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日本人は、島国の性格で、なかなかグローバルになれない。そして、最近海外から、「社会主義国以上に社会主義」と批判されるようになりました。
 これは、日本のどの部分をとらえて、そう言っているのでしょうか ?
また、それを踏まえて、グローバルな経済社会の構築には、どうしたら良いのでしょう。  難しい質問でごめんなさい。

A 回答 (28件中1~10件)

Bronerさんが仰りたいことは、《30年間何も変らなかった》のではなく、日本人は失敗から学習する能力が「文化的」に欠けてるのではないか?(柳田邦男氏)という視点ではないかと思うのです。


その意味ではノモンハン事件以降、同じ体質で居るのを思います。。
帝国陸海軍の作戦と組織の失敗の原因の分析(『失敗の本質 日本軍の組織的研究』戸部良一氏)が根本を見てしていないから、この手痛い敗戦から学習しないから、今尚!官僚にや政治家にその甘い体質が温存されてる。。というものです。
さて、『失敗』を二つの要素で分析すると
A)戦略上の欠陥
B)組織上の欠陥

A)
(1)戦略の目標が曖昧
(2)短期決戦しか想定していない(米国の日本への戦略は、非常に!長期です!私の側からすると!)
(3)客観的事実(論理性、物質資源、総動員の限界)を無視して戦略を立てた。(竹中経済政策の無駄死にさせた兵隊の多さを思います!)
(4)戦略オプションが狭い視野で想定された(机上演習でも、もし途中で空母が沈没すればその先がなくなるはずなのに、子供の将棋ゲームみたいに次の作戦では沈没したはずの軍艦が出てきたりしたそうです。。)
日本は、戦争には歴史的に慣れてなかったとは言えね。。。!
(5)アンバランスな装備。。世界一の戦艦大和と日露戦(1905年制)の三八式銃が大勢を占めてる。。このアンバランスな装備で、戦略だけは高度なレベルを求めた。。

B)
(1)コネ(人的ネットワーク)、根回し、腹のすり合わせの偏重・・今の官僚、政治家にも引き継がれてますね!?特に、宗教団体の決断力の強さは他国の民族意識ぐらいあるでしょうね・・?!
一部のカリスマ性のある幕僚(小泉さん?)に意思決定と権力が集中し、作戦参謀(竹部さん?否、姿が見え難い組織代表者?!)が主観的な戦略思想の下に作戦を次々指導していく。。組織(議会)全体討議、検討はされずに(圧倒的議決数)、根回し、コネで決まる。人的コネでの最大の価値基準、目標はお互いの相互依存関係と地位の守り合い。。(小泉さんは族議員のコネを破壊するという名目で、新たなより強固な一部企業と政党間のコネを作り上げたのではないでしょうか?そのコネに支持されてる阿倍さんを新たな看板=政治家として政策能力では見るからに!エンプティ。。教えられたことを無難に口数多く、結局は訊ねられたことにはノーコメントと変わりない。。しかも!自覚さえしてられない!!改善の余地無し。。?!)
(2)作戦(金融政策、民営化、偽装事件、JR事故、・・・)を失敗した時の徹底的原因分析のうえ次回の戦略に役立てる。。
ノモンハン事件(日米開戦2年前)で辻関東軍参謀は自己のソ連軍を甘く見た敗因を隠したまま、知らん顔し通し、太平洋戦争でもちゃっかり!陸軍の中心にいて、再び悲惨な過ちを繰り返してる。
薬害エイズ、動燃事故、大蔵省の都度重なる金融政策の失敗、防衛庁背任容疑などの処理をみても、トップが頭を下げるだけで、風当たりが弱くなるのを待ってるだけ、、正面切って失敗の原因を議論しようとしない、ムードや他の事件をマスコミに流させて、すぐに国民の気を逸らす。。「特殊だった」「運が悪かった」「今から蒸し返しても・・」と封印されても何も思わない。。表向きに体裁として対策委員会などをカモフラージュに使い、決して積極的な有効な教訓を導き出す為の作業はしない。。
日本文化伝統の『精神主義』信仰が『モノ』信仰におきかえられ、モーレツ社員、企業戦士が生まれ、バブル経済政策の中で激しく踊り明かした、、
(3)責任の所在を曖昧にする(偽装事件も主犯は信仰リーダーが大本では?!)ノモンハンの責任も陸軍は誰一人追求されないまま、ミッドウェーでも山本五十六司令長官、南雲中将も取っていない。

自己改革の為の分析をしないと、永遠に!ずっと!アメリカの実質、植民地としての世界からの評価は拭えないのではないでしょうか。
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去年、立ち読みで見つけた本を参照します・・緒方貞子『難民支援の現場から』集英社新書(因みに芳沢外務大臣の孫、犬養毅さんのひ孫・・テレビや新聞、本で見聞きする彼女の視点に比べれば、今の政治家のサラブレット二世議員なんて人脈ドロドロの中で育って、腐ってるんじゃないかしらって思うくらい真の『自由』『勇気』の清清しさを感じます!)



