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現在大学二年、理学部の学生です。今後の事で色々悩んでいるので教えてください。
1、卒業後は大学院に行こうと思っています。大学院入試って教授のコネとかあるのでしょうか?大学院はいくつも受験できるのでしょうか?大学院に落ちたらどうするのですか?大学院進学を考える人は、それと平行して就職の対策もするのでしょうか?
2、将来は研究職につきたいと思っています。やはり教授への道は厳しいのでしょうか?大学を職場にした場合、いつからまともな給料が貰えるのでしょうか?

A 回答 (6件)

私は、ほとんどNo.4さんの意見と同意見ですが、


少し補足をしておきます。

>大学院入試って教授のコネとかあるのでしょうか?
基本的にありません。
しかし、共同研究をしていて、NEDOなどから共同研究費用を得ている場合はこの限りではありません。
あなたが優秀、あるいは教授のお気に入りの学生であれば推薦状を書いていただけます。
私は後輩にも、同様の質問をされたことがありますが、コネで院に行く意味はほとんど無いと思います。
自分のやりたい研究をできる大学院がどこかを、調査することが先決です。

>大学院はいくつも受験できるのでしょうか?
可能です。
しかし、日程が重なることはまずありませんが、
常識的に2、3校程度(自分の大学含め)受験するのが一般的です。
ちなみに、私は私大出身ですが、国立1校しか受けませんでした。
現在は、修士課程の院生、兼研究所の産学官制度の研究者をしています。

>大学院に落ちたらどうするのですか?
常識的には就職でしょう。
研究生や留年は、後々年が経つと響いてきますから。
次の年に合格する保証もありません。
院入試の終わった頃、確かに求人している有名企業がありますが、その枠は非常に厳しいです。
それは、公務員試験、教員採用試験、大学院入試の不合格者の中での優秀な人材を探しているからです。
また、企業は就職初期、まさにこの時期に優秀な学生には内々定をすでに出しています。
現在、大学院は定員増のために非常に入りやすくなっています。
しかしこれは、進学希望者減少のためのからくりです。
募集要項に載っている定員数と、合格者の人数を操作しているに過ぎません。
つまり、各研究室には定員があり、例えば10席の机があっても優秀な先生の研究室にはそれ以上の応募が殺到します。
しかし、新設(研究費が無い、実験ができない)研究室には席が余り、院生がいない状態があります。
そのため、定員増の傾向ですが、実際の倍率は非常に厳しいかもしれません。
私の知っている限りでは、募集要項では2倍ですが、研究室の倍率では20倍といったケースもあります。
これは、毎年その研究室の学生が学会で賞を受賞していたりという背景があるからです。

>大学院進学を考える人は、それと平行して就職の対策もするのでしょうか?
普通の体力ではできないしょう。
私は、一応予備校でバイトをしていたので、予備校の内定を2月中に得て、教員免許取得のため6月は教育実習に行っていました。
ちなみに、院の試験は7月下旬でした。
これぐらいこなせる体力があれば、可能でしょう。

>将来は研究職につきたいと思っています。やはり教授への道は厳しいのでしょうか?
現在の少子化傾向を考えると難しいでしょう。
本当に優秀な人間しか、教授職には就けないでしょう。
英語ができて当たり前、学問を究めていて当たり前、プレゼンがうまくて当たり前...そんな感じでしょう。
ちなみに、教授になるとほとんど事務職のような感じになりますよ。
実験はほとんどできないと考えてください。

>大学を職場にした場合、いつからまともな給料が貰えるのでしょうか?
助手になってからでしょう。
ストレートで行って27、28歳からです。
しかし、このような人物は偏った学者的な感覚の人間が多いので、普通は一度社会で経験を積んで、3年後くらいに大学に戻るのが多いパターンです。
つまり、社会貢献を考えない無意味な理論研究者を大学側も採用を避けています。

参考までに、理学部卒ですと就職には学士(工学)の人間より採用が不利になります。
私も理学部卒です。
理学部は、基本的に教員採用試験を受ける人間が多い現状が、そこにあります。
なので、院を受ける際は修士(工学)、博士(工学)が取れる大学に進学することをお勧めします。
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この回答へのお礼

皆さん、まとめてご回答ありがとうございます。
皆さんの意見を参考にこれからの進路を考えていきたいと思います

お礼日時:2006/02/14 15:34

大学院を複数受験できるか、に答えるのを忘れていました。


国立と私立ならもちろん自由ですし、国立同士だって試験日が違えば(実際違うことが多い)可能です。
地方国立大で東大と複数受験されて滑り止めにされ、東大に合格すると逃げられる現象があります。しかも、成績優秀な学生ほど東大に合格しやすいので自校のレベルが落ちてしまう、とある教授が嘆いていました。
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>大学院入試って教授のコネとかあるのでしょうか?


