このカテゴリでいいかどうか不安ですが。。

線遠近法において、ね。
消失点の位置というのは、どうやって
決まってくるのですか?
描く場合の話ではなく、景色などをみた場合の話です。

例えば、東西に走る道と、南北を走る道の交差点を
みた場合を考えてみると、
どこか一つの進行方向を向いたときの視界を切り出して
みると、
一点透視で消失点がまん中のような気がしますが、
45度向きを変えて、どこかの角を正面に構えた
視界を切り出してみると、
二点透視で、右と左の 2箇所に消失点があるように
思います。

だったらその角の方向にも道があるような
変型交差点だった場合には、消失点はどうなってしまうの
でしょう?
消失点というのは、視界にはいる景色の中で
物体それぞれが別箇にもっているものなのですか?

でも、美術の本の遠近法関係の所をみると、
「この絵は二点透視で描かれた」といって、
キャンバス内のすべての物体の消失点が
一致するようにできていますよね?

この矛盾(?)はなんなのでしょう?

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A 回答 (3件)

透視図法の専門家ではありませんが、イラストで飯をくってるものです。

いささか拙い説明になってしまってますが・・。

透視図法は、「キャンバス内のすべての物体の消失点が一致するように」できているわけではありません。また、そんなことはありえません。

1点透視では、見ている位置にたいして0度と90度の方眼(マス目)を仮想して、90度の線が地平線で1点に収束していると考えます。(当然描こうとする主題の正面に位置し、その主題が90度で交わる線(面)を持っているのなら、仮想の方眼は主題に一致させることになります)。まっすぐな道路が直角に交差している絵であれば、このうちの一本が見ている位置から90度になる位置で絵にすれば、交差している道路は水平線と平行になります。しかし、クロスだけではなく、任意の角度で別の道路があれば、その消失点は水平線上の別の位置になります。

2点透視は、同じく仮想の直角の方眼を斜めに(30度、60度近辺にすることが多い)見た位置であると考えられます。(この場合も、主役となる対象にこの仮想の方眼をあわせるわけですが)。
斜めであるため、0度、90度の方眼の線は地平線上のふたつの位置に結ばれますが、すべての線がここに収束するわけではなく、方眼のラインに沿った直角な線だけがその位置に収束します。斜めになった線は当然地平線上の別の位置に消失点を持ちます。

床に置かれたイギリス国旗を一点透視、二点透視で描くことを考えればわかりやすいと思います。

机の上にたくさんのマッチ箱をばらまいた絵は、描くのがむずかしい・・。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
とても的確で分かりやすい解答でした。
芸術作品などで、消失点が定まっているのは
そこに消失点がいくような配置の物体しか
描いていないからなんですね。

(「遠近法を使った」として本でよく紹介される
たぐいの絵をみたとき、なんか味気無い感じを
覚えた理由もついでにわかりました。)

お礼日時:2001/12/20 21:49

 三点透視も有りますが、これはどうなんでしょうか...




透視図法
http://www.fsinet.or.jp/~maoi/tousi.html

投影法の基礎と応用
http://www.ymg.urban.ne.jp/home/hybrid/artfolio/ …

背景について
http://kaiku.tripod.com/haikei.html

 

参考URL:http://www.fsinet.or.jp/~maoi/tousi.html
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この回答へのお礼

参考URLをいろいろとありがとうございます。

お礼日時:2001/12/20 21:44

まったく自信なしですが、透視法というのは3次元の景色を


2次元の絵に変換するときに必要なのではないでしょうか。

つまり、実際のビルなり道なりは縦、横、奥行き
という三つの長さをもっていますが、絵に書き写すときには
縦、横二つの長さしか使えません。油絵などでやや立体感が
表現できる場合でも、現実に比べるとその奥行きは内に等しいでしょう。

こういう場合に、縦の長さはそのままで、斜めの線一本で
横と奥行きの広がりを両方表現しようとしたときに
「透視法」が必要になるのだと思いますが。

実際、建物の完成予定モデル(立体)などは消失点も
なにもなく、縮尺だけで長さが決まり、角度は現実のものに
等しいですから。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2001/12/20 21:43

