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心斎橋、天満橋、京橋などは「ばし」、鶴橋は「はし」。どういう時に「ばし」になるのか、法則が分かりません。しかも、bはpの有声音であり、hとは本来無関係な音です。阪急「南方」は「みなみかた」、地下鉄「西中島南方」は「みなみがた」と、同じものでも別の読み方があります。名字で「山崎」は「やまさき」と「やまざき」、「中田」は「なかた」と「なかだ」と二通りの読み方があります。こうなると、日本語の濁音化に、法則があるのかないのかが分からなくなります。これは、長年の疑問です。言語学に詳しい方のご回答をお願いします。

A 回答 (7件)

言語学って,全く解かりませんが,固有名詞は,慣用語なので,どんな読み方という法則はないと思います.



大体,私は,名古屋に,住んでいますが,鶴舞という地名に対して,駅の名前ですら,地下鉄,JRなど,みんな違います.つるま駅とつるまい駅とか,市や県の施設でも,図書館,公会堂など,つるまとつるまいと両方あります.
ですから,濁音についても,どちらが,本当か?なんて解かりません.
あるとき,永年,地元で使われた名前を,行政が,表示統一とか言って,変えてしまったりします.

なごや弁から標準語に変えてみたりとかですよね.地元は,猛反対でも,変えてしまうことも多いです.よって,その固有名詞の発生起源で,ちがって当たり前でしょうし,読み癖と言って,日本語には,全く法則にない,当て字や読み方も存在しますよ.

以上,私見からですので,学問的,回答ではありません.歴史的用語を,学問的法則に,無理に納める必要も無いのでは,と思いますが...。
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この回答へのお礼

固有名詞を例に挙げたのがまずかったかな。こちらが聞きたいのは、日本語の音韻学的にどうかということなのですが。

お礼日時:2006/02/08 16:50

わたしも常々疑問におもっています。



日本橋、京橋はじめ、「~橋」の訓読みは通常「ばし」と発音されることがほとんどですが、「上ノ橋」、「下ノ橋」等、「ノ」または「之」の後や、「~大橋」の場合は必ず「はし」と発音します。
固有名詞ではなく「浮橋」、「唐橋」、「柴橋」等、橋の種類をいう場合(ただし例外あり)、および地名の「八橋」、「猿橋」、「豊橋」、「布橋」、そして人名の「高橋」くらいしか思いつきません。

同じ漢字でも地名の「豊橋」は「とよはし」ですが、市内にある「豊橋」は「とよばし」なんですよ。
橋のみならず川でもそうなんです。
旭川(あさひかわ)には旭川(あさひがわ)が流れているんです。
橋や川の名についての規則性を見つけたいのですが例外が多すぎて困っています。(笑)

名回答を期待しています。
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この回答へのお礼

おもしろい事例をいろいろお教えいただき、ありがとうございます。ただ、音韻学的にどうなるのかという回答は、貴殿へのお礼を書いている現時点では、ありません。お互いに、そのような回答を期待し、この質問は、もう少し締め切らないでいようと思っています。

お礼日時:2006/02/08 16:41

これはすべて固有名詞ですから、読み方に法則性はありません。

昔からその地で言われてきた発音、呼び合ってきた名称がそのまま現在の発音になっていると考えられます。

ですから法則ではなく、この「田崎さん」は「たざきさん」であって「たさきさん」ではないとか、この「中田さん」は「なかださん」であって「なかたさん」ではないというように、それぞれを使い分けなければならないのです。
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この回答へのお礼

固有名詞はそうかもしれないが、音韻学的にはどうなるのか、が私の疑問です。

お礼日時:2006/02/08 16:52

そんな、規則だなんて…^^;



さて、突然ですが問題です。以下の名称に使われている「日本」はなんと読むでしょう?

