プロが教えるわが家の防犯対策術!

 私は、満期退学になることが決定なのですが。博士取得の条件が主として査読付が必要というのは分かっているのですがだいたい基準はどのようになっているのでしょうか?
 指導教員が一本とか二本とかいったりしているのでなかなか明確ではないのです。だいたい目安は何本なのか?教えてください。初歩的な質問に捉えられるかも知れませんが、研究室によって違うので正直わからない面があります

A 回答 (7件)

文系ですか?


やはり、最低限、学会誌に1本は掲載されていないとまずいでしょ。最低限2本というのは指導教員として妥当な線でしょうね。

たとえば、望ましいのは全6章ほどの博士論文だったとして、
その中の本論になる部分について、各章の裏づけとなる
学術論文(査読有無にかかわらず)が複数ないと、
ほとんどが書き下ろしになるでしょ。

博士学位論文を図書として刊行する場合、
日本学術振興会の学術図書公開促進費(科研費の一種)を申請することが多いと思いますが、
その申請書類には、図書の内容だけではなく、
その研究の位置づけや、関連する研究業績(論文)も
記載する欄があります。
そこが明確でないと、申請にパスしません。

博士論文が修士論文とかなり違うのは、その学問分野内において、学術的位置づけが、自分としても他からも明確で、
しかも、研究者人生としては出発点に過ぎないけれども、研究者集団からは評価の目にさらされるということだと思います。

そこで、多くの大学で博士学位の取得条件として、
学会誌などの査読つき論文が1~2本というのは、最低限のレベルとして位置づけられていると思いますよ。
    • good
    • 2

回答したつもりでしたが、出ていなかったようです。


理工系では、しかるべき学会の論文誌に少なくとも1編は採録されていないといけません。さらに、別の内容で査読付の国際会議で採録されているべきでしょう。
化学系なら、さらに採録編数は求められると思います。
指導教員が基準を示していないのは、分野によって基準が違うからです。例えば電子系なら1編でも通りますが、化学系と判断されると無理です。大学の研究科はいろいろな分野の研究室がありますから、結局どの分野の基準を満たすかでしょうね。
他の方の意見にある通りですが、こんなところで尋ねるより指導教員に相談されるべきでしょう。
    • good
    • 2

理工系の例です。

査読付のフルペーパーが2件は必要でした。英語の論文で、外国(米)投稿が好ましかったと思います。国際会議での発表論文、予稿は
査読付のフルペーパーにはなりませんでした。特に、第3者中立機関が認めるということは大きく、主要な学会の論文誌での採用を求められると思います。連名の場合にはトップでないとカウントには入りませんでした。
    • good
    • 1

博士の学位を取得するためには、当該研究科における学位審査会(公聴会などを含む)を突破する必要がありますが、学位審査にエントリーするためには、個々の研究科・専攻・研究室などで定めた内規による客観性(査読つき論文や学会発表回数など)をクリアしておく必要があります。

したがって、分野にもよりますし、大学・研究科にもよります。同じ○○学な分野であっても、大学によってかなり違います。

というわけで、これを確認するには、ご自身に影響する内規の文面を直接確認するのが一番でしょう。研究科の事務や、学位審査会の運営委員の先生などに相談するとよいのでは。特に、満期退学を迎えられるということもあって、課程博士として扱われるためにはいつまでにエントリーしなければいけないかという時期的な問題も確認しなければいけないでしょう。論博ほどの水準ではないにしろ、在学中の課程博士よりも、満退後の課程博士のほうが要求水準も上がる場合もあるんじゃないかとも思います。

その時期までにエントリーができなければ論文博士コースになりますので、そうすると念のために論文博士としての要求水準も確認しておいたほうがいいのかもしれません。が、最近の動向を眺める限りいつまで論文博士が取れるのかということもあって、ここらへんはかなり慎重に確認をされる必要があると思います。

なお、研究室によりますが、複数の研究科にまたがって学生・院生を指導しているような研究室の場合に注意が必要ですが、研究室および指導教員の方針であっても、院生の在籍している研究科の内規のほうが優先される場合もあります。そういう意味では、研究科の事務や、学位審査会の運営委員の先生などにも相談する必要が出てくるわけです。
参考:とある方の学位取得体験記 http://atom11.phys.ocha.ac.jp/front/theme.html の第五章
    • good
    • 0

文系大学教員です。


テーマに結びつく査読論文が概ね2~3本というのが一般的かとは思いますが、あくまで目安でしょう。結局指導教官次第ではないでしょうか。
仲がいいとは言えない知り合いには、指導教官の政治?力で、学術誌掲載なし、紀要論文2本を査読扱いにして学位取得に至った人もいます。私もうらやましいと感じたことがかつてありましたが、博士の学位が他人と比べるよりも自分の成果がどれだけ深く追求できたかを問われていると思い返せば、結局自分次第なのだろうなと今は思っています。ところで、その彼、学位取得後数年たちますが、未だ就職には至っていません。
    • good
    • 0

大学、専攻によって異なりますが、


0~2本位です
    • good
    • 0

大学の教員です。

文系、博士号なし。

研究室によって違う、指導教員によって言うことが違う。その通りです。いったい、ここで何を聞こうというのでしょう? ネットの質問コーナーで1本でいいと書いてありました!とか、指導教員に言うつもりですか? 考えられません。

思うに、ご自身の研究や論文投稿などについて、率直に腹を割って指導教員の方とお話しをする機会をちゃんともたれていないのではありませんか? すでに博士号をとられた先輩方とも話をされていないのではありませんか? 

周囲に腹を割って話せる人がいないという状況なのかもしれません。その前提でアドバイスするならば、(これまた厳しくなりますが)そういう状況では博士学位の申請論文は書けないと思います。研究論文は(私が思うには)「独り言」のようなものではありえず、他者(他の研究者、先行研究、歴史や社会状況)との「対話」だからです。厳しくってごめんなさいね。健闘、奮闘を祈ります。
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!