プロが教えるわが家の防犯対策術!

自分のレコード・コレクションで、フィリー・ジョー・ジョーンズの参加している
50~60年代の吹きこみをざっと調べてみたんですが、ライブ盤がみあたり
ませんでした。
ひょっとして麻薬をやっていたことと関係あるのですか?(キャバレーカード
を没収された?)

A 回答 (5件)

こんばんわ、由比小雪でございます、okwebがお送りするアスベストインジャズ、


今日のテーマはフィリージョージョーンズの秘密に迫る、でお届け…
…ですね(^^)

>ライブ盤がみあたりませんでした。

えー、そんなことは…、と一瞬思いましたが、胸に手を当ててよく思い直して見るとホントに少ないですね!

冒頭に「そんなことは…」と咄嗟に思ったのはフィリーの初録音だったトニースコットのゴールドディスクのことなんですが、あれはタウンホールでしたっけか、とにかく大ホールだったからキャバレーカードの対象外なんですよね…

キャバレーカードはユニオンの発行だから州が変われば出演できそうな気もしますが、あれは全米組織でしたっけ?

マイルスのプラザホテルも、ほんの一ヶ月前だったらフィリーの筈だったんですが微妙なタイミングでジミ-コブに替わってすぐの録音ですよね…

彼のカードが没収されていた期間をつぶさに追跡しているファンの方がこの投稿を見て助け舟を出してくれるとうれしいですね!

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ところで、また前回のご投稿の続きで申し訳ないのですが、
締め切りのお礼欄メッセージでホールダニエルスと聞いてやっと思い出したんです。
あれはSJ幻の名盤読本に1ページ丸まる割いて解説があった筈です。
全国老舗喫茶店なら閲覧図書として常備しているのでご覧になってみてください。
もうすでにお読みでしたらごめんなさい。
80年代にヨーロッパ?か大阪の業者?が厚紙ジャケットなんだけど12インチの間抜けな体裁でこっそり復刻したこともあって、私もZim盤とだぶって買って頭を掻いたことを思い出しました…。
勿論板起こしなのでオーディオにもお厳しいoietenickさんには耐えられない復刻盤ですが、表紙だけレプリカでも有難くてダブりでもなかなか手放せなかったしょっぱい思い出です。

なにぶん私の脳はもうアスベストに侵蝕されてしまってこんな調子なんですが、今回はちょっと締め切りを延ばしていただいて、一緒に追及してみませんか?
その間に他の詳しい方が加わってくれる可能性も充分あると思いますので^^

この回答への補足

きょうはもう、きのうの疲れが消えました。
キャバレーカードの件、何かわかりましたか?
1960年、これを没収されたコメディアン(バディ・リッチ楽団と一緒にツアーをやっていた人)が仕事を失って餓死したという話をネットで見ました。

 以下おまけの話。

…アート・テイラーはライブで燃える人ではないかと思っています。
George Wallington Quintet at the Bohemia
Bird's Night - Music for Charlie Parker
Donald Byrd in Paris
彼がいたからこれらは名作になったのではないかと。
上記3枚の他にご存知のかた、教えてください…

…という質問を一ヶ月ぐらい前、投稿したんですが、ゼロ回答だったので -_-、削除しました。
ま、それはともかく、今回のスレッドもそこから連想した質問なんですよ。

ブックオフで一冊\105のスイングジャーナルを物色中、アート・テイラーのディスコグラフィーが掲載されている号をみつけました。(あとで買いに行くかもしれません)。
といっても、完全ディスコではないのでがっかり。その記事で、杉田なんとかさん(?)が「1956~57年には200から300枚の吹込みがある」と書いてましたね。ホンマかいなと思いました。

補足日時:2005/12/30 16:31
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この回答へのお礼

どうもこんばんわ。
ホール・ダニエルの件ですか。オリジナルのジャケットカバーを拝みたいものですね(復刻盤のデザインはいまいちなもので)。

トニー・スコット盤? あれは処分したような ^^

前言をひるがえしますが、4大ドラマーが共演したルーレットのライブ盤「モダン・ジャズ・ドラム合戦」(原題不明)という超駄盤でフィリーがタイコたたいてました。たぶん60年代後半の記録です。
まあ、3年に一回ぐらいしか聞かないレコードですが…

キャバレーカードについてはよくわかりませんね。NY独自の制度だったかもしれません。

実を言うと、本日(12月29日)ブラウザのバージョンアップ(Firefox Ver.1.0.7→Ver.1.5)を行い、目が疲れました。Mozillaのいろんなサイトをみてまわったもので。
これといったトラブルもなく…
というわけでこれから就寝です。続きは翌日ということで。

お礼日時:2005/12/30 00:14

>きょうはもう、きのうの疲れが消えました。



元気一発にはバディリッチがいいですね!
リッチの40年代バップはご存じの通りジミージウフリの編曲ですし、50年代のバーブにはosietenickさん好みのウエストコーストで私も大好きです!

