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小学校の頃にツベルクリン陰性と判断され、BCGを注射しました。その後成人してから健康診断でツベルクリンで強陽性となり、X線検査を受けましたが異常なしとのことでした。今まで3年間、半年に1度のペースでX線検査を受けていますが、異常なしで、自覚症状もありません。一応は安心しているのですが、多くの人に接する職業についていることもあり、不安は残ります。

そこで質問です。
1.BCGの陽転で強陽性になる可能性はあるのでしょうか?
2.強陽性と判断されてから「2年間は様子見」といわれ今までX線検査を受けてきましたが、このあとも受けるべきでしょうか?また、受けるとしたらそのペースは?
3.強陽性と判断されたときに「予防投薬も一つの手だが、副作用もあるので」といわれ、今までそのままにしてきました。でも、X線検査だけでは発症の不安は残ります。予防投薬するべきでは…とも考えています。予防投薬のメリット・デメリットにはどんなものがあるのでしょうか?

普段病院に行くことがほとんど無いため、このような相談がなかなかできないでいます。よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

1、BCGの接種技術にはかなりの差があることが知られています。

発赤径で10mm以上が陽性ですが、普通10mm台から5-60mm台程度までの分布が見られます。
強陽性は二重発赤や水泡などを伴った状態をいいますが、常識的に考えると小学生のときに接種したBCGの結果として成人になったときのツベルクリン反応で強陽性に出ることは考えにくいと思います。10数年以上経過しているわけですから、反応は減弱しているのが普通です。強陽性になった原因は、その間に結核の感染を受けた可能性が強いと思われます。

2、結核の潜伏期間は数ヶ月から半年程度ですから、3年経過してればとりあえず発症の危険性はあまりないと思われますが、体調の変化、栄養状態の悪化、免疫能を低下させるような疾患に罹患するなどの要因で発症することがあります。検診として一年に一度程度は受けられることをおすすめします。

3、周囲に結核の感染源となった人がいて、明らかにその人と接触があった場合などでは、その感染の危険性に応じて抗結核剤による予防投薬が行われます。接触が明らかでない場合でも、医療従事者などの感染を受ける危険性の高い職業に従事している人は、予防投薬を行うことが多いと思います。
また、若年者では胸部X線検査で古い結核の治癒所見のある人は、今まで治療歴のない人に対して予防投薬が勧められています。
予防投薬のメリットは、今後の結核の発症の危険性を減らすことができること、デメリットは薬の副作用が出る可能性があること、です。ただ薬の副作用は年齢が高くなるにつれて頻度が増しますが、30歳未満の人では、ほとんど問題なく投与できます。
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この回答へのお礼

結核について調べていくうちに、もっときちんとした処置が必要なのでは…と一人悶々としていましたが、1年に1度程度の検診と聞いて安心しました。予防投薬も強陽性だからといって必ず勧められるものではないという事ですね。
ただ、感染の可能性が強いということがわかったので、今まで以上に健康に留意して生活していこうと思います。
親切な回答ありがとうございました。

お礼日時:2002/01/12 22:26

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