日本学術会議、日本医師会、JR西日本、日本記者クラブ、日本経済新聞、日本経営者団体連盟、日本橋(東京)

日本放送協会、日本銀行、日本電信電話会社、日本体育大学、お江戸日本橋♪、日本橋(大坂)

そうですね。答えは、上段が「ニホン」、下段が「ニッポン」です。この他にどちらでもよいとしている団体名も多数あります。
日本銀行は↓Webページで"なるべく~努めている"としています。(私自身は「努める必要なんてない」と思っていますが^^;)
http://www.boj.or.jp/wakaru/etc/name.htm

この国号でさえ決まっていないその曖昧さ、ダイナミックさが日本文化のウリです。特に地名、人名などは規則ではなく「ならわし」なのでしょう。
日本語の統語は「法」ではないのですよ、きっと。規則性を見つけようとしても例外が多くて徒労に終わるだけだと思います。
また、苗字の濁音については地域性があるものも多いのですが、ないものもあってやはり一概には言えません。

これでは回答にならないでしょうから、少し回答めいたものを…

「鶴橋」は明治初期の頃まで「ツルの橋」と呼ばれていたため名残でしょう。「XXの橋」の形はハシとしか読みませんからね。

心斎橋、天満橋、京橋はもともと漢語的に最初から名付けられたため、音便変化してバシになったと考えられます。

とよはし、とよばし、あさひかわ、あさひがわ、は同地域での混同を避けるために読み分けた可能性が高いと思います。「南方」も同じかな?(これは自信ありません)
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この回答へのお礼

いろいろな事例を教えていただきありがとうございます。ただ、私の質問は、音韻学的にどうかというものなので…

お礼日時:2006/02/08 16:39

>ただ、私の質問は、音韻学的にどうかというものなので…



みなさんが,「はし」「ばし」以外が全く同じでもどちらかに読み分ける例を示していらっしゃいます。
どういう関係が音韻学的説明なのか分かりませんが,
音韻学的にもなにも
関係(法則)が「無い」
といっていることと同じではないでしょうか?
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固有名詞から1たん離れて質問者さんの音韻学的に見た場合のサイトを紹介しておきます。

私の見解としては固有名詞に見られるように習慣によるものと発音のし易さからくるものとの両面があると思います。
三回などは(さんかい)しか読めませんが、三階では(さんかい)(さんがい)の2通りあるようですね。しかし下記のURLではかなりこのことについて追求されているので納得できる面があるのではないでしょうか。
しかし難しいですね。
http://www.biwa.ne.jp/~ichhanj/rendaku 連濁はいつ起こるのか
http://homepage1.nifty.com/forty-sixer/onin.htm
「濁る」「濁らない」とはどういうことか
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この回答へのお礼

こういう回答を期待していました。ただ、示されたURLのうち、前者は存在しなかったことをお知らせします。後者によって、日本語は本来、語頭は濁らないとありますが、これは、韓国語と共通しますね。語頭にラ行が無いことと合わせ、日韓両国語に何らかの関係がありそうです。

お礼日時:2006/02/09 05:34

お尋ねの件は「連濁(れんだく)」という現象で、語が複合するとき、後続の語の最初の音節が清音から濁音に変化する現象です。



連濁が起こる場合の法則については諸説あるようですが、
(1)熟合の度合の強いものに起こりやすい、
(2)擬声語擬態語では連濁が起こらない、
(3)後続する後の第二音節が濁音の場合は連濁が起こりにくい、
(4)前に置かれた語の末尾が「ん」の場合は連濁が起こりやすい、
などがその代表的なものです。

室町末期から江戸初期に日本でキリスト教の布教活動を行ったポルトガル人宣教師の一人ロドリゲスが著した「日本大文典」には、連濁について、「うむの下濁る」(「う」は長音、「む」は撥音「ん」)、「上清めば下濁る」といった当時のことわざ的なものあげて説明しています。

なお「山川(やまかわ)」と「山川(やまがわ)」のように連濁が起こっているか起こっていないかで意味が異なるケースもあります。

全般的に見て連濁という現象について完璧な法則を立てるのは難しいようです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。言語には例外がつきものですね。

お礼日時:2006/02/09 05:35

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