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経営学を勉強中のものです。

マネジメントの書物を見ると、事業ドメイン、戦略それぞれの説明は詳しく書いてあります。
しかし、事業ドメインと戦略との関係性については
触れていません。たとえば、事業ドメインと戦略のどちらを先に考えるべきなのでしょうか?

こちらの認識は以下の通りです。
事業ドメイン・・・自社の生存領域。顧客ターゲット、顧客ニーズ、独自ニーズに示す3軸で定義される。
戦略・・・ビジョン(あるべき姿)に到達するための道筋。

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

講義や研修でもそれなりに時間をかけるところなので、ここで回答するのにはやや無理がありますが、熱心に勉強されている様子で、基本的な認識も正しいので、お役に立てばと考え、少し触れておきます。


関係性と優先順位では、意味合いが異なります。関係性を考慮するならば、企業経営において、事業ドメイン、戦略はいずれも要諦であり,基盤をなすものとして根幹的な相関性があります。優先順位は、どちらが影響を受けるかという点で考慮すると、フィールド・事業展開を決めたうえで、勝ち抜くための戦略を構築するという手順であり、事業ドメインを決めて戦略を練るという手順です。言い換えると、事業ドメインで明確にした内容を、いかに効果的、効率的に達成し、業績を上げるかについての戦略を立てるのです。(スポーツをする場合を考えても分かるように)
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どちらを先に考えるか、という意味では、No.1さんの仰る通りではあるのですが、



実態的には、相互に影響を及ぼしあって/更に周囲の別要素からの影響を受けて、常に見直しをかけることが必要なものではないでしょうか。

例えば、ソニーでいえば、AV機器製造、というかつての事業ドメインから、競合他社との差異化によってそれを勝ち抜くために、ソフト面(映画会社/音楽会社)にカバー範囲を伸ばしたり、また実用面のみならず趣向面(ゲーム機器/ゲームソフト)にカバー範囲を伸ばしたり、という変遷を経てきています。
またそのドメイン変化に当たっては、「そもそものAV機器で勝ち抜くためにはどうすればよいか?」というところの戦略が影響を及ぼしているともいえます。


経営学は、過去の事例を抽出し、エッセンス化して普遍的に構成しなおしたものであって、
この実際的な活用には、より弾力的な発想が必要です。

したがって、
「事業ドメイン」と「戦略」と、どちらが先か、ということについては、実際的には相互作用を及ぼすので、脊髄反射的に(!?)どちらの見直しが優先か、ということを迫られるものだと考えておかれて損はないかと思います・・・。


以上1つの考え方としてご参考いただければ幸いです。
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