プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

先日、台湾に旅行の時あるお土産店で違うツアーの客が1000万円近いサンゴノの置物を買うかどうか迷っていたのですが結局買わなかったのですがガイドさんがバスの中で残念そうにしていました、
旅行会社はお土産店から連れて行った人数分のリベートを貰うのですか、それとも売り上げに応じて金額がきまるのですか。

A 回答 (8件)

旅行会社のものです。



今は異動してしまいましたが、以前商品を作っていました。
この問題は根が深いです。

ショッピングコミッションは、国内であっても海外であってもお土産やさんへの顧客紹介料として基本的に存在します。
契約では、その分を代金に上乗せしてはいけないことになっていますが、値引き率が下がることはありえますし、「定価」の明確な商品だけとは限らないのも問題をややこしくしています。

国内や欧米、オセアニアでは、お連れしたお客様の購入額に応じてのコミッション支払となり、添乗員やガイドが個人的な利益にしないように、現金ではなく伝票で動かしています。
旅行の参加者には様々な方がいらっしゃって、ご自分ひとりで動ける方がおいでになる一方で、ツアーの中でご紹介しないと個別にご案内を求められ、結局添乗員の負担になるお客様もおいでですので、最大公約数としてツアー中に最低限のお店をご紹介することにしております。それ自体は間違ったことだとは思いません。

問題はアジア地区です。
既にいろいろな方からご指摘があるとおり、地上費を算出する段階でショッピングコミッションを見込んでいます。
これは、基本的に一人当たりで計算されています。
お土産やさんとランドオペレーター間は、一人当たりの場合と販売額に応じての場合、また、その複合の場合と様々ですが、オペレーターと旅行会社間は地上費の値引きという形で来ますので、一人当たりに換算されており、そのリスクはたいていオペレーターにあります。必死に買わせようとするのはこのためです。
現在はそれほどでもなくなりましたが、多いときは1日観光の間に6店かそれ以上も回ることもあり、観光なんだかお店めぐりなんだかわからないような時期もありました。

本来であれば、ショッピングコミッションをあらかじめ予測して地上費から値引きする行為はあるべき姿ではないと思っています。
その一方で、まっとうに地上費を算出して商品を作ると、他社の類似コースと比較してどうしても高くなります。
一部にそういったコースの設定もしておりますが、正直に申し上げるとほとんど販売につながっていませんので、企業としてはそういったコースを中心に商品を展開するにはリスクがありすぎるのが実態です。

その一方で、消費者保護の観点から、観光自体を権利放棄されても差額の徴収は出来なくなっていますので、リスクは大きくなるばかりです(オペレーターからは条件違反ですので請求が来ます)。

旅行業界全体として取り組むべき課題と思いますが、それと同時に、単に旅行代金だけでなくツアーの内容を正しく評価して申し込みコースを決めるお客様を多くしていき、良心的な会社の経営が圧迫されないようなあたらしい仕組みを考えていかなければならないと思っています。

私個人としては、立ち寄りのない高めのコースが売れなかった以上、立ち寄り店舗数を市場価格に勝てるぎりぎりの線で抑える以外、もはやなんとも出来ずに今日に至りました。
    • good
    • 2

業界人です。



海外旅行勃興期(1970年代)やバブル期に比べると平穏になりましたが、まだまだ現地みやげ物店からコミッションを受け取るガイド、現地旅行会社(ランドオペレータ)、添乗員、日本の旅行会社は多いです。私だって何回も経験があります。

1. 現地滞在費を叩く代わりに、ランドオペレータやガイドにはみやげ物店を回らせて利益を補填させる
2. おまけにその利益のうちかなりの額を日本の旅行会社が更に吸い上げる
3. 添乗員の中でも社員でない派遣添乗員が会社指定以外のみやげ物店にお客様を連れて行きコミッションを受け取り、会社には報告しないで自分の財布に入れる(派遣添乗員、プロ添乗員の報酬が安すぎるのが最大の原因なのですが)
4. ランドオペレータも現地ガイドの報酬を叩きますので、その見返りとしてガイドがみやげ店周りをするのを認めています。

受け取る額は売上げ比例が大半です。通常は10-15%ですが、品によってはそれ以上の手数料率の時もあります。

しかしこれは日本だけの商慣習ではありません。欧米の会社でも、外人の添乗員でも店に対してはコミッションは要求します。私は決していいことだとは思いません。しかしバブル期以降旅行業界は低価格競争にはまり込み、日本の大半の旅行会社は募集型の海外旅行では赤字のはず。身から出た錆とは言え、「旅行は安いほうがいい」と考える消費者がいる限り、疑惑の目で見られるみやげ物店周りとコミッションがなくなることはありませんね。

