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望月(満月)の望はなぜ「もち」と呼ばれるのですか?

A 回答 (3件)

  旧暦(太陰暦-正確に言えば太陰太陽暦)は中国から渡来したと考えられ、「朔」(さく=月が全く、あるいはほとんど見えない状態)と「望」(ぼう=満月)を基準にして月を数えます。

この「朔」と「望」に充てた日本語が「ついたち」と「もち」です。
  ところで、なぜ「もち」なのかよく分からないのですが、大野晋氏は「みち=満」の母音交替形だと説明されています。「母音交替」というのが、またよく分からないのですが、同じ「マ行」だから変化しやすいということでしょう。酒屋(さけや)が酒屋(さかや)になったように。
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この回答へのお礼

満月=みちづき・・ミチヅキ・・・モチヅキ・・・・もちづき=望月ですか!なるほど!
ありがとうございます。
(自分では「餅のように丸いから?」と思っていました^^;)

お礼日時:2005/10/22 17:19

もともと「望」は、「目」と「背伸びした人」ということから遠くを「のぞむ」という成り立ちです。

その意味を借りて「満月」の意味を表していました。さらにその後、「亡」の部分が「臣」という「バウ(漢語での発音)」となり、臣が今の「亡」になったという経緯があります。
「満月」の意味は残っており、陰暦十五夜の月や満月を「望月」と書きます。この漢語読みは「ぼうげつ」ですが、日本での呼び名「もちづき」に当てたもので、恐らく、そのことから「もち」という読みを当てたと思われます。
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この回答へのお礼

満月を表す《望》が、意味の「もち」と読みの「バウ」から【望月・もちづき】になったんですか。 漢字は奥深いです!
ありがとうございました。

お礼日時:2005/10/22 16:50

何故「望」の字であるのかは解りませんが、まるい物を「もち」と呼び「望」の字を宛てるのは古来からの習慣です(「みち」の変化だとも言われますが確認できません)。


(例)
望(もち)    陰暦の月の15日
望日(もちい)  正月15日
望粥(もちがゆ) 正月15日の粥、餅粥とも
望降つ(もちくたつ) 望(十五夜)が更ける
望潮(もちしお) 陰暦15日の潮
以下、望月、望年(もちどし)、望の月などなど。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
「望」のつく字がこんなにあるとは知りませんでした。

お礼日時:2005/10/21 18:46

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