>キャバレーカードの件、何かわかりましたか?

これ、たしか昔私が入院中に愛読してたペッパーの自伝にカードの話があったような薄々の記憶で、図書館などで読み直してみようと思ってます。osietenickさんのご記憶はどうですか?
私、あの本を読んだせいで症状が多少悪化して退院が遅れたかも、です^^
(NYだけの制度ならペッパーは関係ない筈ですもんね。NYユニオンだけ、というご記憶はどのあたりから取得されましたか思い出せそうでしょうか?)
ハリーシャピロだったか、ジャズインドラッグには多分必ず何か載っていた可能性高いはずですが、あの本は殆ど内容が薄くて不満だった記憶しか残ってません∴具体的記憶ゼロの完全揮発です^^;

>1960年、これを没収されたコメディアン(バディ・リッチ楽団と一緒にツアーをやっていた人)が仕事を失って餓死したという話をネットで見ました。

あらーホントですか…合掌。
こういうのがあるからビリーテイラーのジャズモービルとか頑張ってくれたんですね…

> 以下おまけの話。

実はわたし、こういうおまけを沢山おしえて頂きたくて楽しみにしています!!!
またいっぱい教えて下さい☆

>…アート・テイラーはライブで燃える人ではないかと思っています。

全く同感です!
あまりの燃え過ぎで、わたしは秘かに彼の事を「ハードバップの森田健作」と呼んでいます!(ウソ^^)
なにゆえにアートテイラーが「燃える男」か?という私の判定基準は、たぶん(絶対?)osietenickさんの判断基準とは異なると思うんですが、まあ聞いて下さい^^
アートテイラーが伴奏している時は、
「吉川クーン!伴奏ってもんは分をわきまえなきゃならん!」
「常にソロイストを立ててこそ伴奏であり、リズムセクションはメトロノームより正確でなきゃならん!なあ、吉川君!」(ここでニヤリと例によって青春の笑顔)
・・・ところがテイラー健作に1コーラス以上のロングソロの時間が与えられると…
小節数を重ねるごとに、人間メトロノームの鉄のごとく固い男の信条はどこへやら?
お面!小手!突き!何でも来い!おれは男だ!優勝だ!文句あっか!のトランス状態。
テンポがだんだん走って発狂寸前ノバウサギ!
・・・しかしそこはさすが青春の巨匠、自分のロングソロが終わって合奏テーマに戻った瞬間、元のテンポにキチっと修復するところがジャズの世界七不思議の一つではないでしょうか?

>George Wallington Quintet at the Bohemia
>Bird's Night - Music for Charlie Parker
>Donald Byrd in Paris
>彼がいたからこれらは名作になったのではないかと。
>上記3枚の他にご存知のかた、教えてください…
>
>…という質問を一ヶ月ぐらい前、投稿したんですが、ゼロ回答だったので -_-、削除しました。
>ま、それはともかく、今回のスレッドもそこから連想した質問なんですよ。

そうでしたか…。全然気がつかず私、見落としていました。ごめんなさい。
ジョージウオーリントンの50年代は、アートテイラーよりももっと凄くて、このスレッドにふさわしいフィリージョーの白人版でありながら過小評価に甘んじ続けているニックスタビュラスの貢献が大きいですよね!
(偽フィリーで白人、というダブルパンチが日本人から嫌われて抹殺されている理由?、という気もします)
ボヘミアの作品が名作になった最大の理由は、ポストバップを狙った幻のジャズ改革運動だった「ペック奏法」の唯一の実演記録であることが最大の要素だと思いますよ。
∴ボヘミアに限っては、他の演奏者が誰であっても(一定レベルのバッパーであれば)ウオーリントンがペック奏法の指示を出してさえいればSJゴールドディスクになっていたのではないでしょうか?
私の無い物ねだり的予想としては、スタビュラスだったらワニ一匹分点数が増えるような気もします^^

Bird's Night のほうは、たしか森田健作炸裂の走りがあったはずかと思います。
osietenickさんにはこのレコードはフランクソコロウのほうが嬉しかったんじゃないでしょうか^^

パリのほうはマイクの設置が遠いのか、ホールの残響のせいか、エンジニアの主義主張なのかわからないのですが、録音条件が上のサボイと同等だったらこれまたワニ一匹アップですよね!


