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薬用石けんを調べていたら、陽イオン界面活性剤に行き当たり、
「細菌の表面に吸着して細菌内に侵入し、蛋白変性をおこして菌を溶かす」
とあったのですが、人の体も蛋白質なのに、薬用石けんを使っても
なぜ影響がないのかと疑問に思い、質問しました。
詳しい方からすれば簡単な質問なのかもしれませんが、
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

陽イオン界面活性剤はマイナスイオンに帯電している事の多い細菌の表面に集合吸着し細菌内部に浸透、細菌細胞を変質させる作用があり、これが殺菌作用になるのです。



しかし薬用石鹸は主体は陰イオン界面活性剤である石鹸に殺菌性のある薬剤を添加したもので陽イオン界面活性剤は使用されていません。
これは陰イオン界面活性剤と陽イオン界面活性剤を混合すると相互が結合し無効化する為で普通このような使い方はしないのです。

従って薬用石鹸では陽イオン界面活性剤の示すような効果はなく、含有されている殺菌剤による消毒作用と洗浄による細菌の洗い流し作用による効果に期待するものです。

陽イオン界面活性剤には皮膚に吸着する性質がありますから水洗しても皮膚上に残り長く殺菌作用が期待できます。
しかしこれがいやなら石鹸などの陰イオン界面活性剤で洗えば除去できます。

いずれにしても使用後は注意書に従いよく洗浄することです。
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人間のような多細胞生物の場合、細胞(又は組織・器官)毎に役割が分担されていて、皮膚細胞などは言ってみれば「使い捨て」です。


一方、細菌の場合は単細胞のため、その細胞に異常が生じればそれが致命傷になります。
(アルコール殺菌などの場合も同様です)

また、人間が石鹸などを使う場合、使用後はたいていすぐに水で洗い流すことも、実害が出ない要因になるでしょう。
(つけっぱなしにしておくと、皮膚の細胞が使い捨てとはいえ、当然害は出ます:注意書にも、「水でよく洗って」と書かれていると思います)
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ずっと使っていれば、肌が荒れたりすると思います。

また、多量に飲んだとすれば、間違いなく影響が現れるでしょう。

人間の表皮の一番外側の細胞はほとんどが死んだものです。また、その下には何層もの生きた細胞がありますから、少しぐらい死んだところで、すぐにどうということはないのでしょう。
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