品を読んだことがあります。読んでいるうちにだんだん川端作品の風格と含蓄の表現方法に対して深く興味を持ってきました。特に「山の音」 という作品です。複雑な人物の心理活動の描写及び生々しい会話表現方法は深い印象を与えてくれました。だからこの作品を私の卒業論文のテーマとして述べてようと思います。
 本稿では信吾の思考領域を中心として、芸術性と社会性の二つの方面から論述します。信吾の山の音への恐れ、一家としての怯え、夢と幻想、保子の姉への憧れから菊子までの恋、これらの四つ方面から信吾の複雑な心理活動を分析します。又修一の浮気などに起因する房子の不幸な婚姻生活の描写を通じ、敗戦後の家庭生活の苦しさと人間関係と思想意識の変化を反映しました。
 又、「山の音」に出てくる能面などの小道具を通じて、日本伝統的な情緒を反映し、川端創作の芸術性を現れました。
 とにかく、「山の音」は川端康成の生涯の創作の中でも芸術性が高く、社会性を持つ通俗的な作品だとおもいます。「 山の音」の分析を通じて日本人は戦争による損害と暗い影、戦後の思想観念の変化を知ることができます。だから、本稿を書きたいと思います。

A 回答 (2件)

こんにちは。


随分難しい日本語を操れる方ですね。外国語をこのように自在に操れる事に敬意を表したいと思います。

1)レポートですからちょっと堅めの文章で統一する事を心がける
2)かなり高度な日本語ですからお答えもそれなりのレベルにします
3)とはいえ、私は日本語の専門教育を受けた訳ではなくて、平均的な日本人ですからそれなりの低いレベルです、悪しからず。多分もっと良い表現がいくらでもあると思います。
4)川端作品は知りません。ですから文章の内容には言及しません。
5)「→」は訂正文、「←」は訂正の理由説明がそこから始まる事を表しています

という前提でご質問にお答えします。

1)いくつかの川端康成の作品を→いくつか川端康成の←「の」が重なっている。出来るだけ同じ言葉が重複しないように気をつけること
2)川端作品の風格と含蓄の表現方法に対して→川端作品が持つ含蓄のある文章とその風格に対して←「含蓄の表現方法」という言葉遣いに違和感を持ちます。そして含蓄と風格の両方を使うなら、ここでは風格を後に持ってきた方が落ち着きが良いと思います。
3)深く興味をもってきました→深く心を動かされるようになりました。←「深く」と言う深い意味を持つ言葉は「興味を持つ」というどちらかと言うと軽い言葉に似つかわしくありません。
4)複雑な人物の心理活動の描写→登場人物の心理描写←ここであなたの言いたい「複雑な」は「心理活動」を修飾してると思いますから順序が違います。その上で「心理描写」の一言で十分言いたい事を表していると思います。
5)私の卒業論文の→「私の」を削除する←当然の言葉だからです。むしろない方がすっきりします。それに「の」が重ならないで済みます。文章をブラッシュアップするとは短絡的に言えば同じ情報を「短く表現する」と言えるのではないでしょうか。
5)生々しい会話→生きいきとした会話←同じような言葉ですが意味合いが異なります。
6)深い印象を→強い印象を←「深い」は上で既に使っています。
7)テーマとして述べようと思います→テーマとして取り上げようと思います←「テーマ」の後に続く言葉としては「取り上げる」が適当です。
8)菊子までの恋→?←内容を知らないので意味が良く解りません。多分菊子への恋心まで、或いは菊子との恋まで、と言う程の意味でしょうか。
9)これらの四つ方面→これら四つの方面←何故「の」の位置が違うのかの説明は困難です。こちらの方が納まりが良いから、としか言いようがありません。
10)房子の不幸な婚姻生活の描写→房子の不幸な婚姻生活を描写することで←この訂正が小説の内容と合致するかどうかは知りません。「の」が重複することを避けるのが目的です。
11)敗戦後の家庭生活の苦しさと人間関係と思想意識の変化を反映しました→あなたが言いたいのは「苦しさ」「人間関係」「変化」の三つが同等のウェイトを持つという事なのでしょうか。それならば「人間関係」についてのちょっとした説明がここで欲しい所です。ここでは貴方が考えている事が伝わって来ません。
12)変化を反映しました→「反映した」の主語は誰でしょうか。文章の流れからは論文を書くあなたが主語になるはずですが、文意からすると川端康成のような気もします。
12)又、「山の音」に出てくる→「又」が重なっています。「このほか」「更に」など貴方の言いたい事に沿う別の言葉を選んでください。
13)日本伝統的な情緒を反映し→日本伝統的な情緒を醸し出し←情緒という言葉に似つかわしいのは「かもしだす」という言葉です。
14)川端創作の芸術性を現れました。→ここを貴方の言いたい事に沿って訂正する事は私に出来ません。しかし日本語の用語法からこの部分は外れています。
あえて訂正を試みるなら「川端作品の芸術性が伝わって来ます」ですが、その前の文章との整合性は(?)です。
15)とにかく、「山の音」は→とにかくをオミット←「とにかく」とは「過程を省略して結論を急ぐ」と言う響きがあります。このような論文で「とにかく」を使うのは感心しません。ここではそれをオミットするだけで十分です。
16)川端康成の生涯の創作の中でも→川端全作品の中でも←「の」の重複を避ける
17)芸術性が高く、社会性を持つ通俗的な作品→芸術性が高く、しかも社会性を持つ通俗的な作品←芸術性と通俗は相反する言葉です。もし通俗的という言葉をここでどうしても使いたいのなら「しかも」「それにも拘わらず」「同時に」などという言葉を挟んだほうが読者は貴方の主張を誤りなく感じられます。

