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ボクシングやレスリングは
スポーツとして普及したのに、
何故パンクラチオンは消えたのでしょうか?

今、総合格闘技として再び蘇りましたが、
これから一つの格闘技として認められると思いますか?
それともまた消えてしまうと思いますか?

A 回答 (4件)

これは、個人の意見として、個人の解釈として踏まえた上でご覧になってください。


当時の情勢とかはよく解っていませんし、何故、消えたかに関しては、当面は、
解りませんが・・・。
ただ、技自体が、プロレスとかに受け継がれているのは事実ですし、
スポーツに適して行ったルールが確立していくか・・・でまた局面が変わるかもしれませんが、
ともかく、そのスタイルを確立した上で引き継いで行く人がいれば、有名になれずとも、
消える事は無いかと思いますよ。
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まず、古代ローマでのパンクラチオンはスポーツというよりも見世物として発展したのではないでしょうか。


それも、ローマ特有の。
ですから、ローマ帝国の滅亡と共に廃れていってしまったのでしょう。
かなりノールールに近かった初期UFCですら当然のように禁止されていた、目付きや噛み付きすら、パンクラチオンは認められていたらしいですから、そのあまりの野蛮性に廃れていくのは当然と言えるでしょう。
まあ、剣闘士の試合すらが認められていた当時、目付きや噛み付きを反則とするのは馬鹿馬鹿しかったのかも知れませんが。

ちなみに、ご存知でしょうけれど、現在の総合格闘技は日本人の柔道家、前田光世が世界中を旅しながら武者修行をしていた時に、ブラジルに渡り土地の名士であったエリオ・グレイシーの父に求められ、その技術を伝えたところから始まっています。
古代ローマのパンクラチオンとは、厳密には違う物なのですよ。

現在の総合格闘技、MMAはすでに新しいスポーツとしてルールもかなり統一されてきました。
今の格闘技ブームはいずれ必ず終焉を迎えるとは思いますが、それでもその種は蒔かれ、根はしっかりと世界中に張り巡らされました。
もう、消え去る事は無いでしょう。

それに、MMAには修斗があります。
修斗は世界中にネットワークを張り巡らし、ランキングを定め、アマチュアからプロへの道筋もしっかりと形作っています。
規模は変わって行くかも知れませんし、ある程度の浮き沈みもあるでしょうが、MMAと言うスポーツは、今後決して消える事は無いでしょう。

ちなみに、パンクラチオンという名前のスポーツは、つい最近、MMAとは別の物として復活しようとしています。
レスリングがフリー、グレコに次ぐ第三の競技として、関節技を認めたパンクラチオンルールを創設し、五輪の種目にしようとしています。
この種目も、これからが楽しみです。
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パンクラスではなくパンクラチオンでいいんですよね?



パンクラチオンについて回答させて頂きます。

”何でもあり=総合格闘技”という表現をされている為、パンクラチオンに近いという扱い(見方)をされているようですが、パンクラチオンと総合格闘技とは”似て非なるもの”です。

パンクラチオンとは古代ローマで行われていた”殺し合い”のことで、パンクラチオン自体、打・極・投はあっても(現在では反則とされる)目潰し・金的攻撃・噛みつきが主流であったそうです。
とても格闘技と呼べるものでない凄惨な殺し合いですから、スポーツに迎合することはなく、軍隊の戦闘術(殺人術)へ進化し、流れが受け継がれています。

格闘技の世界では立ち技最強・寝技最強など様々なジャンルで最強とされる者が乱立し、団体の壁や互いの面子などで相まみえることはありませんでした。

”本当は誰が最強なのか”は全格闘技ファンの永遠のテーマとして渇望されていました。

そのファンの”欲求”にマッチしてブレイクしたのがバーリ・トゥードでありグレイシー柔術でした。

現在は日本人向けにアレンジされたルールや完全決着というすっきりさとマスコミの後押しなどで完全に認知され、それをベースにした”商売”も成り立つようになりました。

TVをはじめ漫画や雑誌やゲームでも”一つの格闘技”としての市民権も得たように思えますし、しばらくはブームも続くでしょう。
ですがどんなブームでも「山あり谷あり」はあります。
また、総合格闘技を習う若者が増え、その力を犯罪に向ける者が増えるようになれば何らかの規制がかかるやも知れません。
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当時のパンクラチオンのレベルが低く、競技として評価されなかったからです。


中途半端なレスリングと中途半端なボクシングを組み合わせた中途半端な競技であると、当時の書物に記されているということを、書物で読みました。

たしか、「格闘技の文化史」(松浪健四郎)だったと思います。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4583030 …


ここ数年で総合格闘技のレベル(選手自身のレベルと観客のレベル)が向上しました。

例えば、1995年頃は、「ストップ、ドントムーブ」を審判が告げただけで客席から失笑が起こっていました。(ありえない!)
ルールも非常に危険で、中井勇樹は試合中に片目に障害を負いました。
そもそも、競技としての認知度も低く、「総合格闘技を習う」という単語そのものがなかったと思います。
(自分のことを強いと思っている格闘家たちが好き勝手に戦うような場所だったのでは?)

現在ではそんなことはありません。
リングで戦う以上ロープ際の動きに関するルールという非常に細かいことについてまで、選手も観客も審判も同意しています。
(オリンピック競技である、柔道・ボクシング・レスリング・テコンドーの「場外」やリング際の動きに関するルールを言える人は少ないのでは?その一方で、総合格闘技を大晦日に放送し、客がルールについて大きな疑問を持たないってのは(不満は持つかもしれませんが)凄いことだと思うのです。)
失明する前に試合が終わります。(それでもやはり危険なことには違いないのですが、中井勇樹のような選手はいないと思います)
ボクシングでもなくレスリングでもプロレスでもなく、「総合格闘技を習う」という若者が山ほどいます。
(私の弟も習ってますし(笑))

私は未来のことはなんとも言えませんが、
現在の様子を見る限り全く衰える様子は見えません。

現在プライドや修斗にあこがれて道場に入門した若者たちが選手として活躍する場所は残るはずですから、
あと10年以上は続くと思います。


そのあとは、今の私たちにかかっていますが、
・・・きっと続くはずです!
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