軍事力だけでなく、貧困や失業、“社会的不公正”や“人権侵害”なども、紛争、テロの根本原因となってる。
その上に、経済の動き、資本の動き、情報の動きがグローバル化による『格差』が国家という障壁が低くなってることで激化してる、、パラダイムに新たな国際システムを築き上げる必要性に迫られてる現代であると言うこと、、目先のこれまでの偏狭な価値観だけで動くことの危険性を思います。小泉さんが良く使う『ことばで大衆の心理を掴む』テクニックに乗る危険性を思います。。「グローバル化」「規制緩和」「公平な競争」・・多々。。これらは二元論のテクニックで、白黒のうち自分を白と前提し、自分以外を黒とする、、しかしこの世で真っ黒や真っ白はあるでしょうか?哲学の世界、政治が扱う現実には不適、危険な論法です。

グローバル化は自分たちの所属意識(アイデンティティ)を弱め、排他的な“ナショナリズムの温床になってるのでは”と問題提起されてます。
全世界の武器の87%は豊かな先進8カ国から輸出されてる。(武器輸出でこれらの国は豊かなのでは?!)
全世界の武器の81%は国連安保常任理事国により輸出されてる。
中でもアメリカはその50%を独占し、内68%が開発途上国がお得意さまであること。。。
紛争があるからこそ!成り立つ商売で、世界経済が動かされる、否、日本経済は少なくとも米国が戦争してる為に本国の本業の経済が赤字になった時に為替やアメリカ財務証券などという紙切れ(株券?)操作で日本の国債を浪費して、尻拭きしてやったり、国民の福祉、子供の教育を削ってまでする、政府はマトモとは思えますか?

この回答への補足

返事が遅くなってすみません。
アメリカの軍産共同体のお話しですね。
あなたの仰っている通りです。
社会は、進歩していく過程にあります。完全な民主的な社会には、なれていません。それは、古代から戦国時代からのズーット続いたテーマなのです。いかに庶民をボトムアップするか、それが課題だと思います。

補足日時:2006/02/16 22:33
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今日は、11年前早朝、震災があった日です。


その日に!?堀江モンの事件が各社!!新聞の『一面に』載りました!
どうして、偽装問題の国会答弁日に!?!と思ってしまいます!!

多分?!Bronerさんは30歳代までの方でしょうか?
かつての、50歳代以上の世代が若造の頃の日本では、こういう不可思議な、ゴマカシには専門家もマスコミも煩く、しつこく、真剣に!追求したものです。NHKの『視点論点』?とかでは、オンタイムで静かに、しかし!熱く!厳しく!解説されてたのを思います。。ここ十年、、本当に情報においてはヘンな日本です・・アメリカ社会のように!

アメリカの庶民は、軍人となる金の卵が必要だから、庶民が国の政治、情報に詳しく関心を持って、煩くなられると面倒ですから、情報を浸透させない、教育も昔から世界的な圧倒的に強い経済力とは比べ物にならないくらい貧弱!で平気なんですよね!?
評論家の竹村氏も昭和60年初め頃とは違い、国の国民目晦まし作戦に加担してるようで、床の間に飾られたぶんぶく茶釜では・・と近くでじっと確かめたい気持ちに駆られます。。

