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専門家にご回答いただければ幸いです。


「there is [are] ~~」では,“~~”の部分には
特定化された名詞は入らないそうです。たとえば,

   There is my book on the desk.

というのは間違いで,

   My book is on the desk.

と表現しなければならないようです。


 何故ですか? 


専門用語を用いていただいて構いませんので,
その理由を教えてください。

A 回答 (11件中1~10件)

間違っているいないというより別の表現だというのが私の理解です。


文脈次第では十分あり得ると思います。

[1] 〈There+be動詞+主語〉
? §141-[1]-(2)
ある不特定のものが存在することを表すのに There is (are, was など) の構文を使う。英語では「テーブルの上に花びんがある」という場合に A vase is on the table. とはふつうはいわないで,代わりに There is a vase on the table. という。
[株式会社旺文社 ロイヤル英文法改訂新版]

ここでも「ふつうはいわない」とあり、間違いとは言っていません。
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この回答へのお礼

愚かなことに,私はこの『ロイヤル〔改定新版〕』を本棚に飾っておりました・・・・。

お恥ずかしい・・・・・。

勉強しなおします。。。<(_ _)>

ありがとうございました。

お礼日時:2005/12/28 04:46

Gです。

 こんにちは。 専門家ではありませんが書かせてくださいね。

There is my book on the desk.が間違いだと言った人が間違いです。 (ここの回答で、と言うことではなく)

My book is on the desk.と言う方が使い出がある、と言うだけに過ぎません。

まず、いい例から書きますね。 

中学で習う一番最初の文章は、I am a boy.は使いでのないまず言わない表現です。 This is a book.もそうです。 I am just a boy. This is my book.と言う表現であれば充分使いでのある表現と言えるでしょう。 

なぜでしょうか。

まず、I am a boy. これを言う相手が自分が男の子であると言うことを言うことはまずないと言うことなのです。 I am only a boy.と言う表現をして、まだ子供だよ、童貞だよ、そんなこと知っているはずないじゃん、と言うフィーリングを出すときの表現ですね。 だから使い出があると言うわけです。

This is a book.も同じですね。 見ればわかることです。 本には見えないものであれば使えると言うことです。 This is my book.と言う表現ではこれは私のですといいたいときに使えるわけですね。 ですから、応用できるわけです。

本題です。

There is my book on the desk.もThis is a book.と似たようなレベルの表現だと言うことなのです。 つまり、机の上に私の本があります。と言うフィーリングですね。 これを使うのは、机を見れば私の本があるからその横に探しているものがあるよ、と言うような状況で使えると言うことなのです。

My book is on the desk.はどうでしょうか。 これは、私の本はその机の上にあります。 つまり、何がどこにあるかと言うフィーリングをあらわしたいときに使える表現だと言うわけです。 応用が利きますね。

状況にあった、私が言うフィーリングにあった表現がこの二つなのです。 どちらも間違っていると言うことではないのです。

しかし、ひとつのフィーリングを言うにはもう片方の表現では表せないということでもあります。

ですから、私の本は机の上にあります、と言いたいのであれば、There is xxxは使えないし間違った表現となります。 しかし、机の上には私の本があります、と言ういいたい時にMy book is on the desk.ではわからないことはないけど無理があるなと言うことにもなります。

と言うことで、中学のときの基本がうまく教えてくれない、と言うことでもあるのです。

これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
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この回答へのお礼

いつも詳しいご説明をありがとうございます。

>フィーリング

Gさんの説明のキーワードのようですが,私のようなド素人にはこのような「フィーリング」などというのが皆目わかりません。どうかこれからも勉強させてください。

お礼日時:2005/12/28 04:54

簡単に言うと、There (is/are) などは、まず話を始める時の表現です。

発音もゼアよりもザに近い短い音です。まだ特定の事柄ではない場合です。
古い英国の文法書でも明確に書いています。
eg) Once upon a time there was an old man. There is a hole in my coat.

しかし、明確に特定の事柄であれば、There (is/are) は通常使われません。定冠詞や固有名詞が来る場合などですね。eg) ×There was Taro at the ceremony. ○Taro was at the ceremony. ×There was the door closed. ○The door is closed.  

つまり明確に使い分けられているので、専門用語など必要ありません。何故への答えは、そうだからです。日本語で考えると同じもの(ある/いる)でも、英語では違う表現のことがあるのです。
ついでですが、前記と違って there の発音がゼアになるのは、例えばですが、このグループには何人いますか? への答えに10人とか答える場合です。There are ten.
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この回答へのお礼

martinbuhoさんのご説明にかなり近いようで,
このあたりが英語の優れた使い手の方々の
共通理解のような感触があります。

どうもありがとうございます。

お礼日時:2005/12/28 04:52

標記の文が「間違っている」かどうかは、コンテクストによります。



「机の上に私の本があります」と言いたいのであれば、間違いですが、「それから、机の上にある私の本もね」と言いたいのであれば、間違いなどではありません。

there構文のthereは、本来、There goes the bus!(ほら見て、バスが走り去っていくわ[このgoesはis goingの進行形の意味を持つ])のthereと機能が同じで、「相手の注意を喚起する」ことに基本的意味があります。

これは、英語の主語が基本的に持つ特色とも関係します。主語のことをsubjectと言いますが、subjectには、「話題・テーマ」の意味もあります。つまり、英語の主語とは、基本的に、談話の場面において「既存在」であることが期待されています。言い換えれば、指示対象についての情報が相手と「共有」されていると話し手は考えているわけです。

ですから、主語に相手が予期しない指示対象をいきなり導入しては、相手が混乱するので、「気をつけて聞いてね!」というわけで、thereで始めるわけです。

このように、談話に初めて登場する人やものについて語るときに使われるので、there構文では、動詞は、存在や出現を表します。

ここで注意しなければならないのは、談話に初めて登場するからといって、その登場する人や物が、相手にとって、常にidentifyできない対象を指すとは限らないということです。