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Q遠近法

江戸時代後期の浮世絵の遠近法は何遠近法と言うのでしょうか。空気遠近法、あるいは前景と遠景が対比的に描かれているので対比遠近法?教えを請う。

Aベストアンサー

浮世絵の場合、線遠近法の要素が強いでしょう。
奥の山の色が青かったりするのは、色彩遠近法の効果も
取り入れたりしています。
浮世絵の場合、
この色彩遠近法 + 線遠近法の二つの要素が重なって
、より空間表現が強調されたものになっています。

Q1点透視法について教えて下さい。

1点透視図法の絵を描く時の質問です。
自分が平らな地面に立って、地平線を見ている絵を描くとします。
申し訳ありませんが、私の文章力では説明しにくいので http://users.goo.ne.jp/orni/zumen.gif をご覧下さい。

地面に、正方形が4つ集まった図形、「田」のような線が描いてあるのを少し離れたところから見ているとします。この「田」の線の長さは、ab=ac=ad=be=cf=de=efだとします。
この時、遠近法により奥に行くほど線が短く見えて、ad>be>cf、ab>bcのように見えるようになる所まではわかります。
ところが、実際には等しい長さであるadとabとbcが、見た目ではどれぐらいの長さの差があるのか、その比率がわかりません。
つまり、図面上ではadを10cmに描くとするなら、abは何cmでbcは何cmに描けばいいのかわからないという事なのですが……
何か計算式があればお教え下さい。
宜しくお願いします。

Aベストアンサー

orniさん、こんばんは。
質問の内容が判りましたので、簡単に説明します。
まず、ab=ac=ad=be=cf=de=efの部分はab=bc=ad=be=cf=de=efの間違いでしょう。

自分自身の目の位置(Hcmとします)と線Aがある所までの距離(Lcmとします)で全ての値が計算で求めることが出来ます。

自分自身の真下を角度0とすると、線Aを見ると tanX1=L/H
同様に             線Bを見ると tanX2=(L+10)/H
同様に             線Cを見ると tanX3=(L+20)/H
この角度の比率(視角?)が実際に見た時、長さの違いになります。
式で表せば、(X3-X2)/(X2-X1)=bc/ab となる筈です。
これが進行方向(奥行き側)です。
横方向についても同様に図を書いて考えて頂ければお分かりになると思います。
三角関数で計算できます。

Q古代アッシリアと遠近法

 先日、イギリスの大英博物館に行ってきました。
 そこで度肝を抜かれる思いで観たのが、古代アッシリアのレリーフ。紀元前7世紀の作品でありながら、見事な遠近法を用いて描かれていました。
 味方である責め側の兵士達は、大きく。一方、城壁を守る敵側の弓兵達は、遠く小さく。臨場感あふれる作品でした。

 遠近法は、ルネッサンスや浮世絵でその成立が語られると(薄学ながら)教わりましたが、だとしたらこのレリーフはいったいどういう意味を持つのか。あるいは、何らかの理由から遠近法に数えられないのか。

 こうした事柄に関して、どなたか詳しい方に御教授いただければ幸いです。
 よろしくお願い申し上げます。

Aベストアンサー

美術大学にて世界美術史の講義を受けたことがあり、タイトルを見て、少しでもお力になれればと思いました。
(以下は大学の講義・参考書より得た知識です。専門家ではありませんので完全な回答であると自信を持つことはできませんが、参考になりましたら幸いです。)


そもそもアッシリア美術は、紀元前4千年期~のシュメール美術に続くメソポタミア美術の流れの一部である。メソポタミア美術はそれまでの石器時代にはなかった異なる文化との交流や絵文字の発達により美術的な表現も飛躍的に発達していった。

シュメール美術の段階で既に「空間を意識」するということは行われており、ふたつのものを重ねて描き遠くにあるものを表現する【重切法】がそれに当たる。(この技法は「ウルのスタンダード」という王の勝利を讃えた円筒印章の深み浮彫りの作品に代表される。)

