プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

新築で床暖房導入に際しご教授ください。

以前、遠赤外線フィルムを使用した床暖房方式をニュースで知り、ランニングコストが安い等、良いイメージを持ちました。ただ、従来からある他方式(ガスによる温水式、電気式など)と比較しようと調べてみましたが、良いのか悪いのかぜんぜん整理がつきません。
建築をお願いする工務店さんに聞いてもあまり良い回答はなくすっきりしません。

以下のような項目についてご存知の方、実際に遠赤外線フィルムを使用した床暖房を使用されている方、何でも結構ですのでご意見を頂ければ幸いです。
(他方式と比較して)
・導入コスト、ランニングコスト
・温まり易さ(体感、空気)
・耐久性
・その他、遠赤外線方式のメリット、デメリットなど

以上、宜しくお願い致します。

A 回答 (2件)

私も現在新築計画中で床暖房についていろいろ調べています。


ネットで、販売(施工)業者の意見をいろいろ集めてみました。
イニシャル・ランニングコスト比較
http://www9.ocn.ne.jp/~asahi-g/page018.html
http://www.kurata.co.jp/comp_16_02.html
http://www.sky-gr.co.jp/yukadanbou/yukadan03.htm
http://www.onabe.co.jp/yuka/runcost.html

上記4サイトは、イニシャルコスト、ランニングコスト共にフィルム式が優れているという言い方です。

おそらく質問者さんがお尋ねなのは、こういう業者の言葉ではなく、実際に使用している方の意見だと思いますが、以下のサイトの床暖房の項目でも、度々その質問がなされていますが、実際の使用者の書き込みはなかなかありません。
http://e-mansion.co.jp/kodate/ikkodate/index.html

下記のURLでは、JBHの光熱費が少し分かりますが、このようにくちコミのような形で出てくるのは、珍しいと思いました。
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1814895

おそらく、
いろいろ過去ログも読んでみたのですが、去年までの一般論では、
(1)ランニングコストのガス、イニシャルコストの電気
(2)光熱費は、灯油<都市ガス<電気<プロパンガス
という意見が大勢を占め、あまりフィルム式という言葉を聞きません。
だから、去年の時点であまり設置されておらず、今シーズンくちコミがあまり聞けないのでは?と思いました。

以前、完成ドリームハウスという番組でJBHの床暖房がいかにも「新しい!」感じでとりあげられていましたが、それがこの秋のことなので、まだ日が浅いということかもしれません。ましてやPTC式のくちコミはいまだお目にかかったことがありません。

私は、
(1)床下に水を通さない
(2)メンテナンスフリー
(3)施工が他方式より簡単(解体・リフォームも)
(4)電気プランを工夫できる
(5)工務店で体感してみて問題がなかった
ので、くちコミが少ない怖さはありますが、良いかなーと思っています。

あと、我が家のLDKの場合、
ガス温水(30万)<JBH(50万)<エコウィル+ガス式床暖(100万)<ナショナル蓄熱式床暖(130万)
の見積もりでした。(^_^)/
    • good
    • 0
この回答へのお礼

非常にためになるアドバイスありがとうございました。
なかなか遠赤外線フィルム方式の情報について集められなくて苦労していましたがおかげさまで情報整理できてきました。
歴史が浅いせいか、実際の使用者情報が少ないのが残念ですが、実際に工務店で体感できるのであれば行ってみようかと思っております。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/04 12:17

こん**わ



No.1の方と回答が重なる事もあると思いますが。

床暖房の種類に関しては凡そ ご存知と思いますが
a:温水式(電気、ガス、灯油など)
b:電気式(ニクロム線(電熱線)タイプ、フイルムタイプ)
c:蓄熱式
 等ですが

