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物理化学をやっていて、テキストに『界面活性物質は水表面での吸着が起こると、水の表面積が減少するため、表面張力は減少する』とありました。表面張力は、表面積を小さくしようとする力であると学んだので、表面積が減少するなら、それなりに表面張力が働いたことになるから、減少ではなくむしろ増加では?と考えてしまいます。どう理解したら良いのか分かりやすい説明をお願いします。

A 回答 (3件)

>表面張力は、表面積を小さくしようとする力であると学んだので、


考え方を変えてください。「表面張力」とは、たとえば水など液体分子が「液状態を維持するために分子間で及ぼしあっている引力」が「気相(たとえば空気)とのあいだで及ぼし合う引力」より「大きいため」、自然に自分たちでまとまろうとした結果、数学的に一番小さな体積・表面積である「球形」になる「現象」です。
「界面活性剤」は液体分子間の力と液体分子と気体との間の力の差を小さくする。極端に言えば液体分子間の力を小さくする働きをします。
そのため、液体が延びたり、泡になったり、油と水がより相性が良くなったりします。
m(_ _)m
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表面張力の原因となるのミクロの仕組みをきちんと理解すればわかると思います。

テキストで使われているそれぞれの表面積の意味をしっかり見直してください。

多分 No1 のリンクを見れば解説されているものとおもいます。
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こちらに(界面活性剤)と表面張力のことが出てます


http://www.live-science.com/honkan/theory/surfac …

(自分で作る表面張力測定器)おまけとして
http://www.hokuriku.melco.co.jp/kyouiku/room01/h …

>>(表面張力は、表面積を小さくしようとする力であると学んだので、表面積が減少するなら)
 →なぜこの時に(表面張力)が働いたことになるのでしょうか??

界面活性剤の濃度を上げていくと、表面張力がだんだん小さくなっていきます。 そして、さらに濃度を上げていくと、ついには界面がすべて界面活性剤の分子に覆われてしまい、 これ以上界面に吸着できなくなります。
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