自分でも嫌になるほどしつこいと思っています。

空気にも価値があるのでしょうか?

価値が対象と主体の関係に発生するカテゴリーとすれば、空気の存在そのものを科学的に知らなかった時代は価値がなく、空気の存在とその必要性を科学的に理解したと同時に価値が発生したのでしょうか?

価値に関してはこれで最後にしたいと思っています。

A 回答 (13件中11~13件)

 遠慮なさらずに何度でも質問なさればよいでしょうに。



 ただその、少々感じましたのは、前回の「ステーキ」もそうだったのですが、思考実験ならばもう少し吟味の上、余計な諸条件を排除しないと有効な推論にならないということです。(前回は、味とか香りといった付随的要素が、「食物であり栄養物である」という動物的価値に混じり込んでいたようでした)

 さて、「空気」ですが、価値があると思います。「価値がある」とは、言い換えれば「求めたいものである」という意味であり、やはりこれは「求める主体がいる」ことを含意します。
 しかし少し細やかに見てみましょう。古いですがアリストテレスの考えを持ち出します。ずーーーっと以前にココでも使った「霊魂論」なんですが、「植物にとってはどうか、動物にとってはどうか、植物にとってはどうか」と問うてみるわけです。

 植物は感覚を持ちませんから、当然、空気について「価値」という認識は持ちません。しかし、周囲に生育に適した空気があれば繁茂し、なければ枯れるという形で「環境を解釈し、自らの形態で表現」します。
 「植物-対-空気」という問題の範囲では、これはむしろ物理的因果関係に近いものであって、「価値」という言葉(少なくとも一般的な意味においての)で論じられる過程とは言えないと思います。「キレイなねーちゃんに視線が惹かれる」というプロセスよりも、「鉄が磁石に引かれる」というプロセスに近いってことです。
 ただ、その植物を「価値」とみなす存在によって、空気は二次的に「価値」と見なされることは考えられます。「この植物を育てて食うためには…空気が必要」というふうに。しかしやはり「二次的」で、植物以外の意識ある存在を想定しないと言えないことです。

 動物だと空気は「価値」になってくるでしょう。「求めたいもの」になってきます。このことはアタリマエのように空気を吸っている地上動物よりも、水中で暮らす魚を考えるとわかると思います。水に対する酸素の融解度は二酸化炭素1.71に対して0.049(水温0度の場合。『理科年表』による)。酸素は「ほとんど水に溶けない」と言ってよいほど溶けにくい気体です。魚たちは、そのわずかな酸素を吸って、水中で生きています(地上動物も肺の粘膜に溶けた形でしか酸素を取り入れられないので、基本的条件は同じですが)。水温や水流などに左右される水中酸素の多寡が、魚の捕食行動などに大きく影響することは知られています。
 つまり魚たちにとって、水中に酸素が豊富ならば、もうそれだけでラッキーなのです。ハッピーで、オッケーなのです。これは「価値」でしょう。

 しかしながら、動物たちにとっての「求めたいもの」という「価値」は、やはり人間が観念する「価値」というものとは次元が違うでしょう。植物の場合とは違って意識的な過程に含まれてきていますが、しかし自覚的ではありません。動物の意識における「価値」は、やはりまだ本能的・生理的欲求の次元に大半が根ざしており、対立と差異の網の目から価値と意味を切り出してカテゴリー化する人間的「価値」とは別のものだと思われます。
 端的に言うと「経済的価値になるかならないか」ではないでしょうか。
 動物たちは自分たちが吸っている空気で商売しようとは思わない。しかし人間の場合、旅行代理店が軽井沢の空気を売り物にすることは頻繁にあることでしょう。これになるともう、動物的・本能的・生理的価値に部分的に根ざしつつも、「ステーキ」の「味と香り」にも似た「人間的にカテゴライズされた価値」と言えると思います。これはもう動物たちにとっての「価値」とは別次元です。