《その通りですが、そしたら、どうしたら良いのと言う、戦略が、・・》
#26に書いてますように、
《《どうやったら自立できるか、グローバル化できるかを・・》
(1)少なくとも、外交的にはネオコン路線を確りと!脱却し、名実ともに『自立、主権国家』としてスタートしてほしいと思います。そのためには、『はっきりと!アメリカとは一線を敷く』戦後処理では曖昧だったが為に、未だにアメリカに引きずられてるのかな・・とここ数年、思い始めています。
(2)そして、戦後からずっと!ひたすら、平和路線として地道に培ってきた緒方さんら、国連に力を集めることで活躍してほしいと願います。。
(そういう国連体制を日本が指導的に作って行けてこそ!非戦争の独立国、日本としての役割に思います。それを『出来る』『世界を動かせる』人物、政治家が日本の首相になるべきに思います。そういう意味で、小泉さんどころか阿倍さんには100分の一の力量、器が無いのを、一番初め!北鮮問題で弁護士業務の委任で問題になってる西村議員?が地道にコツコツ外務省に現地に地興ししてる隙間を狙って、ハゲタカの様に美味しい所をかっぱらっていったのがマスコミ・デビューだったような印象が残っています。。
そういう意味での『隙の無さ』に集中力を割く人は、一から創り、造り上げる能力が無い人に多いのを思います。
国の長たる人には後者が相応しく、下っ端には前者の能力も便利であるのを思います。

(3)又、、経済ですが、、人口も減少しますし、その少ない人口を養うだけの経済でいいのではないでしょうか?
昔のような食料が枯渇するような飢饉があるでしょうか?有ったとしても、(2)’国連で救済システムをより完備すれば、日本がなった時にも一安心ではないでしょうか?
(4)高齢者社会で、若者の比重が大変に少ないことの経済的不安ですが、、沖縄に15年前行ったとき、高齢者の方たちの矍鑠とされたお元気さに胸を打たれました。。それを支えてるのは何だろうととても興味が沸き、短い旅行中に思ったのは、質の良い新鮮な食料が多種類、安価で手に入る、、そこに、大手スーパーが見当たらず、お年寄りが自分の家の庭で作ったかぼちゃを市場の入り口辺りで、筵を引いて売ってる、、

あー!ここには市場のoriginやorganizationがちゃんと機能してる社会なんだ。。って感じ入ったものです。。
若者を出稼ぎ業者から当てにもせず、、でも・・今の日本は、来る時代の為に海外労働者をもっと!増やそうと考えてるようでしょ?『グローバル化』だなんて言葉使って。。
(5)私がここ数年の日本を見て、そして今現代の教育レベルの日本の子供が成人して、海外から来る多くの外国人に多数決の上でも、視点、議論、国、郷土、地域への愛国心、アイデンティティが無いが為、これらが強い民族に負けるのではないかと心配します。。
つまり、ここでも国が乗っ取られないか、結構?!真面目に心配しています。》

Bronerさんの『グローバル化』という言葉には、ご自身の事業、お仕事での取引で、新興アジア?経済に打ち勝てるよう、外交で有利な貿易協定、規制緩和を国、国民が進めるよう苛立ってられるときのカードとして使われてるのではと思えます。。?!

今、ここ数年、例え!Bronerさんと同じ立場の業界が有利に立ったとしても、、先ほど申しました点で、10年後、日本で日本社会が良くなってるかとは期待できない社会へ歩むことになるのではないでしょうか?
アメリカの属国化、日本人大衆に教育の機会も、意欲も、レベルも下げ、自分たちの置かれた立場に疑問さえ持たない、目先の報奨金で戦闘機にのる大衆を作るのではないでしょうか?戦争の危機感も意味も真剣に考えないから、戦場に立って初めてその恐ろしさに気付き、帰国して心身症・・今のアメリカ国民のパターンです。指導層は戦地には赴かない。

そんな国には絶対に!なってもらいたくないです。

この回答への補足

あなたのご意見によって、私の問題が次第に明確になってきました。
『グローバル化』の良い部分と悪い部分に区分けすべきだと思いました。
その判断基準は、国の主要な経済目標は、国民のために高い生活水準を創りだすことです。この目的に沿った『グローバル化』を行なうこと。
国際競争の中で、国の競争優位を得る方向で、『グローバル化』を行なうことだと思いました。
 このことに関して基本方針を考えることだと思います。

補足日時:2006/01/24 20:23
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《日本に何にも責任が無いように仰っておられるが・・》


「日本に何も責任が無い・・」と言ってるのでなく、“あらゆるこの世の全ての事柄には二元的に一方が善であり、他方が悪であると割り切ることの、『二元論』のものの見方の危険性を私は指摘しています。確かに!わかりやすくても、それは数字上の現実とはかけ離れた、歪んだ方向へ持っていく視点に思います。
二元論で日本は悪と見なすことで原爆の投下もアメリカでは許されたのではないでしょうか?
同様に!『悪の枢軸』ということで今回の戦争はアメリカはテロではなく一つの国家として〉!戦争を始めましたよね!
目には目を、歯に歯を、、というより目には義眼を、歯には入れ歯をぐらいに。。