その後、アッシリア美術はこれまでにない壮大な規模の叙述的浮彫り様式を確立させ、固有の美術を展開した。
乾燥した大草原から石が多く取れるという土地柄から石彫りのレリーフが発展を重ねていくことになり、それを代表する作品が
「アッシュルバニパル王によるエラムのマダクトゥーの包囲・攻略」
(ニネヴェの南西宮殿第33室出土、前660年-前650年頃、雪花石膏製、大英博物館所蔵)
である。
この板石(オルトスタット)に造形された作品は、ドキュメンタリー性を強めてアッシリア最強の王であるアッシュルバニパル王をより盛大に讃えるため、【写実主義】の徹底を造形理念としている。
そのため、シュメール美術から受け継がれた【重切法】のほかに
【俯瞰視点】…高い位置から場面を見下ろす視点
【垂直遠近法】…遠近を高さ・低さで表現する
【重畳遠近法】【基底線】
などの空間表現が新たに生み出されたのである。


huziiさんが博物館でご覧になったのは、まさに上記のアッシュルバニパル王のレリーフなのでは、と思います。
講義においてもとても重要性を持たせた部分で印象深く、ここで築かれた遠近法が元となりその後の発展が遂げられたのだったと記憶しています。
以上、回答となっておりますでしょうか。多少でもお力になれましたら幸いです。

美術大学にて世界美術史の講義を受けたことがあり、タイトルを見て、少しでもお力になれればと思いました。
(以下は大学の講義・参考書より得た知識です。専門家ではありませんので完全な回答であると自信を持つことはできませんが、参考になりましたら幸いです。)


そもそもアッシリア美術は、紀元前4千年期~のシュメール美術に続くメソポタミア美術の流れの一部である。メソポタミア美術はそれまでの石器時代にはなかった異なる文化との交流や絵文字の発達により美術的な表現も飛躍的に発達していった。...続きを読む

Q中3です。明日がテストです!一点・二点透視図法の書き方を教えてください!

こんばんわ。

中学三年で明日のテストで一点・二点透視図法のデッサンが出るのですが図法を書く授業の時に休んでしまって書き方がよくわかりません。

一点・二点透視図法の書き方を教えてください!

よろしくお願いします。

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↓でどうぞ。

参考URL:http://www.fsinet.or.jp/~maoi/tousi.html

Q現代のアニメで使われている遠近法は正確なのか?

アニメで使われている遠近法……

セル画のころは、基本線なんかもすべて手書きだったので、
どうしても正確にできなかったことはわかりますが、
最近のアニメはCG制作なので、やっぱり遠近法は正確なのでしょうか?

説明下手ですいません。


回答よろしくお願いします――

Aベストアンサー

>最近のアニメはCG制作なので、やっぱり遠近法は正確なのでしょうか?

「CGで制作」と言っても「セルに描く代わりにタブレットで手で描いて、パソコンで手作業で色付けしてるだけのCG」なら「手書き」と同じです。

なので、パースが狂った原画を描かれてしまったら、いくらCGと言っても「遠近感が腐ったまま」になります。

また「3Dポリゴンを使用したCGで、コンピュータでちゃんと遠近を計算」してたとしても、3Dを2Dに変換して動画にする時点で「カメラ位置の設定が変だったり、パースの指定が間違っている」と、遠近感が腐った動画が出来上がります。

Q二点透視で立方体の描き方?

立方体を描く場合。

二点透視でそれぞれの辺の長さをどのようにしたらよいのですか?

一点透視での正面は当然正方形ですが...、他の辺の長さは?。

教えて下さい。

Aベストアンサー

立方体を置く位置や向きによって変化します。
類似の過去質問も簡単に見つかるでしょう。

参考URL:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1387066188

Q遠近法であらわされた円は楕円か卵形か

タイトルのとおりです。
遠近法であらわされた円は楕円になりますか?
卵形ですか?