>といっても、完全ディスコではないのでがっかり。その記事で、杉田なんとかさん(?)が「1956〜57年には200から300枚の吹込みがある」と書いてましたね。ホンマかいなと思いました。

よほど吹き込み数の少ないプレイヤーの特集でない限り、SJの連載特集ディスコはどれも完全ディスコではありませんので、それは仕方ありませんよ。
osietenickさんは杉田さんのことがお気に召されないみたいですね^^;
それでOKWEBのほうを信用したい、というお気持ちなんでしょうか?
杉田さんはいーぐるのレコード番頭でしたので本当に詳しいですよ。
1956-57年には200から300枚、というのは今言われてみて、そういえばそうだよね!と私も思いました。
(勿論正確な計数ではありませんが体感的にそんな記憶です)
今では公立図書館で無料に音楽資料を閲覧できますので、ぜひ図書館などでしらみつぶしに検証してみてはいかがでしょうか?

>ルーレットのライブ盤「モダン・ジャズ・ドラム合戦」(原題不明)という超駄盤でフィリーがタイコたたいてました。たぶん60年代後半の記録です。

お!すごいのお持ちですね!いいなあいいなあ!
60年代後半ということは、他の3人は日本にも来てくれたドラム合戦のメンバーだったCパーシップ、Lベルソン、Bリッチですか?
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この回答へのお礼

早速のご返答ありがとうございます。
公立図書館に音楽資料が豊富にある、というのは全く思いつかなかったので、今度行って見ます。

>ニック・スタビュラス
いいですねえ。NYの白人たち中心の演奏によく顔を出す人ですね。彼のすばらしい演奏を聴ける盤の名前を失念してしまいましたが ^_^ (ときどきスタビュラスとドン・ラモンドとジミー・キャンベルの区別がわからなくなってしまう私)

「モダンジャズドラム合戦」参加者はブレイキー、フィリー、パーシップ、エルビンです。

杉田宏樹さんはいーぐるの人だったんですか。それで、ああいうふうにいろんなタイプのジャズが好きなんですね。

お礼日時:2005/12/31 16:55

こんばんわ、今宵世の皆さんは紅白歌合戦ですが、osietenickさんはお部屋でこっそりうっとりジャズ合戦、でしょうか? それともライブハウスの年越しイベントでしょうか^^



療養中の私は、人目にはさみしく布団の中で、しかし自分的には幸せに、伝説の故人たちと脳内ジャムセッションです♪

>公立図書館に音楽資料が豊富にある、というのは全く思いつかなかったので、今度行って見ます。

これは本当に宝の山ですから、税金を有効にご利用下さい^^
図書館によって収蔵物や閲覧方法(貸し出し不可とか)に違いがあると思いますが、市立で不満なら県立、県立で不満なら国立、と行ってみて下さい。(国立だと収蔵は豊富だけど貸し出し不可が多いのが泣きどころですが)
ほかに、地域の大学が、地域住民との密着をアピールして図書館を公開していることも最近は多いですから、ぜひチェックしてみてください。(特に芸術学部とかある大学だとウハウハ状態だと思います)

>>ニック・スタビュラス
>いいですねえ。NYの白人たち中心の演奏によく顔を出す人ですね。彼のすばらしい演奏を聴ける盤の名前を失念してしまいましたが ^_^ 

私の即答可能な記憶ではウオーリントンに集中してしまって申し訳ないんですが、これはネット検索でも比較的容易に引っ掛かってくれるかと思いますよ♪

>ときどきスタビュラスとドン・ラモンドとジミー・キャンベルの区別がわからなくなってしまう私)

それは白人ファンの称号剥奪になりかねない致命傷ですねえ^^;;;
ブラインドフォールドテストを一生懸命やりましょう!
…といいつつ私もジミーキャンベルの特徴の列記はできません(やべえ…自決)
スタビュラス=白人フィリー∴確実にブラインドできた共演者から類推しないとわからない事も多い
ドンラモンド=バスドラ爆弾投下のタイミングを掴めばすぐ判明します


>「モダンジャズドラム合戦」参加者はブレイキー、フィリー、パーシップ、エルビンです。

ありがとうございます!いいですねえ!
わたしのディスコは間抜けで有名なブリニンクスなのでドラム合戦が欠落してました(泣)
ドラム合戦のころ私はまだ子供でしたのでリアルタイムに聴けなかった悔しい歴史的興業のひとつです。
この実況録音も、ドラム合戦でしたらキャバレーカード適用にならない大ホールではありませんか?

