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パンスポリン・セファメジンなど、注射薬を使用するに当って、皮内反応テストを行っていました。最近では、問題になり行わないようですが、抗生物質のアレルギーなどを調べるために、他にどのような方法があるのでしょうか?

A 回答 (4件)

2004年10月に出ている「抗菌薬投与に関連するアナフィラキシー対策のガイドライン(2004年版)」


http://www.chemotherapy.or.jp/journal/reports/hi …
で、「皮内注射ではアナフィラキシーはわからないから、やめよう。」という提言がされています。
それを受けて、同月に厚労省も医薬品・医療用具等安全性情報No.206で「やめるから、抗生物質の添付文書を変えるよ」という通知を出しています。
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2004/10/h1028-2a.html

で、皮内注射の代わりにすることは
(1) 事前に既往歴等について十分な問診を行うこと。抗生物質等によるアレルギー歴は必ず確認すること。
(2) 投与に際しては、必ずショック等に対する救急処置のとれる準備をしておくこと。
(3) 投与開始から投与終了後まで、患者を安静の状態に保たせ、十分な観察を行うこと。特に、投与開始直後は注意深く観察すること。
としています。ちなみに、上記2URLには、患者さんがショックになってしまった時の対処方法も載っているので、一読をオススメします。

余談ですが、私はこれが出た2~3ヶ月後に入院・手術しましたが、そのときは皮内注射はされませんでした。皮内注射が苦手な私としては、けっこううれしかったです。
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以前は皮内テストを行っていたんですが、皮内テストでもショックを起こすときは起すので、点滴をせずに皮内テストだけ行うと緊急時に対応出来ないと言う理由で施行しなくなりました。


現在うちの病院では、点滴ボトルに使用する抗生剤を溶解したものを落ちるか落ちないかの速度で滴下し5分様子をみて問題なければ通常の速度にします。
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なんと呼ばれるのか知りませんが、


薬剤を薄めて静注して、アレルギー反応が出るかみて、出ないようであれば少しずつ量を増やしてゆく、、、
というような検査法を聞いたことががあります。 入院をして時間をかけて行う検査で、まあ抗生剤の点滴を必要としている方に行うようなものではありませんが。

あとはアレルゲンを吸入する検査でヒスタミン検査というのがありますが、これはちょっと違うかな。

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1827022
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他に方法はないと思います。


今は行っていないというか、義務付けられていないだけで、病院によっては皮内テストを行っているところもあります。
皮内テストで陽性だったとしてもアレルギーが出ると限らないし、陰性だったとしてもアレルギーが出る可能性がゼロのわけではありません。
もし何かあったときに、「回避するためにできうる最大限のことはしていた」という意味で皮内テストを行っているところもあります。
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