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映画「雨あがる」の主人公の浪人は、
若い頃勘定方という仕事がいやで、夜逃げ同然に脱藩したそうです。
これはかなりの罪になると思うのですが、実際にはどのような処分が下るのでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

つかまれば入牢、身分剥奪、家は取り潰しで、切腹させられたりすることもありますが、藩や藩主への悪事をして逃げたと言うのでもない限り、他藩や幕府領へいるかぎり追っ手がかかってつかまるということはありませんでした。

(追っ手も他領では領主の許可がなければ勝手に捕まえられません。)
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脱藩とは、家臣である身分なのに主君を見限ると言う当時の封建的土壌の中であるまじき行為として、追手を差し向けました。

軍事機密漏洩の恐れもあるので、見つけ次第、切捨て御免だったかもしれません。
しかし、江戸中期以降、太平の世になったとはいえ、各藩の財政も厳しくなってきたので、脱藩者がいても形式的には追手をさしむけたが、事実上お構いなしだったようです。
幕末に至り坂本竜馬の様に藩にいると自由に行動できないので、脱藩し尊王攘夷の志を立てようとする武士が増えました。
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脱藩?する前に勘定方を辞めてるので、


浪人になっただけで脱藩じゃないんじゃないでしょうか?
そうでなければ仕官の口を求めて他国を転々なんて有り得ない話になりますね。
あと、時代にもよるのではないでしょうか?
例)宮本武蔵みたいに仕官の口を探して旅するなんて有り得ませんね。
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まあ確かに通常死罪なんですが、それ以前に「江戸時代の侍は基本的に軍人」だということを説明しないと理解できないでしょう。

勘定方であろうが馬廻りだろうがまずは「藩の兵力」だというのが前提になります。

江戸時代は平和な時代でありますが、現代のような平和ではなく言ってみれば「準戦時」で、戦闘停止状態。終戦にはなっていないのです。この状態で、兵力であるところの家中が勝手に職場を放棄するということは「脱走兵」ということになるわけです。
幕末は龍馬さんのような脱藩浪士がごろごろいましたので、一々咎めだてもされていないようですが、基本は死罪。もちろん「家」のほうにも累はおよび、家禄は減らされ係累は冷や飯を食わされ、ということになるのではないかと思います。
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通常、死罪。

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