>杉田宏樹さんはいーぐるの人だったんですか。それで、ああいうふうにいろんなタイプのジャズが好きなんですね。

そうですね、好き、というより聴かざるを得なかったから沢山ご存じで幅が広がった、という方だと思います。
本当のお好みは称号どおりのキース杉田さんですから…

ところでやっと本題に戻しまして、
osietenickさんは「usenetニュースグループ」の「rec.music.bluenote」(通称rmb)はご利用なさってますか?
「ホームページ」などが登場する以前からあった、インターネットが学術ネットだった時代からの国際掲示板で、今ではgoogleホームページから「グループ」を選んで、「すべてのusenet」をクリックするだけで参加ができるようになっています。
これも勿論okwebと同じボランティアの掲示板ですから、玉石混交の情報が飛び交っているわけですが、基本的に本名で運営されていますので、本人の「信念をもった勘違い」でなければ割合確度の高い情報を得ることが出来ます。
(何とここにはosietenickさんも大好きな、ウエストコーストtbのミルトバーンハートも参加していて、アンクルミルト、と呼ばれて慕われていました。その後どうなったのか心配なんですが。)
キャバレーカード制度とフィリージョーのクラブ出演盤が無いことは、ここでわかる可能性が期待できそうに思いますので、河岸を変えてチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
(お礼補足欄で結果を教えていただけましたら幸いです)
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恒例の書き忘れアルツハイマーで恐縮です。


更に内容的にも蛇足で恐縮再拝なんですが…

osietenickさんの投稿を拝見する前には全く考えてもみなかったことですが、よく考えてみると、リバーサイドというレーベルは、カード取り上げで困っていた有能奏者を救済した節が濃厚ですね!

単なる結果論に過ぎないのか、オリンキープニュースの意図的な救済のおかげで私たちファンは貴重な彼らの演奏をレコードで聴くことができるようになったのか?ちょっと附随して気になって来ました^^

上の根拠は、フィリーのほか、ジミーヒース、冤罪起訴中のモンク、チェットベーカーなどが続々「そういえば彼らは…」と思い出しましたので…

それにしてもカードの制度の詳細は気になりますね。
フィリーも故郷に帰れば大丈夫なのでは?とか、ブラックホークのモンクは、あれはどうして成立できたのか?とか…

アメリカ音楽産業の総合的な歴史と、それぞれミュージシャンの詳しい伝記も知っていなければわからない問題で、このスレッドはとても実りの大きな結果が得られる大木に育つ可能性がありそうに思います。

引退してしまった私の今手元にはほとんど資料は無い状況ですが、お正月休みにネット探索してみます。

また、題名を見て新たに加わってくれる人にも期待したいですね!
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この回答へのお礼

療養中ですか。あまり無理をしないようにしてください。

格闘技好きの私は紅白とか見ずにテレビでPrideを見てましたよ。

ニック・スタビュラスががんがんドラムを叩いているレコードをさっきやっと思い出しました。
レニー・トリスターノの「マエルストロムの渦」。
思い出さなければよかったです。ただでさえ今年の寒さはきついのに…

というわけで、来年もよろしくお願いします。

お礼日時:2005/12/31 23:26

>療養中ですか。

あまり無理をしないようにしてください。

新年おめでとうございます。
へたばってすぐに眠ってましたが今ごろ目がさめました.

>格闘技好きの私は紅白とか見ずにテレビでPrideを見てましたよ。

パソコン開けてトップニュースでおどろきました。ハッスル小川骨折しちゃったんですねー。
(なんであの二人は仲が悪かったんすか^^;)
ボビー対曙さんも気になりますねー^^

>ニック・スタビュラスががんがんドラムを叩いているレコードをさっきやっと思い出しました。
>レニー・トリスターノの「マエルストロムの渦」。
>思い出さなければよかったです。ただでさえ今年の寒さはきついのに…

おお、うらやましいですねー
「背筋の氷る凄さ」という文学的な言い回しでしか伺ったことなかったのですが、スタビュラスが「主犯」による「凄さ」という訳なんですね?
そういえば伝統的にトリスターノ派の太鼓は単純メトロノームばかりでしたが、この作品だけ縦横無尽型のドラマーということになりますね!

>というわけで、来年もよろしくお願いします。

こちらこそ、いつも答えにならない書き込みで点数を頂戴してしまい済みません。
今年はr.m.b.にぜひデビューしてみてください。
一等地抜いた情報収集ができることうけあいです。
http://groups.google.co.jp/group/rec.music.bluen …
(私はジャズ界追放なのでもう参加できない身の上なんです…)
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この回答へのお礼

新年あけましておめでとうございます。
この時期は胃腸の管理が大変です。酒もいつも以上に飲まされるし。

ジャズ界追放の身? まあ、そういわずに。

Googleのフォーラムって言うんですか、ちょっと見てみましたが、英和辞典片手でないと、参加は大変そうですね。見るだけなら、辞典不要ですが。
Altosaxさん以上に豊富な知識を持っている人がそうそういるとは思えないのですが、ときどき覗いてみます。

お礼日時:2006/01/02 13:43

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