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以前検査センター(のようなところ)でバイトをしていました。

患者さんの血液を採取したときに
生化学検査に出すスピッツに入っているのは
凝固促進剤ですよね?
このスピッツに入れた血液は、(遠心前)多くの場合すぐに全体が固まるのですが、患者さんによってはさらさらの液状の部分がいつまでも残りますよね?
なぜ患者さんによってちがうのですか?
また、液状の部分が赤い場合があるのはなぜですか?
(いずれの場合も遠心すると同じですが・・・遠心前の性状の違いが気になりました)

よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

こんにちは。


>生化学のスピッツ・・・おそらく、黄色っぽい糊状の物の事ですね。その通りです。
これは、分離した時、血液の塊部分(血餅:けっぺい)には浮き、黄色い液体部分(血清)には沈むので、両者を簡単に分離できるという仕組みにもなってます。

なかなか固まらない人は大抵貧血がある人です。
特に肝臓が弱って貧血してる場合、固まるのに必要な、フィブリノーゲンというたんぱく質も大変不足してるので固まりにくいです。

液状の部分が赤い場合は大きく分けて二つ。
赤血球が壊れてしまって、ヘモグロビンが血清に溶けて赤い場合。溶血といいます。
透明できれいな赤色になります。
これは遠心しても赤い色が残ります。
これは検査の障害になるので、後に「溶血により再検」として採血やりなおしになる可能性大です。

もう一つ、貧血がひどい人は固まりにくいだけでなく、赤血球の中身も足りないので軽くて沈みにくく、いつまでも浮いてるという事があります。
この場合には血清は透明にはなりませんが、ぱっと見た目で見当がつくには熟練がいるでしょう。
でもその必要はありません。
これは遠心すれば赤血球は沈みますので、きれいに分離できます。
この場合はちゃんと検査できますが、異常数値が出る事も多く、確認のため、再検査となる場合もよくあります。
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この回答へのお礼

疑問が完全に解決しました(^O^)
ありがとうございました!!

お礼日時:2006/01/16 19:00

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