標記の文は、"list(ing) there"と解釈した場合には、容認可能ですが、これは、例えば、相手に持ってきてほしいものを列挙して、「着替えと、当座のお金をお願い」のあとに、「それと『私の』本もね」と言っているようなコンテクストを前提にします。この場合、my book(これをどう解釈するのか、例えば、私の書いた本と読むのかどうかなどは、ここでは考慮しない)自体は、談話に初めて登場しますが、聞き手にとっては、指示対象が何かは識別可能です。

あるいは、こんな言い方もあります。

(i) There is John you could consult with.(誰か相談したいというのなら、例えば、ジョンなんかはどうかな)

it分裂文に対して、there分裂文と呼ばれる現象ですが、この場合のJohnも談話に登場するのは初めてですが、John自体は誰を指しているのか、聞き手には分かる存在です。

ある文(というか、正確には、ある語の連鎖)が誤っているかどうかというときには、その言語の文法から見て、そうした配列を許すかどうか、つまり、grammaticalかどうかという側面だけでなく、特定の状況における発話の意図から見て、それがacceptableかどうかいう側面も考慮しないといけません。

私たちは、英語の形式をあれこれこねくり回して、この形式にはどんな意味があるかと考えがちです(その結果、ありもしない形式に、ありもしない意味を見ることが多くあります)が、英語学あるいは言語学としての研究ではなく、外国語の「学習」としてみる限りは、「これこれの場面で、これこれのことを言いたいときには、母語話者はどんなふうに言うのか」に注意することが大切です。
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この回答へのお礼

ご説明をありがとうございます。

>外国語の「学習」としてみる限りは、「これこれの
>場面で、これこれのことを言いたいときには、
>母語話者はどんなふうに言うのか」

私のようなド素人にはこのような「どんなふうに言うのか」などというのが皆目わかりません。どうかこれからも勉強させてください。

お礼日時:2005/12/28 04:49

補足ですが、google で引くと、次のようになります。



"There is my " の検索結果 約 448,000 件

"There are my " の検索結果 約 134,000 件

"There are his " の検索結果 約 54,200 件

"There is her " の検索結果 約 51,500 件

"There is your " の検索結果 約 294,000 件
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この回答へのお礼

けっこう使われているようですね。

素人ながらよくわかりました。

お礼日時:2005/12/28 04:41

何か他の方々に異を唱えることになるのですが、間違っていないと思いますよ。



> There is my book on the desk.

は、これから、自分の持ち物を幾つか取り上げて、、どこにあるかと言う意識で、「あれはそこ、どれはどこ」と言う言い方でするはずです。

   My book is on the desk.
は、自分も相手も目で見てわかる範囲に本がある場合にいう言い方です。

there is の言い方は、すでに言われているように、新情報を出すよと言う、話者による合図ですから、「新情報」がどのようなレベルと言うか、具体的に、どういう状況で「新情報」とされるのかによるわけです。機械的に the がつくのはだめ のように覚えるのは限界があると言うことですね。
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この回答へのお礼

なるほど・・・・。

素人にはよくわかるご説明で納得いたしました。
どうもありがとうございます。

お礼日時:2005/12/28 04:40

No.2です。

非対格性→・・・→認知文法 という説明になりますが、これは大学院レベルの言語学です。希望があればまず「事態概念の記号化に関する認知言語学的研究」を読んでみてください。
不明の点があれば、いつでも回答します。
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この回答へのお礼

「事態概念の記号化に関する認知言語学的研究」とかいう本を図書館がどこかから借りて読んでみます。

不明の点があれば,ご回答いただけますよう,
お願い申し上げます。

お礼日時:2005/12/28 04:38

もうすでに解説がなされているので、英語学ではどのように考えられているかがよくわかる本をご紹介します。


「謎解きの英文法・冠詞と名詞」久野暲著、くろしお出版
久野先生は英語学統語論で大変有名な方です。
この本は英語学初心者にもとてもわかりやすく興味深いものだと思います。これを読めば納得、解決ですっきりすると思いますよ。
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この回答へのお礼

返事が随分と遅れて申し訳ありません。

ご推薦の図書を読んで勉強しようと思います。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2005/12/28 04:35

There is(are)xx構文は話者が始めてxxについて述べるときに使われます。

従って聞き手にとっては特定されない(theとかmyで)名詞がくることが期待されます。There is a book on the tableはありです。my book(またはthe book)というときは対象の本が特定され話者も聞き手もそれが事前に分かっていることを示します。従ってthere isなどと回りくどいことを言わずにMy book(またはthe book)is・・・とストレートに
表現出来るわけです。

詳しくは添付URLをどうぞ。

参考URL:http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/further/thereb …

この回答への補足

ということは,不定冠詞“a”と定冠詞“the”の使い分けと同等と考えてよさそうですね。

添付URLの格助詞の話はとても参考になります。ネット上で,かなり研究されているという印象を受けました。

理解は深まりました。ただ,「認知言語学」的側面での理解も深めたいと考えております。

どうもありがとうございました。

補足日時:2005/12/17 00:41
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「認知言語学」の立場から、一応の説明は可能ですが、結論を言えば、英語という言語が、そうなっているとしか説明しようがありません。

存在のthere構文については、他のサイトでも説明してあります。

この回答への補足

早速のご回答ありがとうございます。是非とも,

  「認知言語学」の立場から、一応の説明

をお願いできませんか? 

少々難しくなっても頑張って理解するつもりです。
どうかよろしくお願いします。

補足日時:2005/12/17 00:19
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