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お世話になります。
「地理」カテと迷ったのですが、こちらに質問を出します。

仕事で地名表記を調べていたところ、「やりみず」という読み方の地名に「遺水」(「遺」は「遺跡」の「遺」)という漢字が当てられていました。

「水を遣(や)る」のだから「遣」(「遣」は「遣唐使」の「遣」)の誤記だろうと思っていましたら、ネットだけでなく、住宅地図なども調べた結果、どうやら「遺水」で正しいようなのです。

これは誤記がいつの間にか正しい表記になってしまったのでしょうか?
それとも「遺水」で「やりみず」という読み方が、元からあるのでしょうか?

A 回答 (2件)

やはり誤字が定着したのかな、と思いますが、「遺」と「水」の組み合わせに、「死に水を取る」という言葉も思い出しました。



もしかしたら、そこには伝承中の人物が亡くなった土地という話か何かがあって、それによって「冥土におくるときにやる水」の意味を込めて、故意に「遺」の字を当てたのかな・・・と。

この回答への補足

先ほど町役場に直接問い合わせてみましたら、「派遣の“遣”が正しい」という回答でした。
地元密着のメディアが“遺”を使っていたので、「これは面白いことになるぞ」と思ったのですが…
何かロマンのない結末ですいませんです。

補足日時:2005/10/14 09:48
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
なるほど、そのような解釈もできますねえ。

ちなみにこの地名、web上の地図検索など、「全国での汎用性が高いもの」には「遣」の字が、地元の役場や文化財紹介のホームページ、そして住宅地図など「地元への密着度が高いもの」には「遺」の字が使われていました。

お礼日時:2005/10/14 09:34

 申し訳ありません、 回答にならないのを承知で書き込みさせてください。



 面白い質問だなぁと思って調べてみました。
 私の住んでいる八王子市に鑓水(やりみず)という地名があります。「絹の道」に当たるらしく由緒のある(?)地名です。
 http://www.nises.affrc.go.jp/pub/silkwave/silkmu …
 ここに、「鑓水という地名は、崖などに節を抜いた竹を突き刺し、浸み出てくる水を利用するところからきているそうです」とあります。
 そこで「鑓」という字を調べると、国字であって、槍(やり)のことなのですね。上記の「節を抜いた竹」が「槍」に見えるからでしょうか。

 話がそれたので本題に戻ります。地名、人名などは元来「言ったもん(者)勝ち」みたいなとこありますよね。そのとき命名した人の気分で・・・・みたいな。たとえば山崎の「さき」の山が横に付くとか上に乗っかるとか、小鳥遊で「たかなし(鷹無し)」と読むとか・・・・。
 お尋ねの「遺水」について「やりみず」という読み方は調べた限りどこにも見当たりませんね。「遺」も「やる」とかの読みはどこにもありませんでした。
 ただ、「遺」という漢字の意味のなかに、「おくる。やる。物品を贈る」との意味もあるようです。(遺る・おくる・・・・という読みはあるみたいですが、遺る・やる・・・という読みは見当たりませんが)
 この意味の中の「やる」(おまえにこれやるよ・・・といった時の「やる」ですかね)を読みに反映させたのではないでしょうか?

 とにかく地名とか人名は、その由来を調べれば調べるほど興味が湧いてきますよね。
 なんで「やりみず」を【遺水】としたのか是非知ってみたいです。どこにその地名があるのか良かったら教えてください。
 ますます回答とは程遠くなりました。申し訳ありません。

参考URL:http://www.nises.affrc.go.jp/pub/silkwave/silkmu …

この回答への補足

先ほど町役場に直接問い合わせてみましたら、「派遣の“遣”が正しい」という回答でした。
地元密着のメディアが“遺”を使っていたので、「これは面白いことになるぞ」と思ったのですが…
何かロマンのない結末ですいませんです。

補足日時:2005/10/14 09:48
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
親戚が八王子に住んでいるので、八王子の「鑓水」は知っていました。
今回、私が調べた場所は、愛知県南部の幸田町というところの小字名です。
町の指定文化財がある古いお寺があるような所ですので、何か謂われがあるかもしれませんね。

お礼日時:2005/10/14 09:30

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