ベトナム戦争では枯葉剤を散布したのは覚えてらっしゃいますか?
その為に、奇形の子供が沢山生まれました。日本に治療に来た子も居ましたよね。。

有吉佐和子さんが描かれてる人生の悲惨さは、(どんな作家でもそうですが)過去の歴史の場面を借りて、自分が生きる現実、現在の苦悩や喜びを描くから読者は感動し、心で考えるのです。

今の世相、援助交際など子供が大人の餌食になる事件、家畜の如く何年も扱われてたり、又、それ程めずらしくないのが親が我が子を虐待する事件の多さ、少し前までは、子供が親に凶暴になる、、、子供を売る、、Bronerさんのおっしゃるように、飢饉ほどの貧しさ故でないのに!!です。。 そんなの数%のことだろう、って捨て置けない確率です。飢饉のときには「子供の売った」と言う時代に、何とか食べていけるのに、子供を殺したり、売ったり、子供が子供を殺す、動物を殺害する、、、のがしばしばあったのでしょうか?!
共生社会のかつての日本と今の小泉竹中さんが確立しつつある社会とどちらが子育て、老人に優しいでしょうか?

《どうやったら自立できるか、グローバル化できるかを・・》
少なくとも、外交的にはネオコン路線を確りと!脱却し、名実ともに『自立、主権国家』としてスタートしてほしいと思います。そのためには、『はっきりと!アメリカとは一線を敷く』戦後処理では曖昧だったが為に、未だにアメリカに引きずられてるのかな・・とここ数年、思い始めています。
そして、戦後からずっと!ひたすら、平和路線として地道に培ってきた緒方さんら、国連に力を集めることで活躍してほしいと願います。。

又、、経済ですが、、人口も減少しますし、その少ない人口を養うだけの経済でいいのではないでしょうか?
昔のような食料が枯渇するような飢饉があるでしょうか?有ったとしても、国連で救済システムをより完備すれば、日本がなった時にも一安心ではないでしょうか?
高齢者社会で、若者の比重が大変に少ないことの経済的不安ですが、、沖縄に15年前行ったとき、高齢者の方たちの矍鑠とされたお元気さに胸を打たれました。。それを支えてるのは何だろうととても興味が沸き、短い旅行中に思ったのは、質の良い新鮮な食料が多種類、安価で手に入る、、そこに、大手スーパーが見当たらず、お年寄りが自分の家の庭で作ったかぼちゃを市場の入り口辺りで、筵を引いて売ってる、、

あー!ここには市場のoriginやorganizationがちゃんと機能してる社会なんだ。。って感じ入ったものです。。
若者を出稼ぎ業者から当てにもせず、、でも・・今の日本は、来る時代の為に海外労働者をもっと!増やそうと考えてるようでしょ?『グローバル化』だなんて言葉使って。。
私がここ数年の日本を見て、そして今現代の教育レベルの日本の子供が成人して、海外から来る多くの外国人に多数決の上でも、視点、議論、国、郷土、地域への愛国心、アイデンティティが無いが為、これらが強い民族に負けるのではないかと心配します。。
つまり、ここでも国が乗っ取られないか、結構?!真面目に心配しています。

この回答への補足

成る程、あなたの仰るとおりです。
いろんな、詳細な論が展開されていますが、その通りですが、そしたら、どうしたら良いのと言う、戦略が、その説明が少し、不足していると思いました。
 国際競争力を得る為には、わたしは、国民がグローバル化しなければならないと思いました。それは、国の政策を決めるのは、建前上国民だからです。普通選挙制度の中ではそうです。それが、衆愚政治になっていて、国際関係を国民が理解が少ないので。
基本的には、国の国際競争力を向上させるための、思考、提案、戦略がない。または、あっても票にならないので、放置されていた、そのことが、この国の未来をどんどん、暗くしていっている。
私は、国際競争(企業の国際競争)において、国の役割を理解することが、政府にとって、企業にとて、価値があることだと思いました。
そして、そのことは、国民のグローバル化が重要だと思いました。

補足日時:2006/01/15 22:45
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《農地解放により、日本の殆どの農家を自作農にしたのは、米国だったのですよ。

