プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

現在、薬学部に在籍している3年生です。
つい最近、4年時に所属する研究室決めがあったのですが、いろいろな事情により、私が希望していた天然物化学の研究室に入れない可能性が高まりました。
しかし、将来は外部の大学院で天然物化学の研究をしたいと思っています。

そこで質問なのですが、

1、将来、天然物化学を研究するうえで身につけておいた方がよい知識・技能とはどのようなものなのでしょうか?

2、天然物から未知の新規物質を単離し構造解析、構造決定をするためには機器分析が必要になると思うのですが、具体的にどのような機器が多く用いられているのでしょうか?

3、2に関して予想ではNMRを使うことが多いと思うのですが、私はNMRの解析が得意な方ではありません。
どのように勉強すれば得意にすることができるでしょうか?

長々とすみませんが、本当に困っているので皆様よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

私は農学出身ですが


研究室の中には天然物化学をやっているところもありました。
やっていることは有機化学そのものでしたね。
天然物を分析するにもいろいろ修飾基を付けたりするので合成の知識は必須と思います。
ですので有機合成をやっているところにいけば将来の天然物化学の研究にも役立つと思います。
分析にはNMRやGC-MSなどを使っていたようです。
NMRは学生実験でしかやったことはありませんが
半分はパズルのような感じでした。
ただいろいろな機器の分析結果を加味して絞っていくわけですから
NMRだけでなくトータルの実験能力を高めるしかないのではないでしょうか。
あと根気よくやる。

研究室ですが仮に志望とは違うところに入ったとしても
あとで役立つことは沢山あります。
同じことばかりしていると知識が狭まる面もありますから。
とは言っても無関係ではあとで困りますがある程度関連していればいいのではないでしょうか。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

やはり有機化学・有機合成の知識が重要になってくるのですね。

>分析にはNMRやGC-MSなどを使っていたようです。

なるほど、GC-MSですか・・
ガスクロとマスが一緒になったやつですね。
参考になります。

>研究室ですが仮に志望とは違うところに入ったとしてもあとで役立つことは沢山あります。

そうですね!それをきいて少し安心しました。
志望のところに入れなかったとしても、関連するところに入って頑張ろうと思います。

お礼日時:2005/10/26 03:05

薬学ではないのですが、私は応用化学系の大学院へ行っている者です。


大学院の講義で、まさに”天然物化学”という講義を受けた(今年の前期に)のですが、その講義の担当の先生が、外部の大学の薬学部から来てくれている教授の先生だったのです。
それで、その先生の研究の話しをいろいろ聞いたりしてたら、所属は薬学部で、いろいろ天然物の全合成だとか、そういう系のこと研究しているみたいなのですが、専門は有機化学とか純粋な化学系のほうだそうですよ。
だから私の大学の化学科の講義も担当できるんだぁ!なんて勝手に私は納得した感じだったのですが(^_^;)

その先生も言っていたし、私もそうだなぁって思ったのは、有機化学とか反応とか、そっち系が強いと、天然物やっていても強力な武器になるようですよ。具体的にどういう勉強をしたら良いかは分野が違うので、私もどういうふうにしたら良いかはわからくて、お答えできなくて申し訳ないのですが、こんなエピソードでも役に立てればと思い、書き込んでみました。
勉強頑張ってください。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

なるほど・・天然物化学には有機化学が大きく関わってくるわけですね。
有機化学を武器にできるように頑張って勉強してみます!

お礼日時:2005/10/26 02:51

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!