No.1の方がイニシャル・ランニングコスト比較に添付されているURLはすべて JBHのフィルム式販売店の他社との比較ですね。

まず 「導入コスト、ランニングコスト」ですが a:温水式は 施工時の工程が増えるのと 給水機器と機器を併用する為 給水のみの時と比べ 大型化され これも導入コストになります。(エコキュート導入等も同じですが 料金体系の割安感で 数年で元を取れる場合もあります)

b:電気式は 昔からある「ニクロム線(電熱線)タイプ」は 消費電力が高く、電気代が嵩む傾向にあります。
(電気式がランニングコストが高いと言われるのは この手の商品が古くから大手メーカーにより普及されている為と思われます。)
 また 施工においても 厚みがあり、a:温水式と同様に 床下地の調整などの工程が増える物と床材一体型で 床材の種類の変更が木質フローリングの色のみと言う場合が多い
 「フイルムタイプ」ですが これは比較的新しく 開発されてからまだ30年位ですので 世間では認知されていないのが現状では。
 ただ 最近では大手メーカーもOEMなどで 販売し始めています。
 さて このタイプが watabouさんがお尋ねの"遠赤外線フィルム方式"になりますが No.1さんの言われるように JBHなどの カーボンフィルム(炭素を粒子状にし、PETに印刷している物)とコントローラでの温度感知による制御する物と 別にカーボンフィルム内に更にPTC (positive temperature coefficient) 特性を利用した(大雑把な説明だと 分子レベルの電気特性のある物質をカーボンに混ぜ、温度に比例し電気の通電量を変えることにより 温度と通電時間を自動制御する)ものがあります。どちらも一長一短ですが。
 
ニクロム線(電熱線)タイプや温水式、蓄熱式に比べ導入コストは安く仕上がります。
素材自体が薄く(0.18~2.0mm程度が多く、厚みの調整が必要ない事が多い為)施工性に優れ、新築はもちろん リフォームでも施工がしやすい。

c:蓄熱式は 戸建てでは導入しやすいですが 集合住宅では 難しい。工程も床下の構造も限定され、コスト高。


「温まり易さ(体感、空気)」
立ち上がり(実際の床が暖まる)は温水が早い。
ただ 床面温度が上がり過ぎる傾向にある。
 *低温火傷は体温以上(平均37℃前後)を越える物に長時間接触していると 軽度の火傷状態になること
 温度調整の面でも 温水や蓄熱式は細かな変更はしにくい。
 蓄熱式に限っては夜間の割安な電気等で熱を貯めたものを 放熱しっ放しになるので 

「その他、遠赤外線方式のメリット、デメリット」
温水式は どうしても温度ムラが出来やすいのと 漏水の心配が尽きない。数年毎のメンテナンス費用も結構掛かる。(水=クーラント液の交換で3~6万)
 また パイプ内の水垢等による暖房能力の低下(洗浄も効果がマチマチ)
電気式はどちらのタイプも漏電の心配。床上に点状のダメージに弱く、鋭利な物による断線やショートによる火災の心配。(通常生活におけるダメージもありますが 他の機器の工事や修理、リフォーム時などに)
PTCの場合は PTC特性の持続年数の市場評価が確立されていない。
コントローラ制御の場合 機器不良による制御不能時の過熱による火災。

デメリットばかり書いてしまいましたが 
メリットとして 温水式はガスの場合 各ガス会社の専門店の場合 材料・施工費共に 大幅な割引がある場合が多い。

電気式は ニクロム線(電熱線)は大手メーカーが多く 床材一体式が多く、大工さん受けは良く、アフターもしっかりしているところが多い。
 フイルム式は 素材が薄く 施工が簡単。床材も木質フローリング以外の材料にも多く対応している

蓄熱式はドア、窓の開閉が少なければ 室温が比較的長時間 安定している

かなり私見に近い物がありますが 仕事上 経験した事を書かせて頂きました。
    • good
    • 3
この回答へのお礼

フィルム式はよい事ばかりの感じがありましたが、ご指摘のようなデメリットもあるのですね。なかなかデメリット情報がありませんでしたので非常に参考になりました。
今後の工務店さんとの検討材料にさせていただきます。

お礼日時:2006/03/04 12:22

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!