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牛丼は「ギュウドン」って言いますよね?
でも豚丼って「ブタドン」で「トンドン」とは言わないんですよね?
何故牛は「ギュウ」で豚は「ブタ」となるのでしょうか?

同じように考えたときに、牛肉馬肉魚肉は「ギュウニク、バニク、ギョニク」となって豚肉鳥肉は「ブタニク、トリニク」となりますよね?
馬、魚は「バ、ギョ」なのに対して鳥は「トリ」となるのは何故でしょうか?

A 回答 (3件)

和語同士つまり訓読み同士、漢語同士つまり音読み同士以外の変則的な熟語の読み方に「重箱読み」と「湯桶読み」というのがあります。



重箱:じゅうばこ→音読み+訓読み
湯桶:ゆとう→訓読み+音読み

こういう読み方は、本来は"変"なのですが、いろんな理由により定着したものなんですね。
理由には、語呂、縁起、誤解防止、音韻的心地良さ、音韻と意味の一致感、方言的習慣、付属語の省略などがあげられます。

ちょっと分けてみましょう(肉は音読みなので注意)
【ノーマル】
ギュウドン、トンドン、ギュウニク、バニク、ギョニク
【湯桶読み】
ぶたドン、ぶたニク、とりニク
【重箱読み】
なし

ノーマルにあげたものが、正しいとは言わないまでも本来的な読み方と言えます。
ここからは推測になりますが、「ぶたドン」はおそらく西日本などで使われる「ぶたマン」などの発想から商業ベースで意識的に作られた語、「ぶたニク、とりニク」は「トンニク、チョウニク」では意味がわかりづらいため、湯桶読みになったものと思われます。特に鶏は、"とり"とは言いますが、"チョウ"とは普通言いませんよね。

尚、蛇足ですが、鶏肉はつい最近まで、広く全国的に「カシワ(かしは)」と呼ばれてもいました。標準語です。
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この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございます。
勉強になりました!

お礼日時:2005/12/04 16:41

なんでも、そうなんですが、特に言葉に限定した場合、昔の人達は、まず、云い易く、分かり易く、耳に快く、と考えたに違いありません。

学問なんて後からどうにでも理屈を付けられるもんですよ。それより、新聞のTV欄の略略文字、理解出来ますかね、100年後の人達に。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
100年後の人達・・・さぁどうなんでしょうね。

お礼日時:2005/12/04 16:44

 簡単にお答えするとすれば、これらは語呂から来た慣習にすぎないからでしょう。



 豚丼はブタドン、豚まんはブタマンですが、豚カツはトンカツで、豚汁はトンジルですからね。
 トンドンにトンマンじゃあ単に語呂が悪くておいしそうなイメージが湧いてこない、それだけのこと....。

 あなたがお書きのトリニクというのは、鳥肉ではなくて鶏肉であって、この読み方は本来はケイニク、しかし、鶏鍋がケイナベ、鶏刺しがケイサシじゃあ美味しそうにない、というわけで、ケイではピンとこないという向きがトリニクと言い出したのでしょう。

 ついでに言うと、焼き鳥は本来野鳥が素材、それが一時期、牛や豚などの内臓になって、それから鶏が主流に変遷してきたものですから、この場合は鳥の方が正しいのかも知れませんね。

 まあ、要するに、音読み訓読みはイメージしやすいほうでいいということではないでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
やっぱりゴロで決まるんですね。

お礼日時:2005/12/04 16:41

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