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ホンダのディスチャージライト搭載車に乗っています。この程、このライトが切れてしまいました。
3年ちょっと(走行距離5万キロ程)で切れてしまいましたが、このディスチャージライトについてちょっと質問があります(下記)。

・平均的な寿命はどの程度なのででしょうか?
・振動が多いと寿命が短くなんるのでしょうか?
(私の車はサス交換して、ノーマル車より振動が多いので。。)
・点灯/消灯を繰り返す回数が多いとよくない?
・交換するのにどの程度の費用がかかるのでしょうか?(この手のライトはかなり高そうに思うので。。)

ご存知の方おりましたら、よろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

寿命に関しては点灯/消灯の繰り返しが一番大きく影響するでしょう。

HIDは通常の電球と異なり放電灯なので、電流を流すことによって発熱し発光するフィラメントはありません。キセノンガスなどを封入したガラス管内に置かれた電極に高電圧を掛けて放電させる事により、ガス自体を発光させています。カメラのストロボのような構造です。このランプを点灯させるのには両端の電極に高電圧を掛けるだけではだめで、点灯の最初にきっかけとなるさらに高い電圧を掛けてやる必要があり、イグナイタと呼ばれる回路から10000V以上の高電圧を瞬間的に発生させることで行っています。この瞬間ランプに定格を超える電流がごく短時間ですが流れることになり、ランプの寿命を短くします。

もちろん機械のことですから振動の多い環境というのは好ましいことではないのですが、通常のハロゲンランプなどに比べると機械的な振動には強いといえるでしょう。

価格についてはランプ自体の不良であるか点灯回路の不良であるかが判らないとなんともいえませんが、一度サービス工場で点検、見積もりをもらってはいかがでしょう。

おまけ、HIDに限らずハロゲンランプなどでも、頻繁な点灯/消灯は寿命を縮めます。どちらも点灯初期の過渡電流(サージなどとも呼びます)により点灯初期には定格を超える電流が流れるためです。HIDでは上記のような理由から過渡電流が発生しますが、ハロゲンランプでは、フィラメント冷えている状態では電気抵抗が小さく(一般に金属は高温になる程電流を流しにくくなります)点灯して温度が安定した状態よりずっと多くの電流が流れます。電球の定格は点灯して安定した状態での電流を元に設計されていますので、低温時には定格を超えてしまうのです。ハロゲンランプの断芯(球切れ)が点灯と同時に起きるのもこのためです。この傾向はフィラメントが高温になる(明るい)電球ほど顕著になります。
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この回答へのお礼

自動車電装品関係の開発の方ですか?
専門的な見識のご回答ありがとうございます。結局、ディラーで交換したのですが、¥15000ほどもかかりました。。。ディスチャージは高くつきますね。

お礼日時:2002/02/09 09:49

>平均的な寿命はどの程度なのででしょうか


カタログ上では2000時間以上となっています
HIDはだんだん暗くなって行き明るさが新品の約半分になると寿命です

>振動が多いと寿命が短くなんるのでしょうか?
HIDはハロゲンバルブのようにフィラメントがなく放電の一種なのでいわゆる"切れ"は起りませんがHIDシステム自体が非常にデリケートなものなので振動による悪影響は無視できないと思います

>点灯/消灯を繰り返す回数が多いとよくない?
HIDは構造上、点灯時にかなりの電気(約2000V)が流れます。また、HIDは点灯時が一つの勝負所(?)と言うか重要なポイントでありストレスも大きいのでON・OFFの繰り返しは避けた方が良いと思いますよ
HIDは片側で約30Wと小電力であり一度点灯さえしてしまえば比較的安定しているので無闇にON・OFFする必要もないと思いますよ

>交換するのにどの程度の費用がかかるのでしょうか
どこが壊れているのかによって違いますが、バーナ単体で一つ1~2万円、バラスト側の不良でしたら2~3万かかるかも知れませんね
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この回答へのお礼

すぐにご回答頂きましてありがとうございます。HIDライトについて疑問に思ってた内容が、おかげさまで解決できました。交換費用は、やはり高いんですね。とりあえず、ディラーかカーショップに相談してみたいと思います。drisilさん、ありがとうございました。

お礼日時:2001/12/21 08:30

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