プロが教えるわが家の防犯対策術!

現在、弁理士を目指して勉強しています。法学部卒で、現在は法律とはまったく関係ない会社で事務職の仕事をしていますが、将来的には弁理士資格を取得し、海外特許の取得、活用によるコンサルティング業務に携りたいと考えています。
有資格者の場合も、経験者採用の場合には3年から5年の実務経験が必要とされる場合が多い為、まずはアシスタントとしてでも実務に携れればと考えています。

そこでお伺いしたいんですが、

特許事務所で、各種事務や秘書の募集(非資格者、未経験者)の募集をしているのをたまに見かけます。
たとえば仕事の内容が、入力作業や国内外の事務所とのコレポン、その他の秘書業務の場合、将来的に弁理士資格を取得し、就職をする際に必要とされる『実務経験』というものにカウントされるのでしょうか?
もしくは、外国事務(内外特許出願書類の作成等)の仕事は、実務経験として有用といえるのでしょうか?


経験者採用の場合、実務経験者(3から5年)の条件が付されている場合が多く、何とかしてその業界に踏み出したいとは思うのですが、果たして上記の仕事が、ここでいう実務経験に当たるのかということで悩んでいます。


事務所によっても職務内容が異なると思うので、一概には言えないと思いますが、経験者の方など実情をご存知の方がいらっしゃいましたらお教えいただければと思います。

A 回答 (1件)

ビジネス&キャリアの特許カテゴリーで質問すれば、もっと多くの回答が寄せられると思われます。



さて、特許事務所では、弁理士又は特許技術者の担当者と、特許事務、秘書とでは、業務内容が異なります。例えば、特許出願手続きの場合では、担当者は、特許請求の範囲、明細書及び要約書の作成し、特許事務が願書を作成します。そして、特許事務が、特許庁への電子出願手続き、請求書の作成、出願書類の顧客への送付等を担当します。

特許事務所がある程度の規模があれば、特許事務も、日本特許庁の特許事務と、外国出願の特許事務に分かれます。外国出願では、パリルートの場合など、国毎に方式が異なるので、事務部門もそれなりの専門知識が必要になります。

さて、一般論としては、特許事務の実務経験は、弁理士、特許技術者としての実務経験にさほど役に立たないと思います。もっとも、将来、弁理士として独立するのでしたら、特許事務の細かいノウハウも有用かもしれません。また、大手特許事務所の一部では、事務部門の責任者は、弁理士となっています。そのようなポジションを目指すなら別かもしれません。

ただし、商標の分野では、弁理士と、事務との仕事の区分が、特許ほど明確に分かれていないので、商標でしたら事務経験も有用と思われます。

ところで、法学部出身とありますが、技術系の専門知識は大丈夫でしょうか? 外国特許の取得に関与するには、まず、専門知識がハードルになりそうです。
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この回答へのお礼

有難うございました。とても参考になりました。

まったく知らない業界だったので、勉強になりました。
やはり、仕事の内容はまったく違うんですね。。。

技術系の知識は、確かに今後大きなハードルになっていくと思いますが、頑張って勉強していきたいと思います。

また、ビジネス&キャリアの特許カテゴリーでも質問をしてみたいと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2005/12/02 17:47

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