肺結核で多数の国民が死んでいた・・》
この論理は、日本が中国で満鉄を作り、戦争責任云々の時に出てくる視点と似てるように思います。表層を見て、深層、真相?から目を離すようにも思えます。。

《戦後の日本の繁栄をもたらしたのは、米国によるところが多いのですよ。今の日本の政府は、・・》
米国主導による“きっかけ”で日本の近代経済社会の仕組みが始まったのは一応は賛成です。でも・・私には諸手を上げて賛成は出来ません。何故なら、その前にアメリカはソ連の日本占領の前に型をつけるが為に原爆を2度投下しました。。
その上での“無条件”降伏だったのを忘れてはいけないように思います。。

《日本国民は、自力で再建したのではないのです。》
例えば、、当時、他国にGHQが同様の政策を敷いたとして、、日本ほどの経済成長があったとお考えになれますか?
私は、日本人一般大衆の堅実さ、律儀さ、誠実さ、故だと今まで自負してました。
外国旅行、又、日本に来られた外国の方にお会いしても、庶民のレベルがここまで高い国は古くから敬虔な信者さんたちが多い一部の宗教地域ぐらいしか、、知りません。『アメリカの保守グループでもリバタリアン、宗教右派、ネオコン、そして日本人でも共感できる“穏健派”があり、又その中で、分化されてるそうですが(本日朝日新聞“時流”)今、日本にとって問題なのは、アメリカでたとえ数%のネオコンであったとしても、経済、政治、軍事影響力が90%だったら、それはやはり!用心すべきはアメリカとなるように思います。。
ネオコンほど明確でなくても、日本がアメリカに要請されたことをいつも自分を棄ててまで尽くす夫婦の関係ではないように思います。もし夫婦なら、日本は妻でとても横暴なお財布の権限は妻の給料も夫が管理してる夫婦に思います。

《未だ、未熟なのです。》
未熟だから、自立してはいけない、出来ないという事でしょうか?
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この回答へのお礼

詳細な、ご回答ありがとうございます。

* ソ連の日本占領の前に型をつけるが為に原爆を2度投下しました。
まるで、日本に何にも責任が無いように仰っておられるが、これについては、日本にも責任があると思います。
日本の政治体制、責任者の責任能力の無い体制を常に作ってきた、大政翼賛会を作って、世界状況を知らせない、戦争状況を知らせない、大本営発表で賄ってきた、そういう体制しか好まない国民性、それにも責任があります。

* 未熟だから、自立してはいけない、出来ないという事でしょうか?
そんなことは、私は言っていません。
わたしは、こういう状況の中、どうやったら自立できるか、グローバル化できるかを、お聞きしているのです。

お礼日時:2006/01/11 09:18

《貧富の差が激しく、不作の時は我が娘を女郎に売らねばならない、そんな時代だった・・》


貧富の差が激しい、、というより、より現実的に表現すると、国民の大方が収入支出の単位を“貨幣”で表すと、貧しかったのを思います。
只、当時の生活は今と違い、貨幣が無くても調達できる食料、薬草等、燃料、衣類、住居も多かった、、又、近隣の相互扶助システムも今よりずっと!進化したものだったのを思います。。子育てにしろ、優秀なら庄屋さんは里親の如くにその子を世に出す手立てをボランティアというよりは、自分の義務、生き甲斐としてしましたし。。

娘を売る、、当時の庶民の生活の厳しさを表現するのに小説、芝居に使われる題材ですが、貧しいだけではなく父親、働き手が病弱、死亡、という二重苦だけでなく、父親がヤクザに騙されて博打をし、酒乱、借金、、そして挙句の果てに、、というのが多いようです。。

