イオン交換樹脂について

陽イオン交換樹脂の再生をするために、ガラス管でカラムを作成し、陽イオン樹脂を精製水に懸濁して充填し、精製水、１モル/L水酸化ナトリウム、精製水、１モル/L塩酸の順にそれぞれ20ｍＬを流し、最後に精製水で十分に洗浄して再生しました。
ここで、質問なんですがどうして精製水で洗浄する必要があるのでしょうか？最後に十分洗浄して・・・とありますが、20ｍＬ以上する必要があるので十分とかいているのだと思うのですが、なぜ十分洗浄する必要があるのですか？教えてください。

No.1 回答者： w-palace 回答日時： 2005/10/10 15:13

洗浄しなければ、樹脂の隙間などに塩酸が残ります。

塩酸が残った状態では、樹脂が本来の機能を果たさなくなる可能性があります。

例えば樹脂に固定された酸性基が反応すべきところで、残存した塩酸が反応してしまえば、イオン交換が行えないことになります。

したがって、塩酸の残存をできるだけ避けるために、十分な洗浄を行うべきでしょう。

この回答へのお礼

ありがとうございました☆

お礼日時：2005/11/11 00:25