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 先日、家族で温泉に出かけたところ、68歳の父が気分が悪いと倒れてしまいました。幸い、しばらく休むと土気色だった顔色も元に戻り、事無きを得ました。父の話では、温泉に40分ほどつかり、ビールをコップ2杯ほど飲んだら、気分が悪くなり、横になろうと席をはずして、安楽椅子に腰掛けていたら、ますます気分が悪くなり、目の前が真っ暗になったということです。
 40歳頃から、高血圧の治療を受けており、降圧剤や血栓症、脳卒中、狭心症を防ぐ薬を服用しており、このたびのことを主治医に話すと、温泉に入るのを止められたそうです。また、以前にも、アルコールを飲み、同様の症状で倒れたことが何回かあるそうです。
 主治医より、この季節には、同様の症状でなくなる方が多いと聞きました。なぜ、このようなことが起こるのか、(そのときに尋ねればよかったのですが)教えていただけませんでしょうか?

A 回答 (2件)

アルコールによる諸作用が基礎疾患の状況にあいまって悪影響します。



アルコールの効果

1)心拍数増加
2)血圧の上昇
3)血管内脱水

温泉の効果

1)末梢血管の拡張(巡りがよくなる)
2)体温上昇・心拍数増加
3)発汗による脱水作用

重なるところが多いでしょう?
ボクシングで言えばクロスカウンターパンチですね。

この季節というのは寒い季節ですね。
戸外に出たり、トイレや入浴前後で同様に温度差の大きい環境に晒されるからですよ。

参考URL:http://inpaku.pref.oita.jp/research/consult/page …
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この回答へのお礼

 早速の回答ありがとうございます。入浴とアルコールは父のように循環器系の疾患を持つものにとっては、リスクが大きいのですね。よくわかりました。ところで、温度差の大きい環境も体に良くないといわれていますが、血圧が上昇するからでしょうか?血圧の上昇はなぜ体によくないのでしょうか?ご存知でしたら教えてください。

お礼日時:2001/12/09 15:47

あたたかいところから急に寒いところに出ますと、寒さに対する生理的な反応で末梢の血管がキュッと閉まってしまいます。

それによって急激に血圧が上昇することがあるのですね。参考URLでは『ヒートショック』といっていますが、その寒暖差刺激による血圧変動が心臓に対する負荷(つまりブレーキになる。圧の高いところに血液を入れるにはそれ以上の仕事をしないといけない)になったり、高い圧力によって脳の血管が破綻(脳出血)したりするわけです。

ですから冬季には、トイレやお風呂場(脱衣所)の暖房に気を使ったり、外出時に羽織ることを習慣づけるようにした方がいいんですよ。

参考URL:http://www.kaigo-fukushi.com/seikatsu/200101/sei …
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この回答へのお礼

何度も回答ありがとうございます。大変よくわかりました。父も家族の者も、高血圧に対する認識不足でした。父にこれまで何度似たようなことがあったのか聞いてみると、回数を忘れるほど、あったとのことです。以後、家族ともども気をつけたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2001/12/09 22:28

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