最後に貴方の頭書きにコメントします。
日本語を勉強している人です。→自分を指すのに「人」を使うのは最近の「はやり言葉」です。それが正しいかどうかを別にしてくだけた会話で使うのではなかったら「者」という言葉を選んだほうがここにふさわしいと思います。
必ず→「多分」「きっと」などの言葉をお使い下さい。「必ず」は「100%間違いなく」という意味ですが貴方の文章が間違っているかどうかは今の場合未確定です。
あなたは謙譲の意味で使われたと思うのでお気持ちは解るのですが、ちょっと違和感があります。

以上長々と書きました。でも、最初に申したようにとても高いレベルの日本語を使っておられます。平均的日本人よりも高いかもしれません。どうぞ今後も頑張って下さい。そして日本的なものの考え方、日本的情緒などをより深く理解して頂ければ私も嬉しいです。
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質問者様の意図に沿って、文章の校正だけ行わせていただきます。



段落の頭に文字明け(インデント)を設定されている段落と設定されていない段落があって、読みにくくなっています。どちらかに統一すべきでしょう。また、設定しない方法ですと段落の区切りがわからなくなりますので、行間を空けるなどして段落の区切りをわかりやすくしましょう。

三段落目、「思考領域」という言葉が意図不明です。「領域」というのは「エリア」ですから、「領域の中心」という使い方はしますが「領域を中心として」という使い方はしません。
同じく「二つの方面」「これらの四つ方面」もおかしい使い方です。「方面」というのは「地理上のエリア」を指しますので、「方向」や「視点」などの言葉のほうがより意図に沿った言葉となります。
「反映しました」というとき「変化を反映」させたかどうかは原文の話になりますので、あなたが「反映」を行ったかのようなこの使い方は誤っています。

第4段落については「主語が抜けている」ため、意味が全く理解できません。読解不能です。

第5段落。「通俗的な」という形容動詞は「芸術性が高い」という言葉と「正反対」の意味を持ちます。こういう言葉を対義語といいます。結論がこれでは「山の音」が芸術性の高い作品なのか、通俗的な作品なのか理解できません。
第2文。「日本人は」とありますが、これでは日本人以外の人間が分析しても、意味をなさないことになってしまいます。「日本人の」とすべき。第3文は不要。蛇足です。
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