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NHKの大河ドラマ「北条時宗」を見ているんですが、安達泰盛という人が「秋田介」という職業?を持っていました。ある本で、「秋田介という職は武将たちの垂涎の的である」という記述がのってました。どういうところで「うまみ」のある官職なのでしょうか?

A 回答 (2件)

鎌倉時代には秋田介には通常の次官としての任務の他に


国際貿易港であった、十三湊の管理にあたり。
高麗や金、宋との貿易利潤があり、羨望のまととなっていた。
似たようなケースでは、博多と敦賀があるが、
博多は、大宰大弐は藤原隆家の子孫があたり(菊池氏)、
少弐には武藤氏が固定的についた。
敦賀は、大河ドラマ中でも、北条実時が時宗に、今朝がた
敦賀の商人よりしらせがあり、高麗の合浦を元の軍船が
出港したそうなというせりふがあったように、北条氏が
管理していました。
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『介』という官職は、国司の次官という役職ですよね。


秋田(城)というのは元々平安時代に蝦夷防御のために造られたもので、「介」というのは二等官(ナンバー2)という意味ですが、この場合は秋田(城)の一等官である秋田司が出羽介を必ず兼務したために、秋田(城)介となったそうです。そして実質的には守に当る 職務を次官である介が担当し、介が実質的な長官とされていたそうなのです。
つまり秋田介というのは蝦夷防御、転じて東国の押さえという意味(=東国の支配者)を持つようなのです。

うまみがあるとすれば、史実上の奥州藤原氏のうまみと同じじゃないでしょうか?

参考URL:http://plaza2.mbn.or.jp/~nari/faq40.html
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