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写真の勉強で鶏卵紙という印画紙を作ろうと思っています。
塩を加えた卵白を塗った紙に、水に溶かした硝酸銀を上塗りすることで鶏卵紙ができるらしく、硝酸銀を薬局で購入しなければならないのですが、そもそも硝酸銀というのはどのように作られているものなのでしょうか?
「AgNO3の劇物」ということですが、普通の銀と硝酸銀はどのような性質の違いがあるのか教えてください。
化学の知識がまったくないので、銀と硝酸銀の作り方を教えていただけると助かります。

A 回答 (6件)

> どうして銀の中でも硝酸銀なのか、わかりませんが。



下記参考URLを見ていただくとわかりますが、実際に鶏卵紙上で感光するのは
塩化銀になります。
「だったらなんで最初から塩化銀で作らないの?」と思われるかもしれませんが、
最初から固体だと均一に分散させるのが難しく(塩化銀の溶解度は極めて低い)、
均一に分散できないと均一に露光できなくなるから、です。

> これと似たような反応をする比較的安全な物質ってないものなのでしょうか?

これも参考URLに出ていますが、鉄塩を利用した「サイアノタイプ」というものも
あります(「サイアノ=シアノ」で、ヘキサシアノ鉄(III)酸塩を使用した感光材料)。
安全性で言えば、こちらの方が圧倒的に安全でしょう。
(硝酸銀で黒くなるのが手ぐらいならまだいいのですが、眼に触れたらアウト。
 実際使ってみるとわかりますが、うっかり手で触ると、急いで洗ったとしても
 翌日にはほくろより真っ黒な斑点が出ますので・・・)


専門の方がついての実験であれば、恐らくその場で注意がされると思いますが、
手袋・ゴーグルなどの保護具の着用、実験後の実験台の水拭きなど、
いつも以上に注意して行って下さい。
(私は硝酸銀を使った後は、一旦手袋をしたままで手を洗い、水道栓も洗ってから
 手袋を外すようにしていました。うっかり手袋についたのを手につけたりしても
 いやだったので・・・)

参考URL:http://www.edu.pref.ibaraki.jp/board/gakkou/kouk …
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この回答へのお礼

ありがとうございます!
とても助かりました。
サイアノタイプなんてあったんですね。
参考URLもわかりやすくて非常に勉強になりました。

お礼日時:2006/01/17 14:00

#4さんは硝酸銀が液体であるとしていますが、


硝酸銀は無色(白色)結晶の固体です。
酸化力はあります。硝酸塩に共通する性質ですね。

硝酸銀はご自分で作らなくても購入した方がよっぽど早いです。売ってくれるかは別問題です。薬局でご相談ください。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。確かに一度見た時は「結晶の固体」でした。
硝酸銀は署名捺印をすれば購入はできるということです。

お礼日時:2006/01/17 13:49

まず硝酸銀とは第六類の危険物の酸化性の液体である。

取り扱いはけっこう難しい。ほかの有機物や強酸物やアルカリ金属などと混ぜないように。それと薬局以外でも入手が可能だと思います。それとあなたはこれらの薬品を扱えるような免許をお持ちですか?普通の銀は単体で使用しますが、硝酸銀は銀メッキに使用します。銀そのものは粉末で売っているのでそのまま使用が可能。硝酸銀は硝酸に銀を入れるのではなく、銀に希硝酸を注いで作る。

この回答への補足

ありがとうございます。
ということは希硝酸そのものがすでに危険物なわけですね。
今回は私が扱うわけではないのでいいのですが、硝酸銀など、銀を扱うための免許はどのようなものがあるのでしょうか?

補足日時:2006/01/17 13:43
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>性質としての「少しづつ酸化して黒くなる」という反応なんですが、これと似たような反応をする比較的安全な物質ってないものなのでしょうか?



「少しずつ酸化して」とは錆のことですよ。錆が金属の酸化物であることはもはや常識です。
錆びる比較的安全な物質は銀ですね。だから銀歯に使えるんです。

この回答への補足

銀だけなのでしょうか?

補足日時:2006/01/17 13:39
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銀の製法:銅や鉛の電解精錬時に発生する陽極泥(+電極下に沈殿する泥)から粗銀を取り出し、これを陽極にして電気分解し、陰極に銀を析出させる。


硝酸銀の製法:銀を微粒子にし、硝酸を徐々に加えながら加熱する。出来た硝酸銀溶液を精製濃縮して再結晶化する。
銀の性質:貴金属。電気、熱の良導体。貴金属では比較的酸化し易く、中世ヨーロッパでは「毒が入っていると変色する」と信じられていた。
硝酸銀の性質:毒劇物。水に溶け、反応性(光反応、酸化作用)に富み、腐食性がある。
#1の方もおっしゃっていますが、硝酸銀を扱うのは止めた方が良いです。普通の薬屋さんでは入手できませんし、入手できる場合も毒劇物の管理責任が発生します。
硝酸銀は普通では製造できません。専門の設備(除毒含む)と知識が必要です。

この回答への補足

硝酸銀は写真の授業で使うので大丈夫です。(専門家がいるので)
手に付くと皮膚が黒くなる、と言われましたが・・・。
調べてみると、鶏卵紙は始めから硝酸銀を使っていたようです。どうして銀の中でも硝酸銀なのか、わかりませんが。

補足日時:2006/01/16 18:49
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硝酸銀の主な性質は下記URLをごらんになれば良いと思います。

非常に激しい性質を持っていますから、ゆめゆめ自分で作ろうなどと思わないでください。試薬としては高価な部類です。

銀は貴金属で非常に安定なものです。少しずつ酸化されて黒くはなりますが。

この回答への補足

ありがとうございます。
参考URLはすでに見ておりました。
性質としての「少しづつ酸化して黒くなる」という反応なんですが、これと似たような反応をする比較的安全な物質ってないものなのでしょうか?

補足日時:2006/01/16 18:46
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