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西洋の魔女の伝統では、魔女はほうきに乗って空を飛びます。
魔法使いのドラマや映画でも半で押したようにほうきに乗りますね。
このユニークは発想はいつごろ、誰が考えたことなのでしょうか?
出典などわかれば教えてください。

よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

魔女が空を飛ぶ時に使うものは箒だけではありません。

熊手、杖、豚、果ては山羊の尻尾に掴まって飛ぶとされています。

尤も魔女が実際に飛行する、という概念が定着したのは15世紀あたりの事だったようです。
それ以前、特に10世紀頃には「魔女が飛行を行う事は不可能である」という説が大勢を占めていました。
小児の脂、トリカブト、大麻などで調剤された軟膏を全身に隈なく塗り、それによる幻覚作用で擬似的飛行体験をするのだ。という説です。
後の1960年に民俗学者のエーリッヒ=ポイケルト教授が実践しており、それによると当時の魔女裁判の記録にみられる魔女達の飛行経験と同じ体験をしたとのことです。
しかし当時それを明確に否定し、魔女は実際に飛行するものだ、とする書物が発表されました。
1486年に発刊された「魔女への槌」というものです。
これによって魔女への迫害が加速するわけなんですが…。
私は同書を読んだ事がないので、魔女と箒について書かれているかが解りません。ただ、魔女を明確に『キリスト教的な悪』と言い切った書物なので、限りなく怪しいとは思うんですが…。

元来、箒には呪術的・神秘的な意味合いというか、信仰対象というか、そういったイメージがあったようです。
元々魔女はシャーマンや巫女的な役割を持った人の事を言いますので、そこらへんと箒の持つイメージが習合したんじゃないでしょうか。
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No.3です。

少し追記させて下さい。

「魔女への槌」の第三章『How they are Transported from Place to Place.』に、
『They take the unguent which, as we have said, they make at the devil's instruction from the limbs of children, particularly of those whom they have killed before baptism, and anoint with it a chair or a broomstick;whereupon they are immediately carried up into the air,(以下略)』
という記述がありました。
といっても、「魔女への槌」が最初に魔女と箒と飛行を結びつけたものだったのか、という事は分かりませんでしたが…。
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西洋ではキリスト教がそれ以外の異教のシンボルを魔法というレッテルを貼って遠ざけたり、逆に自らの中に取り入れたりということが多く行われています。



ほうきはギリシャ神話の女神ヘカテに仕えた巫女、すなわち産婆のシンボルでした。また中世ヨーロッパの民間信仰においても結婚の儀式の象徴でした。

http://web.kyoto-inet.or.jp/people/tiakio/antiGM …

参考URL:http://web.kyoto-inet.or.jp/people/tiakio/antiGM …
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魔女がほうきに乗っている理由


昔々のヨーロッパでは、怪しいものにはまった女性を「魔女」として片づけられていた。
一種の新興宗教だったようだったが、その女性たちがやったことの一つで、
現在の魔女のイメージとして大きく植え付けられているのが、ほうきに乗って飛ぶ姿。
なんとあれは、魔女の集会で集まった人が、ほうきの柄に、幻覚作用のある薬を塗りつけて、またぐ事で、快感を得ていた。
実際、それをしていることによって、頭の中は空を飛ぶ以上にトリップしてしまい、
結果的に、魔女の絵は、ほうきに乗って空を飛んでいるものとなったらしい。
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