社会世相を現代(お亡くなりになりましたが・・)の作家、殊有吉さんの作品から推察するよりは、私は正にその時代に生きていた人が読んだ作品、見たお芝居の方が、婉曲であったにせよ真実の感性や視点がにじみ出てるのを思います。(古本の広告等も!)
有吉さん、山崎豊子さんら、私も嫌いでは有りません、、又、死んだ祖母の娘時分のことを話してたのにそっくりと母から聞き、個人的に魅かれる作家でもあります。ただ、、挑発的なテーマをあげ、それにまい進する、自分は100%加害者であるはずもなくという攻撃的な話の展開が共通してる、そこが面白いわけですが。。この攻撃性故にとどの詰りは、自分への厳しさにもなり、薬とアルコールで健康を害され、やがてはやや?!精神までも追い詰められてたのを想像してしまいます。。
以上の意味で世間知らず、自己中心的な完全主義者、頭が良く、読者が着いてくる話法、話題を心得てる、、負けず嫌いのご性格なのか作品量も驚くばかりです。。多分、多弁、攻撃的、マスコミ編集者も尻尾をまいてらしたのでは?!
ジャワの豪邸で召使らの中で育ち、日本文化や日本人について家庭教師より学び、戦時中の日本に帰国するや大変落胆したそうです。女子大になってやっと!歌舞伎で理想の日本を見出すことができた・・というのは、時代の真実を語る人としてはどうでしょうか?!
時代の真実でなく、“現代”の真実を語る作家、有吉さんなら賛成です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

なるほど、昨日、米国の記事、週刊ポスト1/13・20号の「9・11自爆テロは民間航空機ではなかった。」を読みました。
 ペンタゴンに衝突したのは、民間航空機では無く軍用機だと書いてあり、(衝突のビデオと衝突による破壊範囲の小ささによって判断)軍産共同体の暴走かもしれないと、ありました。
あなたの、ネオコン攻撃も正しいのかも知れません。

あなたの、仰る、  子育てにしろ、優秀なら庄屋さんは里親の如くにその子を世に出す手立てをボランティアというよりは、自分の義務、生き甲斐としてしましたし。
そういう時の事ではなく、地域全体が凶作となり、村全体が破綻していく、こけし、子消し、子供の間引き、そういう状況の中のことです。
また、有吉佐和子の作品に私は、あなたの感じたようには、思えませんでした。

お礼日時:2006/01/11 09:00

《行なわれていないところが圧倒的に多いのが、問題だと思いました》



人は命が尽きれば、例えば、4代前でさえどんな人だったのか政治家や作品を遺す人で無い限り《無》口なのを思います。
でも、文豪(漱石、鴎外、藤村、小泉八雲、小山内薫、阿倍能力、志賀直哉、武者小路、太宰、下村湖人、芥川龍之介、高村光太郎、、浄瑠璃、歌舞伎、狂言、、陶芸でも民族主義が起こったり、落語での長屋のはっつぁん、クマさん、、柳田邦雄、、、時代が古く昔で、大日本国であるから、かつての日本が封建的であったと仮定するのはかつてのGHQが日本へ押し付けた前提です。日本文化は明治大正昭和の初めが面白い。司馬遼太郎さんの作品にも、その自由闊達な精神が描かれてるのを思います。
戦争中をテーマにした人間ドラマ映画を見ても、個々の人間がとても大切にし合ってるのを思います。《天皇陛下、万歳」と言って特攻しても、その前日に家族を守る為に命を棄てて戦う、、と手紙してる。ささやかな庶民生活を守るシンボルが天皇だったから、本音で話すことが許される時、「死にたくない」「お母さん」「命を大切にして」と言う言葉が交わされる。。

《全ての所・・》とありますが、確かに!《一部》はとても封建的な地域があったのは感じますし、子供時分でも「嫌だな」と思ったことがあります。でも!《一部》が閉鎖的だったのを思います。。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

あなたの仰っている「ささやかな庶民生活」が、問題なのですよ。
その時代、貧富の差が激しく、不作の時は我が娘を女郎に売らねばならない、そんな時代だったのを、農地解放により、日本の殆どの農家を自作農にしたのは、米国だったのですよ。
肺結核で多数の国民が死んでいたのをペニシリンで救ったのも、衛生思想を普及させ、法定伝染病を制定し、それに罹ったものを隔離して、波及的に伝染しないようにして、集中治療をしたのも米国です。
戦後の日本の繁栄をもたらしたのは、米国によるところが多いのですよ。今の日本の政府は、財政破綻になすすべも無く、泥沼に沈んでいますが、戦後の日本の財政破綻を預金封鎖、新円切り替え(旧円の1/100を新円とした。、旧円は価値が1/100になったのです。)をして、財政を立て直したのも米国です。2010年頃に日本は、財政破綻、IMF管理となると、言われています。
日本国民は、自力で再建したのではないのです。未だ、未熟なのです。

