プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

テープドライブのヘッドクリーナーやCDのレンズクリーナーとしては、イソプロピルアルコールの使用しか認めていない製品がある一方、エタノール(無水)でも可としている製品もあるようです。どのように使い分けるべきなのでしょうか?また、同じ脱脂をするならばアセトンやMEKではいけないのでしょうか?これらよく使用される有機溶剤の使用目的の違いや、使ってはいけない場合などについての情報をお持ちでしたら、教えていただけますでしょうか。

A 回答 (2件)

speaklow さん、今晩は。



市販のエタノールは、消毒用など、様々な種類があり(もちろん商品として混同しやすいという意味で厳密にエタノールという化学種に種類がある訳ではない)、レンズクリーナに適さない含水のものを注意書きだけで排除できないからではないでしょうか。
工業的に脱脂するなら、より効果が高いアセトンやメチルエチルケトンを使用する場面もありましょうが、一般に入手しやすいとはいえません。また毒性もアルコール類より強いので、取り扱いに注意が必要と思います。さらに樹脂への影響を考えると使い難いです。一般に化学種の取り扱い注意事項はMSDSに載って居ますので一読されては(検索可能)。
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この回答へのお礼

MSDSというヒント、ありがとうございます。
取扱いにおける安全については大変参考になります。

「無水」以外を排除するためという推測については、
ありえるかもとは思いますが、
断定できる情報をお持ちの方はいらしゃいませんでしょうか?

お礼日時:2005/11/04 00:10

エタノールは酒税がかかって高いからではないでしょうか?また、変性アルコールではよくメタノールが混ざっていますが、有害性が強いためかイソプロピルアルコールを混ぜたものもあるようですが…



イソプロピルアルコールとエタノールは値段の違いだけではないでしょうか?

アセトンは強すぎて溶けてしまうプラスチックもあると思います。
例えばポリスチレンの場合には
エタノールでは溶けない。
アセトンでは結合が少し溶けてどろどろになるが、完全には溶けない。
酢酸エチルでは完全に溶解してしまう。

CDのレンズはアクリルかもしれません。アクリルはアセトンで溶けてしまったと思います。

MEKもアセトンと似ているのでは?

詳しくは知りませんので鵜呑みにせず参考までに。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
アクリスレンズにエタノールを使用すると微小なクラックを生じて使用不能になる、
という記述もみつけました。
http://www.zob.ne.jp/~kanai/note/mos331.html

但し、テープレコーダのヘッドは金属ですし、
値段が理由で使用を認めないというのは???
何か害があるのかもしれません。

お礼日時:2005/11/03 23:08

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