とある人がで、遠近法で円を書くと
遠くのほうが小さくて手前のほうが大きくなるといっていました(つまり卵形だと思う)。
遠近法で正方形をかけば確かに遠いほうが小さくて手前が大きいですが、
台形に内接している円は卵形じゃなくて楕円だと思うので、
遠近法で書かれた正方形は台形になるからその中の円も楕円になると思うのですが、
よくわかりません。

どうか教えてください。
もし、この本に詳しく載っているというのがあれば教えてください。
(なるべく図書館にあるような本がいいです。)
もしくはこのサイトに詳しい証明があるというのがあれば教えてください。
数学はほとんどわからないのでなるべくやさしいものを希望します。

どうぞよろしくお願いします。

Aベストアンサー

 競輪場を見下ろしたら楕円か卵形か、という話ですね。答は厳密に楕円。(この話は前にもやった気がするが…)
 まず、遠近法(投影変換)
  X = x/z, Y=y/z
は3次元空間中に勝手に置かれた直線を平面上の直線に写します。また、3次元空間中に勝手に置かれた円をこれで写すと、像は楕円です。「無限遠から見ているならともかく、遠近法なら遠くが小さくなるはずなのに?」というのが疑問なのでしょう。
 円周に等間隔に目盛りを付けておけば、目盛りの像はもちろん等間隔にはならない。さて、円の中心に対して点対象の位置にある目盛り同士をそれぞれ結ぶと、それらの直線は円の中心に集まりますよね。これらの直線の像はやはり直線であり、確かに1点に集まりはする(それが円の中心の像)。しかし目盛りの像は等間隔じゃないわけで、集まった点の位置は楕円の中心に比べて(遠くの方へ)ズレているわけです。つまり、遠くほど小さくなるのだから、(元の)円の中心は(見かけの)楕円の中心には写らない。
 この様子は、厳密じゃなくていいですから、ザッと絵を描いてみれば分かるでしょう。

 もうちょっとだけ詳しくやってみますと、
(1) 視点を頂点とする円錐を考えます。視点を原点とし、まん前をz軸とする直交座標系で円錐の方程式は
  x^2+y^2= k z^2
すると、この円錐の表面上にどんな絵を描こうとも、視点からは円に見える訳です。

(2) さて、x軸と平行な適当な平面 z=py+qとこの円錐との交わりを考えると、それは楕円になりますんで、それを円錐面上に描いておきます。すなわち、
  x^2+y^2= k z^2
  z=py+q
という連立方程式で表される空間中の曲線ですね。この楕円の中心は円錐の軸(z軸)上には来ません。しかし、もちろん、視点(原点)から見れば、これは円に見え、その円の中心はz軸上にあるわけです。つまり、楕円の中心は円の中心から(y軸に沿って)ずれて見えます。

(3) 次に、この円錐をy軸方向に一定の比率で縮めます。
  x^2+(a y)^2 = k z^2
円錐面上に描いてある楕円もy軸方向に潰されて、
  x^2+(a y)^2 = k z^2
  z=p(ay)+q
となる。これはもちろん、楕円をひとつの軸の方向に伸縮させたものなのですから、元とは別の楕円になる。ですが、潰し具合をうまく調節すると、この「別の楕円」がちょうど円になるようにできます。

 以上の話を逆順に追って行けば、ご質問の状況を表していることがお分かりになるでしょう。

 競輪場を見下ろしたら楕円か卵形か、という話ですね。答は厳密に楕円。(この話は前にもやった気がするが…)
 まず、遠近法(投影変換)
  X = x/z, Y=y/z
は3次元空間中に勝手に置かれた直線を平面上の直線に写します。また、3次元空間中に勝手に置かれた円をこれで写すと、像は楕円です。「無限遠から見ているならともかく、遠近法なら遠くが小さくなるはずなのに?」というのが疑問なのでしょう。
 円周に等間隔に目盛りを付けておけば、目盛りの像はもちろん等間隔にはならない。さて、円の中心に対して...続きを読む

Q鳥瞰図って何点透視でも良い?

高いところから街並みなどを見下ろす鳥瞰図って、

場合に応じて何点の透視図法でもいいんですか?

