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440Vにて電源供給される分電盤に440/210V及び440/105Vの単相変圧器を設置し二次側負荷に配線する計画ですが漏電遮断器で保護する為に二次側の一線を接地します。一般的には混触防止板と同様にB種接地を施すべきなのですが共用接地方式(メッシュアース)の為、分電盤用の接地線は1系統しかありません。金属製外箱の接地端子と一緒に接続することに抵抗を感じるのですが電気的に問題無いでしょうか?
どなたか、ご教示をお願い致します。
尚、接地抵抗値は0.02Ω程度と低く接地線サイズもB,C種のどちらに対しても問題ありません。
どうぞよろしくお願い致します。

A 回答 (3件)

電気設備工事の現場代理人をしております。


 B種接地の定義は高圧/低圧の混触する恐れのある変圧器の話であり、「440Vにて電源供給される・・・」から、低圧/低圧の変圧器のため、B種とは呼ばないと思います。単なる、低圧の中性点接地です。
 地絡検出のためには、コンデンサ接地若しくは、高抵抗接地があります。ただし、構造体接地の場合には、地絡時に中性線の電位は、電源電圧並みに上昇します。
 構造体接地に対し、中性点直接接地を施す場合、地絡事故時に短絡に近い電流が流れますので、接地線および機器内での地絡時に大電流が流れ機器を損傷する場合があります。当該変圧器2次側の短絡電流確認をして下さい。  私も照明器具の反射板にVVFの活線が接触し反射板が溶断し穴が開いたことがあります。
 しかし、直接接地のメリットは地絡時に短絡電流に近い電流が流れるため、MCBが動作し、事故点を切離すことにあります。
 なお、ヨーロッパの機器の中には機器側で、中性線が外箱のケースアースに接続されているものがあります。

  いずれを選択するかは、負荷によって決まると思いますので御検討下さい。
乱文ですが、参考にしていただければ幸いです。
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B種接地とC種接地を共用することは問題ありません。

A種、B種、C種、D種接地を共用しても問題ないです。一番接地抵抗の少ないA種接地を準用しなくてはいけないので、D種接地と言えども10オーム以下でなくてはいけません。
ただし、B種接地は変圧器の保護のために取り付けます。変圧器がもし何らかの異常があった場合は、C種接地をとっている機器にも影響が出る恐れがあります。このことを踏まえて使用する分にはかまわないと思います。
変圧器が異常になることはめったにないんですけどね。
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 電技解釈(電気設備の技術規準の解釈について)の第28条第2項には、


低圧/低圧の二次側電路の接地を認めています。

 この電技解釈第28条は、「(電路の)中性点接地」に関する記述であって、
正確に解釈すると「B種接地」について述べてはいません(準じて施工する)、
(高圧/低圧 の二次側の電路接地ではない)。

 私が過去にに接地について調査した結果では、質問者さんへの回答としては

1)「高圧受電設備規程の 160-6に 共用・連接接地 の第2項の(2)項に準じてすると判断できます。
 (低圧のC・DとB種の共用はできる)

2)「電技解釈第28条は、B種ではなく中性点接地のことに言及している」ので、B種の制約を受けない。

以上の事より、共用接地は可能でしょう。

なお、JISでは「共用接地(系統接地:電路接地と同意語と保護接地(電技のA,C,Dに相当))で記載されています」

 
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