 あんまり役に立つ回答とは思えませんが、一つ、「細やかに弁別すること」を思考を進める際の留意事項とされますようにと、申し上げたく思います。
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この回答へのお礼

serpent-owlさんいつもご回答有難うございます。
>思考実験ならばもう少し吟味の上、余計な諸条件を排除しないと有効な推論にならないということです
serpent-owlのご指摘はごもっともだと思います。ただ弁解させていただくとしたら、「価値」という個別な主観的な感情あるいは認識が、どのように客観性を持ち、「交換」を通じて価格に変化するかを考える上では、あまり抽象的な思考はかえってわかりにくくなるのではと考えてのことです、もちろん私の言語能力の不備もその理由にあることは当然反省したいと思っています。
さらに弁解すれば、私は科学に対して若干疑問を持っています、昨年の暮れどこかの大臣が、諫早湾の干拓問題で、のりの不作と、水門の関係は科学的に証明されていないから事実ではない、というような発言をしていました。
事実はあとから証明されるものであり、証明しなければ事実と認めない科学的思考方法は本当に正しいのだろうかと益々科学に対して疑問を抱くようになりました。
結果として経済学ではなく哲学のカテゴリーに質問することになりましたが、>「細やかに弁別すること」を思考を進める際の留意事項とされますようにと、申し上げたく思います。<哲学だからといっていいかげんな表現が許されるわけでは有りませんからこれからはさらに気をつけたいと思います。
ところで、空気の問題ですが、植物や、動物との比較は仰るとおりだと思いますが、空気の存在を理解していなかった人間にとって、空気は価値がないというニュアンスに近いと思いますが、誤解しているのでしょうか。
お礼が長々と弁解に終始してしまい、再回答を求めるような表現になりましたが無視してください。
今年もよろしくお願いします。

お礼日時:2002/01/06 08:24

fishbowlさん、お久しぶりです。

ご質問を心待ちにしておりました。

さて、経済学ではそれを入手するのに労働などの対価を必要としないものには価値がないということはご存じだと思います。

しかし、同時に人間は空気がないと生存できませんから、その意味ではかけがえのない価値があるとも言えます。

また同じ答えになってしまいますが、上の意味の価値と下の意味の価値は同じ意味でしょうか?

なお、前回のご質問のお礼の中で「価値という言葉が多義的といっても意味が多すぎて、言葉としての機能が失われてしまいませんか、」書かれておられますが、私は言葉の意味とは「(ある種の)本質」を示すものではなく「その語の用法」であると理解しております。

上の「言葉の意味」の問題も含めて、一連のご質問に対し、このようなQ&A形式の掲示板では充分に意をつくしたことが書けずもどかしい思いをしております。前回の私の回答のニュアンスはくみ取っていただけなかったようですが、参考URLをご覧下さいますようお願い申し上げます。

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=189759

この回答への補足

aminouchiさんお世話になっています。

参考のURLでフリーメールに鍵があると思って、教えてgooにfishbowl66で登録しましたが、関係なかったら又ヒントを下さい。

補足日時:2002/01/07 18:45
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この回答へのお礼

aminouchiさん、いつもご回答有難うございます。
>経済学ではそれを入手するのに労働などの対価を必要としないものには価値がない
ここが納得できないのです、価値があると主体が認識する結果、対価や犠牲を払って「交換」という行為の要求が生まれるのではないでしょうか。
>上の意味の価値と下の意味の価値は同じ意味でしょうか?
「価値」という名詞の意味が用法によって変わってはやはりまずいのではないでしょうか、上の「価値」が「価格」なら理解できるのですが。

参考のURLを拝見しましたが、教えてgooのサイトに行きましたが、私はokwebを使用しているので使い方が解かりませんでした、もっと良い方法があれば教えてください。
今年もよろしくお願いします。

お礼日時:2002/01/06 07:42

 「価値観」は、本人次第でしょ。

それは人間の心が常に揺れ動くものであるため、その心によって生み出される価値観も定まることなく変化しています。
 ですから、コメントをしたところで、日ごろはそれほど固執したり深く考えているわけでもないのに、こと宗教や信仰になると、理屈を並べて反発するだけじゃないでしょうか?
 今回は、宗教とか信仰とかの「価値観」ではないのですが、押し付けることも出来ず、本人が気付かれるしかありません。
 如何ですか?
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この回答へのお礼

odd-artさんご回答有難うございます。
失礼ながら親近感を感じてしまいます、odd-artさんも私と同様、職人気質の頑固者のような感じがします。
宗教に関しては門外漢ですが、宗教や哲学がこれからの世界には重要になるような気がしています。
私も不慣れな哲学の分野に手を染めることになり、いつのまにか何のために質問しているのか忘れてしまいそうです。
他の質問者への回答もときどき興味深く拝見しています、今年もよろしくお願いします。

お礼日時:2002/01/06 07:15

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