あなたの読書の傾向を少し変えて、有吉佐和子、宮尾登美子の作品も読まれたら、良いかなと思いました。

お礼日時:2006/01/08 10:44

3)《敗戦後、日本は、国民の自力で国の民主化を出来ませんでした・・》


とは、日本国憲法の枕詞の如く、疑いも無く受け入れてる定説化してるのを思います。。
が、ここにも!レッテル貼り作戦にのせらてないか慎重、用心深くなるべきに思います。。

明治憲法は上から与えられた典型的な欽定憲法で、神権主義性の強い憲法でしたが(確か・・そう習った)、これを制定するのに先立って、1880年前後、民権論に立った憲法思想が、『疾風怒涛』のごとく交錯した時代を日本は確実に!!経て、経験しているのです。(前記著書より)私の実感、実体験としても未だ生きてられたら100歳以上の人が社会の中核でまだ現役だった頃、その自由な精神、囚われの無さ、闊達、前向き、さりとて共生的(NOT 競争的)、フェアマンシップ、ある意味個人主義のなかの自己中心主義(昨今の競争原理社会ではこれが当たり前になりつつあります!)を忌み、大きな心、精神、生きる目的、経済・政治・慣習・・すべて人々の生活を束縛し得るものは、本来、日常生活の安寧、落ち着いた子育て、老後を厳しい自然界とは違う人間界で実現化すること、が目的であることをその日常会話、日常生活の端々で実感?呼吸して育った幸せを思います。。

日本国民の歴史は、敗戦から始まったのでなく、実態としては脈々と受け継がれてきてるのを思います。政治体制上で単に!君主制であっても、その君主は他国と違い、国民の平和で質素な日常生活を大切に護ることを旨とし、君主教育をされてきたのを日常会話で聞いたものです。。

『開花問答』(当時、修身の教科書)で政府側がフランス人権宣言、アメリカ独立宣言の精神にのっとった憲法思想を鼓吹され、ごく!普通の大衆レベルまで地に着いた民権憲法論議がなされていたと言う事実!
当時の作家らの作品には、自由、平等、共生、個人の尊重に違う匂いがあるでしょうか?! しかも、こうした作家らが現役の時に、社会で認められてる、、決して!死後、見出されたのでない。。
多摩の五日市町農民の憲法草案、、草案そのものだけでなく、彼らの議論のやり方、報告者だけでなく、全員徹底討論で3回以上発言しない会員は除名ということまで決められていた。。

『1860~80年代の日本が先発の帝国主義列強による強烈な外圧の中で、ひずみの大きな近代化とはいえ!独立しえたのは決して!!「明治の政治家達が偉かった」からだけではないこと、、』これは私自身が子供時分にその頃の流れを受けた大人から呼吸した確信です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

私もあなたの仰っておられる「独立しえたのは決して!!「明治の政治家達が偉かった」からだけではないこと、」には、同感です。

しかし、あなたの仰っていることが、この日本の全てのところで行なわれている訳ではなく、むしろ、行なわれていないところが圧倒的に多いのが、問題だと思いました。

お礼日時:2006/01/06 23:51

2)《敗戦後、日本は、国民の自力で国の民主化を出来ませんでした。

その結果が、現在です。それは、惨惨たるものです。》
ドイツに比べ、日本人は「憲法忠誠」の思想と制度について受身の立場であったという批判と自己反省がありますが、一方で以下の視点もあるのを思います。。
惨憺たる戦争、ファシズム、原爆の体験の上で、『形式上の事実』では、GHQに与えられた憲法ですが、さりとてアメリカの利害が反映されたとは思えない、、むしろ、オーソドックス中のオーソドックス!古典的自由主義の理想を謳ってる、世界に誇れる『理想(論?という批判はありえますが)』の憲法にも思えます。いくら厚かましい!アメリカも原爆投下で懺悔の心が『憲法においては』至らしめたような気もします?!

具体的にはドイツの憲法との違いはファシズムの台頭さえ可能にした「自由」に対し、制限をしている(樋口陽一著「比較の中の日本国憲法」より)とのことです。思想の自由競争の結果として自由競争そのものを否定する思想が勝ちを占めることがないよう思想の自由競争を制限するという考え方です。
しかし日本の憲法は純粋の原則を全うすることに基準をおいてる。。