Aベストアンサー

ですから屏風絵などは、雲を間に挿入しますから、
場合に応じているといえます。
カーナビのような2点透視が見るものは理解がしやすいと思います。
(絵もなにも考えないで書けるからでしょうね。)
グーグルアースのように最適な視点に移動すれば、よいと思います。
(デフォルメして書くのが芸術的な鳥瞰図だし、目的にかなっているとは思います。
家だって10-100倍ぐらいの誇張が必要ではないですか?こうなると、もう透視法など
吹っ飛んでしまっています。)

Q視力回復 遠近法は効果あるのですか?

視力回復 遠近法は効果あるのですか?
よく本などに書いてあるのですが、遠近法で、目の筋肉を和らげて視力が回復したと書いてあります。ここで言う遠近法とは、親指にCと書いてそれを見つめながら、近づけたり遠ざけたりして目の筋肉を和らげる方法です。
私の視力は、0.04くらいです。かなり悪いです。半年やっても効果がありません。やり方が間違っていたのでしょうか?それとも遠近法自体効果が無いのでしょうか?本に書いてあるのはガセネタだったんでしょうか。

Aベストアンサー

こんにちは
質問者さんも私もですが
強度近視の方ですともう筋肉のストレッチぐらいでは
視力の変化というのはないと思います

ルティンのサプリメントを試してみるのはどうですか?
よくはならないですけど
目の為にはいいですよ

Q消失点とは

基本的なことを質問します。
現在パースの勉強を始めて間もないのですが、「消失点」について教えて下さい。
(1)消失点とは
(2)例えば街の風景を簡単に書く場合、消失点というのはどのように決めればよいのでしょうか?

宜しくお願いします。

Aベストアンサー

(1)消失点とは.........
 消失点(ヴァニッシュポイント)とは、風景や、真っ直ぐに敷かれた線路などが遠くになるほど小さくなり、やがては点に収束してしまう、その点のことを言います。

(2)街の風景を描く場合の消失点の決め方.........
 本来人間の目から見た光景に最も忠実なのは消失点が3つある絵です。例えばロンドンのテームズ河畔に立つ国会議事堂とその手前角に立つ時計塔のビッグベンを考えて見ましょう。
 国会議事堂は河畔沿いにもホワイトホール側にも長い辺を持つ大きな建物ですから、そのどちらの辺にも消失点が生まれます。そして、近づくにつれてその角に立つピッグペンは見上げる位置になり、同時にその塔は天空に向って先細りに見えるようになります。つまり上にもまた消失点があるということになります。このような描き方を3点透視図法(Three-Point Perspective)といいます。

 しかし、よほど大規模なビルなどを描く場合を除いて、普通はそこまで複雑に考えて描かないもので、逆に最も簡単な透視図法といえば1点透視図法(One-Point Perspective)があります。つまり消失点がひとつという場合で、すべての水平線はその先で1点に収束してしまうという図法です。
 この場合にはスケッチブックに描かれる風景は、任意に求めたひとつの消失点から光芒ののように放射状に伸びる線を風景の中の水平線として描かれます。この図法は主に室内とか舞台、あるいは両側にビルが建ち並ぶ大通りといった「内面」を描くのに便利です。

 しかし、1点透視図法だけでは絵を描く際の自由度に欠けます。そこで2点透視図法(Two-Point Perspective)が欲しくなります。こちらは主に立体的な外形や外観といった「外側」を描くのに適しています。家屋、中低層のビルやマンション、あるいは家具やテレビといった工業製品の多く、こうした「モノ」の左右にそれぞれ消失点を置いて、そのどちらにも収束する線で描くことで立体感を生み出させる図法です。

 まずはここまで、あとは次のURLをご覧ください。
 http://www.elpayaso.com/036per.html 
 いかがですか、もうこれでほとんどのことはお分かりでしょう。

