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雪国で新築を検討しているものです。
打ち合わせ当初は融雪屋根で150万円と営業はいっていたので、その線で考えていました。
今日HMの営業の人と打ち合わせしたのですが、建坪40(つまり屋根は20坪くらい)の場合、150万円では屋根の縁部分(1m程度)をグルリと付けるのが精一杯で、屋根全面にする場合、倍くらいかかるといってきました。
それに雪が多く降るときは融雪屋根のランニングコストが月2万円以上かかるので馬鹿になりません。
それよりも耐雪屋根にしませんか?とのこと。
こちらは強度計算が必要になりますが、大体同じ150万円くらいで建てられるのでどうでしょうか?といってきました。
耐雪屋根なら3m以上大丈夫なように設計されているので、大抵は雪下ろしは必要なくなりますよと・・・・

一応、融雪屋根は電気(200V)で一番寒い時期に月2万円くらいなら許容範囲かなとも思っています。

実際のところ、雪国に向いている屋根はどちらなのでしょうか?

A 回答 (5件)

札幌在住です。


こちらも雪は非常に多い地域ですが、ご質問者様はどちらにお住まいでしょうか?
お住まいの地域の事情がわかりませんが、こちらで言う融雪屋根というものは屋根に一切積雪させずに融かすというような設備は一般家庭ではまずつけません。
ご担当のHMが言うように、そのようなことをしようものなら、いくらコストをかけても間に合わないからです。
こちらで、融雪屋根を施工する場合は、軒先部分に融雪装置(パネル)を施工し、軒に溜まった雪庇が一気に落下しないよう、また、雪融け時期に大量の雪解け水が屋根から常時流れ落ちないようその部分を常に暖めて溜めないようにする為の補助設備のようなものです。
軒先以外の部分は基本的にスノーストッパーを屋根に施工するスタイルが殆どです。

拙宅も、このような格好で軒先部分にヒートパネルを埋め込んで常時運転させています。

融雪設備に過度な期待はかけないほうが良いですよ。

耐雪屋根とは、恐らく陸屋根か無落雪屋根の施工となるかと思います。
多雪地ですと、無論、屋根だけではなく、雪の加重を考えた壁の耐力等、十分な構造計算をしてそれだけ丈夫につくらなければならないので、建設時の経費はかさみます。その経費が150万とした場合、少々高いような気もしますが。
このようなタイプの屋根は、雨仕舞や地震対策に気を配ることが大切です。
最近多く見られるM型屋根は、屋根に雪を載せたままにしておけますが、雪樋は凍結防止のために建物の内側に設置します。そのため雨仕舞には十分注意しなければ、内部での雨漏りやすが漏れが発生しやすくなります。
また、縦樋の詰まり等の問題もありますので、決してノーメンテということにはなりませんのでご注意ください。

一般的に屋根雪処理法の選定は下記のようにフローチャート化できますので、雪国に向いているとか向いていないとかではなく、ご自分の住宅環境と照らし合わせ、客観的に再検討してみてはいかがでしょうか?
HMと打ち合わせをすると、視界がどんどん狭まって行き、周りが見えなくなる傾向に陥りやすいですので、一呼吸入れて、落ち着いて考えて見ましょう。
最良の選択ができるよう頑張って下さいね。


スタート→
屋根雪荷重(※)>耐雪加重?→yは1へ、nは2へ

1→
堆雪スペースは?→有るは1-1へ、無しは1-2へ

1-1→
自然滑落方式

1-2→
運用経費は?→止むを得ないは1-2-1へ、かけたくないは1-2-2へ

1-2-1→
融雪方式

1-2-2→
雪下し方式

2→
堆雪スペースは?→有るは2-1へ、無しは2-2へ

2-1→自然滑落方式

2-2→耐雪方式

※積雪が1mのとき屋根雪荷重は313kg/m3、2mのとき343kg/m3、3mのとき366kg/m3となります。
耐雪加重は、家の設計時の構造計算上の数字で、建築基準法施行令では平均密度として200kg/m3以上とされており、雪国では300kg/m3程度で計算されることが多いようです。
ですので、積雪が常時1mを超える様な場合、建基法施工令ギリギリの200kg/m3しか耐雪加重が取られていないような場合はそもそも耐雪屋根にすることができませんので、HMの耐雪計算は十分吟味する必要があります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
やはり融雪は補助的なものなのですね。参考になりました。