ありません。

>大学院はいくつも受験できるのでしょうか?
できます。

>大学院に落ちたらどうするのですか?
就職するか、留年するか、研究生で残るか、ニートか・・・
むかしは、院入試の終わった頃、求人にくる有名企業がありましたが、最近はどうでしょうか・・・
現在、大学院は定員増のために非常に入りやすくなっています。ひどく成績の劣る学生以外は合格します。
ただし、大学によってレベルがかなり違いますから、自大学での進学の話です。
当然ですが、他大学を受ける人は、自大学よりも上を目指すのが普通ですので、合格率は低くなります。

>大学院進学を考える人は、それと平行して就職の対策もするのでしょうか?
普通はしません。公務員試験を受ける人はいます。

>将来は研究職につきたいと思っています。やはり教授への道は厳しいのでしょうか?
厳しいです。運+実力が必要です。

>大学を職場にした場合、いつからまともな給料が貰えるのでしょうか?
助手に採用されてからです。採用は、早ければ、修士課程修了後ですが、多くの場合、博士課程修了後ですし、それが保証されているわけではありません。
教務職員で一時しのぎという場合もあります。
理学部でも学科によって事情は違います。
数学などは20台前半までに頭角を表さないようだと厳しいと言われているようです。
化学などは大学以外での研究職に就く人も多いですので、比較的楽かもしれません。
ちなみに、理学部というのは特別な価値観をもつ人の多い学部です。その結果、同じ大学に残っているよりも、積極的に外部に出ていった方が教授にはなりやすいです。
つまり、他学部と比較して、内部昇格を避け、外部に人材を求める傾向が強いです。
もちろん、ライバルの追随を許さないほどの立派な業績を上げていればこの限りではありませんが。
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 こんばんは。

某私大学法学部の2年生です。

1.私の専攻である行政学的見地から意見を述べさせていただきますと、よく「理系は始めに組織あり、文系は始めに人ありき」といわれます。これは伝統的な研究形態について、理系では職務主義、文系では職能主義が罷り通っていることを指します。即ち、前者は「研究室・教授-助教授-講師・助手-院生・学生」という指揮系統が強い大学が多いのであり、後者は個人の能力(特に情報収集・論文執筆)に委ねられ、その能力のみが教授と学生を結ぶとされています。理系ですと、上のポストが空くまで出世は望めないでしょう。
 
 しかし、この状況は私立大学を中心に改善されつつあります。というのも、国公立大学は研究の砦です。しかし私立大学はそれ以上に自らの後継者育成に専念しなければならないからです。また、国公立大学も先の法人化のあおりを受け、改革に専念するようになったからです。

 これは持論ですが、大学院進学は同学内ではない限り、非常に難しいものがあると思います。コネと露骨に称するつもりはありませんが、教授としては自らの研究室・研究演習には自分に忠実な者と入れたいと考えるのは当然の心理です。また大学院というのは学部とは異なり経営が第一の目標ではないので、相当苦しい大学ではない限り定員を大幅に下回ろうがお構い無しです。しかし、学部の研究室と目指す大学院の研究室(担当教授)が同じであればそこまで気負う必要はないと思います。学内推薦等があれば、そちらを利用されるのがお勧めです。

2.研究職といわれますが、それは大学に限ったことでしょうか。私の知る限りでは、理系の研究員でしたら民間企業や独立行政法人系の研究所等での募集があると思います。機会は非常に多いと思いますので、あまり手を広げすぎないようにしつつ、検討してみるのも良いのではないでしょうか。

 大学教授のみに話を絞れば、理想のコースは学部卒業後、同大学・同研究室で同じ教授の指導の下、自己の研究に取り組むのが最善の策でしょう。そしてその教授の助手として同大学に勤めると、研究と平行して給与がいただけるでしょう。また同じ大学ですと、奨学金等の面でも優遇されると思います。

 長々とごめんなさい。言葉足らずで申し訳ありませんが、お役に立てると幸いに思います。

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1.試験日によって可能です。

研究室によって試験日が異なったりしますから。ただ、同一大学の同一学部では一斉に行われると思います。コネはあったとしても表には出てこないでしょう。だから分かりませんが、少なくとも下でも言われているように、学部4年間の内容がそのまま院試に直結しているので、内部の方が有利でしょう。大学院に落ちた場合は院試浪人するか、就職浪人するかのどちらかでしょう。夏から次の春に向けての求人で余っているのがあればいいでしょうけど、あっても選べないと思いますし。就活しても面接のときに院には行かないのかと聞かれると思いますけど、そのときどうしますか?院試に落ちたときの保険ですとは言えないでしょうし。それに理系の場合学部で終わると文系と変わらないような仕事しかないと思いますし。
2はわかりません。
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1.


教授のコネはないでしょう。ただ、内部進学生の場合は、内申選抜が別枠であることがありますし、一般選抜でも過去問も入手できるし、そもそも試験科目が学部の授業とリンクしているから有利です。また、面接でも卒業研究で指導されていれば高得点が期待できます(それをコネと言えばそうですが)。
落ちたら、中小企業を探し、それも落ちたら研究生で残って次年度に備えて受験勉強です。
2.
教授への道は極めて厳しいでしょう。
工学部だと、修士を出て助手のポストが運よく空いていればまともな給料が貰え、助手→助教授→教授のコースを目指します。博士課程を出た場合、たとえ学位が取れてもポストがある保証はありませんから大変です(国立大学だと、ポストが空いてない限り採用されません)。ポストがあっても、公募せずにコネで決まるケースが多いし、公募だと大変な競争です。ある博士課程修了者は公募に約30件応募して、やっと助手で採用されました。
理学部の事情は良く知りませんが、もっと厳しくてオーバードクターで、内職で暮らしている人が多いと聞きます。最近は時限研究員や学術振興会の特別研究員もありますが、永続性がないのが問題です。
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