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私が今読んでいる作物の生産についての本の中に、それぞれの年の作物の平均の生産量がのっていました。
そこでは、「トウモロコシ 1739g乾燥重/m2」のように表記されていました。その表記の下にLSD163という記号がついていたのですが、それはどのような意味なのでしょうか?
LSDに最小有意差p<0.05という注があったのですが、それは5%以下の確率で163g乾燥重/m2のばらつきがあるという意味なのでしょうか?回答お願いします。

A 回答 (1件)

 LSDはleast significant differenceの略で、最小有意差です。

標準偏差はstandard deviationなので、LSDのSDは標準偏差を意味しないと思います。
http://www.qmss.jp/qmss/glossary/stat-glossary-e …
 「LSD法」で調べてみてください。

 最小有意差という言葉は多重検定のLSD法で使われます。年の生産量の平均の差のうち、二つを比較するといった内容はありませんでしたか?
 たとえばいくつもの値を比較して、有意な差が検出されたとします。しかし、「どれとどの間に差が出たのか?」ということはわかりませんので、多重検定でそれをつきとめます。
 有意水準0.05というのは、これはこの検定における信頼性です。95%の確率でその結果は信頼できますよ、ぐらいの意味です。
 LSDが163ということは、比較するデータで差がこれ以上あればその差は有意なもの、それ以下であれば、この検定においては有意な差が認められなかったということを意味します。
 つまり、他の値と比較して、その差が163より大きければその差は有意なものである、小さければ単なる誤差であるということです。
 たとえば1739g/m2の前年度の平均が1912g/m2であったとします。
|1912-1739|=|173|>163
であるので、この差は有意水準5%で有意なものである、ということになります。

 作物の場合、生産量は耕作方法や天候に左右されると考えられます。その差が、なんらかの条件の時に有意なものであるかどうかという検定のように思われます。
 あやふやな回答で申し訳ありません。
 詳しい人が回答してくださるといいですね(;^_^A。
 
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この回答へのお礼

丁寧な回答ありがとうございましたm(..)m。どうやら、いくつかの場所での生産量をあらわしていたもので、それぞれの生産量には有意な差が無いことがわかっているので、省略して平均値だけをだしていたようです。LSD法についてもなんとなく考え方がわかってきたので、もう少し本などで調べてみたいと思います。

お礼日時:2005/11/01 15:07

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