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バンコクに越してきて4ヶ月、クリスマスを前にして、おじいちゃんからプレゼントを贈ってもらうことになりましたが、おもちゃとして送ると相当額の関税を取られると聞きました。 ご近所に聞いてみても、「相当払った」「全く取られなかった」とばらばらの対応らしく、いくら以上だと何%というラインも分からず、どうしたらいいか困っています。
郵便局や在日タイ領事館に問い合わせてもらっても、らちがあきません。(要するに、だれもはっきりとは分からないようで...)
どなたか、タイ宛におもちゃや本、食品など、小包郵便(EMS)で送った経験のある方、教えていただけませんか?
宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

国際郵便で行われている税関検査は、賦課課税方式といわれるものです。


これは、関税賦課の基礎となるべき課税標準又は税率を決定するために、輸入貨物の外観、性状等の物理的状態、数量、価格等の検査を行うもの…すなわち、荷物がどのようなもので形成されているかを細かく見て税金が課せられるのです。

例えば、有名スポーツメーカーのスポーツシューズを例にとって見ます。
スポーツシューズといっても色々あり、ナイロンで出来ているもの、皮で出来ているもの、靴底がウレタンなのか、合成ゴムなのか、生ゴムなのか…
さらに、トレードマークが入っている場合はそれが印刷によるものか、刺繍によるものなのか…刺繍の場合は糸の種類は何なのか…例えば『金糸』なのか『銀糸』なのか…などなど…
賦課課税方式では日本の税関を例に取ると、検査職員が一人一人『タウンページ』くらいの厚さの『関税率マニュアル』を基に、これら項目をすべてチェックし、税率を決定するのです。
したがって、商品一つに対して、『これだけ!』って言うような課税方法は取っていません。だって、この世の中には無数に『商品』があり、そのすべてが登録されているわけではないので、これら細かな『パーツ』を調べて判断するほかはないからです。

『郵便局』は世界中どこの国も『税関』とは関係省庁が違います。したがって、郵便局に問い合わせても全く分かりません。
『在日タイ領事館』や『タイ大使館』に問い合わせても、この細かな『パーツ』を調べる術もなく、さらに『大使館業務掌握事項外』とのことで、取り合いません。
すべては現地税関にて、実際の商品を見て、課税額が決定されるわけです。

しかしながらどこの国でも『贈り物=プレゼント』に対して、非情な税金を架けている訳ではありません。勿論タイでもそうです。
一般に言われる『先進国』の場合、プレゼントとして非課税扱いされるのは、日本円に換算した平均値は5~6000円程度までです。
これは日本での売値=5~6000円と言うことではなく、受取人がいる国で、その商品の『価値』が5~6000円くらいと言うことです。
これは先進諸国での平均金額ですから、これらの国でもそれぞれ違うことはいうまでもありません。
日本と生活水準・給与所得額が同じような国々が、この程度の金額での設定となっているわけです。そうすると、タイの場合は日本より給与所得額は低いですから、『プレゼント』として非課税扱いされるには、もっと低い金額となることは想像できます。

『プレゼント』を非課税として受け取りたい場合には、あらかじめバンコクのマーブン・クローンなどで送られてくる予定の荷物に類するものの商品金額をチェックしておき、ちょっと高いかな?と思ったら、それは送らないように送り主に言っておき、それに代わるものに変えてもらうほうがいいでしょう。
一般に…電化製品や、精密機械品などは商品価格よりも税金のほうが高くなる傾向にあります。

『食品』に関してはタイの場合、『お米』は輸入禁制品とされています。
個人が、個人宛に送ることでも、『国境を超えた荷物のやり取り』は貿易と同じですから、『お米』は手にすることは出来ませんし、違反した場合は高額な罰金が課せられ、さらに、検疫所にその荷物が受取人の住所・氏名とともに展示され、さらし者になります。注意してください。
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 下記URLにもありますように、非常に「あいまい」な扱いのようです。

参考までに。

参考URL:http://village.infoweb.ne.jp/~fwgc0017/9810/9810 …
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