お礼日時:2006/01/21 23:18

耐雪屋根でも、今回の大雪のようになれば、雪下ろしせざるおえません。


融雪屋根は、どうしても電気でないとだめなのでしょうかね。

北海道では、耐雪屋根にしている所は、あまり見ませんね。
一時期スノーダクトという木造住宅の耐雪屋根が流行って、耐雪屋根の家が建ったくらいですね。

落雪のトラブルを避けるためでしたら、お金はかかっても屋根全面に融雪装置を施す融雪屋根ですね。
調べますと、屋内の床暖房の余熱を利用した融雪屋根もあるようですが、そこでは、そういうタイプは無理なんでしょうかね。(http://www.eco-z.com/
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
やはり耐雪屋根というのは少ないんですね。
参考HPをみさせてもらいました。割とよさそうな気もしますが、HPを見るかぎり、業者がOEM契約を結ばなければ施工すらできない閉鎖的な感じですね。

お礼日時:2006/01/21 23:20

それで建物は木造ですか。


耐雪構造といっても、大雪になれば端っこのほうが、厚くぐるりとまつわりつくようになります。それがまとまって落ちてくると、雨樋を痛めたり、ときには人車に被害を及ぼすことも考えられます。また、アンテナ類がすぐだめになってしまいます。
それよりも、その許容積雪を超える豪雪になって、雪下ろしをせざるを得なくなったとき、他の家より 2倍、3倍の雪と格闘しなければならないのです。その覚悟はできてますか。

少々お金がかかったとしても、屋根全面に融雪装置を施すのがよいと思います。1ヶ月 5万円くらいの電気料になるかもしれません。しかし、雪下ろしに人足を雇えば、1人1日 3万円は見なければいけないでしょう。
質問者さんは、どの程度雪の降る地域の方か存じませんが、1ヶ月に 2回雪を降ろしていたら、電気料より高くなってしまうという考え方が成り立ちます。

私も昨年12月の大雪に泣かされた地方の人間ですが、融雪屋根は数多くあれども、木造耐雪屋根というのはほとんど目にしません。

ところで、質問者さんの地方では、屋根の融雪工事に対し、市町村から 3分の1ほど助成してくれるような制度はないのですか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
お察しのとおり、木造で話を進めています。
私の住んでいる地域は大体1mを越えたら雪下ろしを行うパターンで、1シーズン2~3回なので、ぎりぎり耐雪屋根の許容範囲かなと思っています。

今日打ち合わせで話がでるまで耐雪屋根のことはまったく頭になかったもので、質問させてもらいました。

自分の住んでいる市役所のHPには融雪工事の補助があるように書かれているので休み明けに問い合わせてみようかと思っています。

お礼日時:2006/01/21 23:17

すみません。

質問なのですが

> 耐雪屋根なら3m以上大丈夫なように設計されている
> ので、大抵は雪下ろしは必要なくなりますよと・・

屋根は大丈夫かもしれませんが、落ちてきた雪で事故になる事もありそうなので雪下ろしは必要なのではないでしょうか?

非降雪地域にすんでいるので良くわかりませんが。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
基本的に雪下ろしの回数を減らしたいので、まったく0回になるとは考えていません。

お礼日時:2006/01/21 23:13

石川県に住んでいます。



そんな屋根いらないでしょう。
普通の瓦屋根で充分です。
折板の屋根を希望しても、普通のガルバリウム鋼鈑で
充分です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2006/01/21 23:12

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