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陸軍のことを描いた本には、よくビンタが行われていたという記述がありますよね。外地では、軍人にビンタされたことが、現地人にとって最高に屈辱と感じたといい、悪評を残しています。また、少将でさえ中将にビンタされたなんて話まであり驚きです。
ところで海軍の話には、あまりビンタが出てこない気がします。海軍にはビンタの習慣はなかったのでしょうか?だとしたら、海軍は陸軍より上品な集団だったと言えるのでしょうか。

A 回答 (4件)

海軍でもビンタはありました。


しかし、ビンタよりもバッターと呼ばれる樫の棒で尻をたたくというのが一般的な制裁でした。
ただ、そうやって尻を叩かれるのは階級の低い兵隊で下士官クラスになるとバッターで尻をたたかれることはまずありません。
そのため軍港などの銭湯で若い兵隊の尻が青あざになっているということはよく見られたそうです。
ビンタは私的制裁ということで原則的には陸軍でも禁止されており、もしそれが原因で事件が起きたりすると殴ったものは責任を問われましたが、そうでなければ見てみぬふりだったようです。
ただ、海軍では士官が士官のビンタをとるということはまずなかったようです。若手の士官が下士官や兵のビンタをとることは時にはあったようですが、海軍士官はあまりビンタをとることはなかったようです。
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この回答へのお礼

スポーツマンシップ?ではありませんが、そのバッターでけじめはつけても、野蛮な私的制裁は両軍とも原則禁止だったのですね。
「ビンタをとる」という表現は、私には耳慣れない表現ですが、最近読んだ本で、徴兵で陸軍に行った人の話のなかで知りました。
ということは、海軍はどちらかというとスマートだったようですね。
たいへん参考になりました。

お礼日時:2005/10/04 21:59

 軍隊の目的を勘違いしている人もいますが、別に軍隊に限らず上意下達の組織であれば殴ることは普通にあります。

現代のように殴ることが異様に問題視される社会の方がケースからすると例外であることをまず踏まえましょう。

 もっとも、生死のかかった組織であるぶん、軍隊はストレスが高いので、その発散が露骨になるという要素はあります。

 なお、海軍陸軍の比較ではありませんが、旧日本軍は当時の世界の軍隊に比べて、極めて上品な軍隊でした。
 遅れて先進国となった日本は、国際社会から認められるために国際法を良く守ることを国家アイデンティティの一部としていました。その結果、放火略奪強姦虐殺なんでもありが伝統のヨーロッパやシナ、アメリカやソ連の軍隊の無法なこと非道なことに比べて、はるかに規律正しく、軍規もしっかり守られていました。
 むろん、個々の兵士による犯罪としての非道行為がゼロとは言いませんが、軍という組織として非道行為をしたケースは、ほぼゼロです。
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この回答へのお礼

昭和天皇は国際法には非常に明るく、日韓併合は国際法に則ったものであるが、満州での軍部の違法行為については厳しく非難なさったそうですね。あってはならないことだと思います。

お礼日時:2005/10/04 21:46

極悪非道のヒトラーさえ自国民を爆弾兵器扱いしませんでした。

最初におこなったのが海軍です。たいへんおそまつな組織だとおもいます。あとから行くからなといったひとたちは残り、だれも責任をとらなかったのですから。

軍隊には上品下品はありません。最終目的は人殺しです。
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この回答へのお礼

そういう話はよく聞きます。
戦争なんか二度としてはいけませんよね。

お礼日時:2005/10/04 21:04

「根性注入棒」とかいう野球のバットみたいな物で尻を殴るってのがあったと聞いたことがあります。

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この回答へのお礼

やはり体罰はあったのですね。
野球部の“けつバット”はそこから来たのかもしれませんね。
参考になりました。

お礼日時:2005/10/04 20:54

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