プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

BRICsをはじめとする新興国の台頭により、各種資源需要が増加の一途をたどっています。そこで、資源株投信に投資しようかと考えています。

ところが資源株投信は意外に少なく、私の調べた限り、以下の2つしか見つかりませんでした。
(1)グローバル資源株オープン(国際投信)
http://www.kokusai-am.co.jp/cgi/cgi-bin/fl_frame …

(2)世界資源株ファンド(三菱UFJ):1月20日から開始。http://www.am.mufg.jp/fund/shouhin/260167.html

(1)では分配金込みの基準価格は右肩上がりで、この3年で約2倍になりました。ただし残念なことに信託期間が今年の10月で終了します。

そこで、現在(2)の購入を考えています。
問題は、購入時期をいつにするかです。
原油価格がもう少し落ち着き、円高になってから購入する方が良いでしょうか。それとも、今が買い時でしょうか?

また、他に良さそうな資源株ファンドがありましたら是非おしえてください。

A 回答 (1件)

資源株は金鉱株とならんで好調でしたね。

原油などの商品価格が上昇するであろうと多くの市場関係者は予測しています。

資源株ファンドもこれから設定が多くなりそうですね。今後上昇は期待できると思いますが、以下の点にご注意ください。まず、組み入れ株式です。流動性が高いことや企業の安定性から、北米の石油メジャー株を組み入れることが多いと思います。これらはすでに昨年大きく上昇したので割高だという考え(もちろん逆の見方もあります)もあります。ロシア・中国・南アなどの企業は成長余地は高いですがリスクもかかえています。資源株の上昇はある意味『織り込まれ済み』と見ることもできます。

また北米中心ですと、米ドルの下落やカナダドルの下落の影響をうける可能性も大きいです。

手数料もこれらのテーマ型ファンドにありがちで高めに設定されていますが、選択枝がかぎられているのでやむをえないかもしれません。

他の選択枝としては、株式ではなく商品そのものに投資するファンドも大和や野村などの大手をはじめ設定が続いています。私もころあいを見て、商品指数か原油の先物を継続的に買い建てようと考えています。

購入時期の問題は誰もが頭を悩ませるのですが、これは回答不能ですね。今が天井かもしれませんし、まだまだ序の口かもしれません。自信がなければ数回に分けて投資なさるのが良いのではないでしょうか。

今年、テクノロジー・消費関連の株価の頭を押さえるのが原油高騰であるとすれば、原油そのもの(あるいは関連株)をも買っておくというのはリスク回避の賢い手段だと思っています。

この回答への補足

明快なご説明ありがとうございます。とても参考になりました。

ご指摘を受けて、リスク回避という観点から考えると、組み入れ株式が運用報告書により公開された後に、現在手持ちの投信との兼ね合いを検討した上で、どの程度投資するかを決定するのが良いことに気づきました。

ところで、大和や野村の「株式ではなく商品そのものに投資するファンド」とは、具体的にはどのようなものですか。投信と同じような感覚で投資できるのでしょうか。この分野については全く知識がないもので、教えていただけましたら幸いです。

補足日時:2006/01/22 21:25
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!