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ある企業の株価が例えば、100円を切った場合、
企業の資金繰りにどんな影響がでますか?

勘違いかもしれませんが、すでに発行済みの株式は
市場に出回り、資金調達はできているので、株価が
下がっても、その時点では影響はないと思っています。

しかし、市場の評価が厳しい為、今後の増資による
資金調達や借り入れをおこなう場合は、より厳しい
と考えればいいでしょうか?

素人なので、丁寧に教えて頂ければ幸いです。

A 回答 (1件)

銀行などは金利に差をつけてくる可能性もありますが、その他周りからの信用などの要因を除くと、ご質問の通り資金繰りに影響はほとんどないでしょう。


あくまでも株価が高いと株式交換でM&Aしやすかったり、株高に乗じて増資などを行えば、より多くの資金を集められる有利さはあると思います。

反対に株価に関係ない資金調達方法もあります。いわゆるライブドアで有名になったMSCB(社債の一種です)という資金調達方法です。これは引き受け手にとっても株価が下落しても儲かる仕組みなので、極端な話、企業が株価や既存株主(株主は株高を当然望む)を無視して調達する事も可能です。(引き受け手がいる場合に限りますが、一般の増資などよりも遥かに引き受け手にリスクが少ないので余程の企業で無い限り平気です)

資金調達とは関係ありませんが、あまりにも株価が下落して取引所の上場維持基準の時価総額(株価×発行済み株式数)を下回ると猶予期間で基準の時価総額を回復しないと上場廃止になる可能性もあります。その場合は企業によっては資金調達に致命的な打撃を受ける場合もあります。

極端な話、無借金で資金が潤沢にある企業などは他からの買収リスクの方が高いので自ら上場廃止にしてしまうケースも出てきています。(ワールドなど)
参考まで。
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