幸いなことにいくつかの最大手旅行会社企画ツアー、高価格の海外旅行に特化した会社は「疑惑をもたれるようなみやげ店回りは一切しません」と宣言しています。
    • good
    • 3

No3です。

ちょっと補足です。

ガイドが残念そうにしていたのは自分に何も入らなかったからです。
台湾などはあくまでガイドに入ってきます。

逆に国内旅行や海外でも日本の旅行会社が添乗員を出してコントロール
しているケースでは全額会社が吸い上げます。
    • good
    • 0

私も基本的にお客を連れて行った数&歩合だと


思います。
香港に行ったとき、市内観光を40人中で、
36人キャンセルしました。
おかげで 観光ガイドさんがショックで、
 胃ケイレン起こしました。
お客さんをお土産やサンに連れて行く数が10%では
ペナルテイ食らった様子。
そのあおりで 観光行った 私ら4人はたっぷりと
お土産屋で お金落としました。
一人平均15万円。(5軒回ってね)
私だけ防御して 2万程度に収めました。
バスの中でも お土産を買わされるとは思わなかった 
    • good
    • 0

きっと、連れて行っただけで、つれてきた分のリベートがあり、なおかつかってもらったら売り上げに応じていくらかのリベートが入るのだと思います。


シンガポールに行った時のことですが、1日観光にプラスしておみやげ屋さんに4箇所程連れて行かれました。その時○○時までご自由にとい言われたので、結構時間もあったから買わないけど友達とゆっくりみていたら、バスに乗った後、買うなら買う買わないならかわないではっきりしないと注意を受けました。
だから次にいったところは買わないから中に入らずに外でまっていたら、今度は買わなくても入って見てくださいって!!なんだよそれ~っと旅行にきてるのにテンション下がりました。
アジア旅行は押し売りが多いです。
予断が入りすぎてすいませんでした。
    • good
    • 1

主催している日本のの旅行会社とは関係がありません。



現地における業務委託をされている現地旅行会社との関係です。
日本の会社は安いツアーを出す際にはコストを抑えます。そのコストは
現地でのガイドとかそういったところに依ります。
安く受けたらそれで終わりでなく、現地の旅行会社は利益をだすために
お金を吸い上げなければなりません。
それが土産物店です。ガイドはほとんどがキックバックで生活しています。
特に中国などはそれが顕著です。
売上に応じた金額が普通ですね。人数分というのも場所によってないことも
ないですが、基本的に売上額です。連れていくのは関係維持のためです。

ちなみに近年大人気の観光地のある某町では日本人に原価1万円のニセモノを
500万円で売ったと現地人ツアーに自慢してる土産物屋がありました。
私が参加していたのは現地人ツアーで事前に全て偽者なので買わないように
ガイドの説明がありました。それでも連れていくのはそことガイドの
関係のためだったようです。
そういうところもあるので注意してくださいね。
    • good
    • 1

 ひと口に旅行会社と言っても、海外旅行の場合は2つに分けて


考える必要があります。つまり日本の旅行会社 = ツアー主催者と、
現地の旅行会社 = ランドオペレーターです。

 現地添乗員付きのツアーでは、日本側は送客( 送り出し )まで
やり、あとはランドオペレーターが担当します。日本の旅行会社は
ランドオペレーターから、ホテル代・現地送迎などの交通費・食事
など現地で必要な部分を仕入れます。それに日本側で航空券を追加
して、ひとつのパックツアーに仕立てるわけです。

 そこで原価を削るために( ←企業としては当然のこと )、現地に
対して「 たくさん送客するから仕入れ値を下げろ 」という要求を
出します。実際、アジアの格安パックツアーでは、現地からの仕入
れ値が数千円という驚くべき低価格のこともあるそうです。

 では、ランドオペレーターがどうやって原価を下げるかというと、
まさしくお土産屋さんに旅行者を連れて行くことで、マージンを
もらうわけです。このマージンですが、基本的に送客数 + 歩合で、
売り上げに応じたリベートももちろんもらえます。

 ですからご質問にある珊瑚の置物を買おうものなら、ものすごい
歩合がもらえます。ガイドさんにしても、店から別途にボーナスが
出る可能性もあるかもしれませんね( あのガイドが連れてくる客は
よく買い物をする、なんて評判が店に伝わればしめたものです )。

 これをもっと土着的にしたものが、現地タクシー運転手による
「 ホテルは決まっているか? いいところを知ってるぞ 」攻撃です。
彼らは、自分が送客した人数に応じてマージンがもらえるわけです。
    • good
    • 1

売り上げからリベートを貰うと聞きました。


近畿ツーリストとかJTBはそれで儲けているそうで
す。
私は以前JTBで行っていましたが、最近はそういう
リベートのないツアーに参加しています。
一割5分のリベートだそうです。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!