99条では公務員に憲法の尊重、擁護の義務を明記し、国民にはそれをあらためて要求していないのは、日本国憲法が国民の側が国家に対して注文をつける為のものであり、「憲法を護ること」は本質的に国家の権力機構を構成する公務員に対して国民の側から要求すべきであり、その逆ではない、、というここでも!古典的立憲主義をあえて維持している、これは「憲法の敵」「自由の敵」にも言論の土俵に登場させる機会(フェアマンシップ?!)を与えた上でなお!まもられる「憲法」「自由」を謳ってる。言わせた上で議論批判するプロセス重視とプロセスを省略し(リストラし)結果だけを重視する視点では、初めから(社会主義国のように)「憲法の敵」には憲法上の保障を与えないという制度が前提になっているものだそうです。
本当は「反政府的」なだけなのにそれを「反体制的」と認定し弾圧する可能性の有無にまで突き詰めている。社会主義が人間開放を最終の理想に掲げてるなら、本来、言論にタブーを掛けなければまもられない社会主義とは矛盾がはらむ。

又、もう一点、上記本で視点を得ました。。
国の支配の側は《憲法忠誠》を援用するのが常である・・と言う視点。(今、起こってる改憲論にはその伏線があるのかもしれません。。気を許してはならないのを思います)
日本の場合は、日本の支配側自身が自分達の政治体制に都合よく作らなかった為に、憲法忠誠を理由に、国民に要請することも今まではなかった。。支配側が憲法忠誠を国のシンボルとして使うことの危険性を日本国民は経験していない。無防備で、目先の理論だけで改憲を受け入れてる、というよりはそんなにも深刻に考えていない。

日本のグローバル化が遅れてると言うレッテルに惑わされてる面はないか、危険性の予測がバブル以降の日本政治を振り返り、必要、せざるを得ない、、政治家に信頼して任して置けない不安があります。。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
あなたの仰っている事に、私も同感と感じるところが多いのです。

お礼日時:2006/01/06 23:34

昔のテキストを初めて!紐解いて、、そのこともあり余計に遅れてしまい、ごめんなさい。


1)《最近海外から、「社会主義国以上に社会主義」と批判・・》
モーリス・ヂュヴェルジェ『政治制度と憲法』より:「世界中の多くの人々がいつの日にか(経済的・社会的環境としての社会主義と、政治制度としての自由な制度との両立できる体制が機能することを望んでいる。それとは反対に、地球を支配する大国、(当時は米ソ、今は米中!)はその体制の登場を抑えようとしてる。ひとつの社会主義独裁が社会主義であることを放棄せずにデモクラシーに向かい突き進むとソ連軍がプラハで(1968年)無慈悲に止めを刺した。ひとつの資本主義型デモクラシーが、デモクラシーであることを放棄せずに社会主義に向かい突き進むと、アメリカ政府がファシスト軍人を援助してサンチェゴで(1973年)血の海を作った。」
とあります。。社会主義であることだけで批判されてるのなら、政治体制が日本では社会主義的であったのではなく、むしろ!ヨーロッパ諸国憲法が目指してる経済や社会(隣人関係=助け合い、治安、一般大衆そのものの技術力、誠実さ、勤勉さの優秀さ)が社会主義的であるので、政治的には自由主義として、反体制的な言論も(昨今、以前はマスコミでもよく見聞きしたものです。)、一介の親の七光りも人脈もない人が堅実に仕事をするうちに政界への人脈も出来、政治家になられる人も多かった。。年月が掛かるから、政治家は平均年齢が高い。。庶民出身だから、庶民の目線がある。。これは自由主義的な政治体制を育んだのではないでしょうか?(大平さん?)

社会主義的であると批判されてるなら、世界に対して、反論すべきに考えます!
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

モーリス・ヂュヴェルジェ『政治制度と憲法』より:「世界中の多くの人々がいつの日にか(経済的・社会的環境としての社会主義と、政治制度としての自由な制度との両立できる体制が機能することを望んでいる。それとは反対に、地球を支配する大国、(当時は米ソ、今は米中!)はその体制の登場を抑えようとしてる。ひとつの社会主義独裁が社会主義であることを放棄せずにデモクラシーに向かい突き進むとソ連軍がプラハで(1968年)無慈悲に止めを刺した。ひとつの資本主義型デモクラシーが、デモクラシーであることを放棄せずに社会主義に向かい突き進むと、アメリカ政府がファシスト軍人を援助してサンチェゴで(1973年)血の海を作った。」
 とのことですが、議論が変な方向に行ってるような気がします。
あなたの社会主義国は、現実のソ連、中国ではないのですか。
それなら、議論が空転してしまいます。

お礼日時:2006/01/06 23:20

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