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吹奏楽器などの演奏で、循環呼吸法というのがあるそうです。
これは楽器を続けて吹き続ける方法ですが、
これで声を出し続けることもできるのでしょうか?
そしそうならすごいのですが、聞いたことがありません。

よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

循環呼吸では、声は出し続けられません。


というか、発声には循環呼吸は使えない、といった方が
正確でしょうか。

まず循環呼吸の仕組みを説明します。
通常は肺からの空気を吐き出すことで楽器を鳴らしますが、
肺の空気がなくなるといったん演奏を止めて空気を吸わな
ければいけません。そこで、肺からの空気に余力があるうちに
口の中に空気をためておきます。肺の空気がなくなったらすかさず
口にためておいた空気を、口の周りの筋肉や舌を使って押し出す
ように吐き出し、楽器を鳴らします。
その間に鼻から新しい空気を吸います。口の中にためておいた
空気がなくなる前に肺からの空気に切り替えます。

口に空気を貯めて使うわけですから、発音体は口よりも外側に
なくてはいけませんよね。通常管楽器はマウスピースやリード
部分を口にくわえますので、口にためた空気を使うという
芸当ができます。

しかし発声の場合、発音体はのどにある声帯ですから、口に
ためた空気を使う、などということはできません。
肺からの空気がなくなったら発声はできません。
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