 つまり「消失点(ヴァニッシュポイント)」は自由に設定できるのです。まず最初は消失点の高さです。消失点の高さは基本的に「モノ」を見る際の目の高さです。街の風景を見る時を考えてみてください。街を歩いている時に見える風景は歩道に立っているあなたの目の高さに消失点があるはずですし、建物の二階や三階の窓から眺める街の風景は、その高さでのあなたの目の高さに消失点があるはずです。高層ビルの窓から見下ろした街の風景もまた同じことです。
 
 このことをスケッチブックに描かれる街の風景に置き換えて考えて見ましょう。道路に立ってスケッチすると、消失点が低いために左右の歩道などはほとんど水平に近く描かれることでしょうが、道の両側に植えられた街路樹の先端を結んだ線はかなりの角度になり、さらに左右に並ぶビルの屋上の線(スカイライン)は、それが高ければ高いほど、さらに急な角度となって描かれるはずです。
 しかし、少し高いビルの窓から見える風景は、消失点が高くなりますから、今度は道路の歩道の方が先細りに消失点に向かいますが、左右に並ぶビルの屋上の線(スカイライン)は、あるいはほとんど水平線に近いといったことにもなります。
 つまり、あなたが描こうとして立つ高さによって、消失点もスケッチブックの中で高くなります。そして、消失点から伸びてくる通りの左右の歩道の縁石が見せる角度などは、あたかもヘリコプターに乗って上昇しながら見るように連続的に変化するはずです。

 次に消失点の左右の位置です。まず1点透視図法の場合、スケッチブックの左右の真ん中に消失点を置くと描く風景は左右シンメトリーになります。そして、消失点をどちらかにずらすと、その分、左右の風景の密度が変わってきます。

 密度という表現がいいかどうか分りませんが、たとえば大通りの左右に並ぶビルといった風景であれば、消失点をずらした側のビルでは壁面の幅が狭まり、その分窓の間隔などもすべてが圧縮されます。逆にずらした反対側では、消失点に向けてズラリと並ぶビルの壁面はより広く見えるようになり、窓なども幅広く見えることになります。

 このことは2点透視図法の場合でも同じです。2つの消失点から放射状に伸びてくる線、そして垂直線、この3つのディメンションがあればどんな形状(外形)のものでも描くことが出来ます。ただし、この2つの消失点は高さが常に同じでなくてはならないということが原則ですが....。

 ただ、2点透視図法の場合、ここで少し慣れといったものが必要です。2つの消失点から放射状に伸びてくる線と垂直線で立体を描くことができる2点透視図法ですが、そこには限度というものがあります。
 消しゴムを描くのににパースや消失点は要らないでしょうし、もし2つの消失点を持たせて消しゴムを描いたら、どんなに大きな消しゴムなんだ、輸送コンテナーぐらいか.....と人様を惑わせてしまうでしょう。逆に極端に角度を持たせ過ぎてビルなどを描くと、ちょうど広角レンズで撮影した写真のようになってしまい、あまりにも角が尖ってしまって、こりゃ船の舳先か.....といったビルの絵になりかねません。

 こうしたことはすこしパースの効いたスケッチをしてみれば分ることですが、それと同時に、どこかの街の風景だとか、マンハッタンの街の俯瞰写真だとか、なにかの工業製品だとか、室内の光景だとかといった写真、そのへんにある雑誌の写真でいいですから、本来水平である線がその延長線上で、どのあたりで一点に収束しているのかと、定規を当てて線を引いてみる.....というのも、パース画のコツを掴むのに有効な方法だと思います。

 今回はとりあえずここまで.......。

 

参考URL:http://www.elpayaso.com/036per.html

(1)消失点とは.........
 消失点(ヴァニッシュポイント)とは、風景や、真っ直ぐに敷かれた線路などが遠くになるほど小さくなり、やがては点に収束してしまう、その点のことを言います。

(2)街の風景を描く場合の消失点の決め方.........
 本来人間の目から見た光景に最も忠実なのは消失点が3つある絵です。例えばロンドンのテームズ河畔に立つ国会議事堂とその手前角に立つ時計塔のビッグベンを考えて見ましょう。
 国会議事堂は河畔沿いにもホワイトホール側にも長い辺を持つ大きな建物ですから、そ...続きを読む


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