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 私は日本語を勉強中の中国人です。初心者向けの練習問題をしています。一つの穴を埋める練習問題は私の頭を混乱させました。

ーヨーロッパで行ったことがある国は( )ですか。
ーフランスとスイスとイタリアです。

 私の思いついた表現は全部入れられますでしょうか。

1.どこ
2.どこの国
3.どの国
4.どれ
5.どれら

 また、自然な日本語の文章を書きたいと思いますので、よろしければ質問文の添削もお願いできると有り難く思います。

A 回答 (6件)

ーヨーロッパで行ったことがある国は( )ですか。


ーフランスとスイスとイタリアです。
1どこ 2どこの国 3どの国 4どれ 5どれら

正解は(1)です。

但し(2)(3)も間違いではありません。
*この場合、問題文が下のような文章だと良いのです。

→ヨーロッパで行ったことがあるのは( )ですか?

ここでは、問題文の中に「国」があるのか、無いのかに注目してください。(2)(3)を入れると、
「行ったことがある国はどの国ですか?」となります。これは間違いではありませんが、「国」がダブルために耳障りな響きが出てきてしまうのです。
問題文に「国」が入っている場合、括弧の中に入れる答えの単語には「国」が無い方がすっきりします。

(4.どれ)が使えるのは、「ヨーロッパで」とあると部分が、「ヨーロッパの国々、そうですね~、フランス、スイス、イギリス、アイルランド、ドイツなどの中で行ったことがある国は(どれ)ですか」等のように、いくつかの答えの中から選択する場合だと思います。
また、このような問題文であれば、(1)も(2)も(3)も入れることが出来ます。

(5.どれら)は、国名を示しての質問文に入れた場合、意味は通じるのですが使われませんね。

その他の回答として、
6.どこどこ
7.どことどこ
8.何という国
などがあります。

質問文の添削です。
「一つの穴を埋める練習問題は私の頭を混乱させました。」
*「一つの穴を埋める練習問題」は、「穴埋め問題」という表現があります。
*「・・・練習問題は私の頭を混乱させました」という表現は、いかにも「外国の方が使う日本語」そのものです。
→日本では、
*「穴埋め問題で【頭を悩ませています】」とか、
*「穴埋め問題で【頭をかかえています】とか、
*「穴埋め問題で【行き詰まってしまいました】
*「穴埋め問題が【私の頭を悩ませています】
などの表現が使われます。

もう少し頑張って、
「初心者向けの練習問題をしています。一つの穴を埋める練習問題は私の頭を混乱させました。」の二つの文章をまとめて、

*「初心者向けの練習問題の中の「穴埋め問題」で、頭をかかえてしまいました。

などとする方がさらにすっきりしますね。
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この回答へのお礼

 毎度お世話になります。
 ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。一つ一つ詳しく説明していただき大変参考になりました。質問文の書き方も勉強させていただきました。豊富な表現を教えていただき非常に感謝しております。繰り返して読みます。いつかこのような自然な表現は頭から出てくることが出来たら嬉しいです。頑張ります!
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/03/02 15:11

国は場所の下位概念であることを考えると「どこ」や「どこの国」「どの国」とすることは言葉の重複になっているような気がします。


他の方と違う答えなので自信が無いのですが、1~3の表現は「今日の風呂は温度が熱い」「この料理は味が辛い」という無粋な表現と同じ気がするのです。
ただし会話においては、相手が聞き漏らす可能性もあるので、言葉の重複は必要な時もあるでしょうから、1~3も問題は無いでしょう。
「どれら」という言い方が絶対と言って良いほど無いことから、仮に選択肢が複数であっても「どれ」が良いように思います。
それから「複数回答可」と入れておくのが良いと思います。
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この回答へのお礼

 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。別の視角から貴重なアドバイスを頂き大変参考になりました。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/03/02 15:30

「1」の表現が最適だと思います。



ご質問に対する正面からの答えではありませんが,awayuki_chさんが思いついた表現を使った例文を考えてみました。
2.ヨーロッパで行ったことがあるのは( )ですか。
3.ヨーロッパで行ったことがあるのは次のうち( )ですか。(この質問の次に選択肢を列記する必要がある)
4.ヨーロッパで行ったことがある国は次のうち( )ですか。(この質問の次に選択肢を列記する必要がある)

(5) 日本語ではもともと,「~ら」という形の複数形を人間以外の生き物やものごとや事柄について使うことは少ないと思います。
「こそあど」指示詞でも「これら」「それら」までは言うことがありますが,「あれら」はほとんど使うことはありません。「どれら」とは絶対にといってもいいくらい言いません。


・「 私の思いついた表現は全部入れられますでしょうか。」
です・ますを使う丁寧体では,「です」や「ます」は文末の1箇所だけに使うとよいです。
→「私の思いついた表現は全部入れられるでしょうか。」「私の思いついた表現は全部入れられますか。

※「全部」は他の方の回答にあるように「全て」かあるいは「どれでも」などとしたほうがより良いとおもいます。
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この回答へのお礼

 毎度お世話になります。
 ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。私が思いついた表現を使った例文をそれぞれ書いていただき大変参考になりました。「ら」の件もよく分かりました。英語に影響されたか、知りませんでした。また、いつも質問文への添削に感謝しております。今後はこのような間違いを繰り返さないように気をつけます。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/03/02 14:00

自然な日本語で、



ーヨーロッパで行ったことがある国は、どこですか。

という意味と同じになる言い方を例として挙げてみると、

ーヨーロッパでは、どこの国に行きましたか。
ーヨーロッパで行ったことがあるのは、どの国ですか。

また、日本語の敬語に関しても知っていると思いますが、丁寧な言い方としては、次の言い方も可能です。

ーヨーロッパでは、どちらの国に行かれましたか。

それぞれ、細かく考えると微妙に意味に違いはありますが、質問される側は充分自然に理解できます。

質問文に関しては、私だったら次のように書くと思います。
「日本語を勉強中の中国人です。初心者向けの練習問題に取り組んでいるところですが、次の穴埋め問題で混乱してしまいました。」
「私の思いついた表現は、全て使えるでしょうか。」

他にもいろんな言い方ができると思いますし、日本人の間でもいろいろ意見が違ってくると思います。他の方も書いているように、同じ言葉の繰り返しは避けるようにした方が、すっきりした文になります。また、次のようなことにも気をつけて、日本語の文章をたくさん読んだり、日本人同士の会話を聞くようにするといいと思いますよ。

・日本語では「私」と言う主語を使わなくても、自分が主語になっていることがわかる場合が多い。
・「一つの穴を埋める練習問題」を「穴埋め問題」というように、同じことを短く言い表せる単語もある。
・自分の体の部分を言うときに、「私の」をつけることはあまりない。

すでに習ったことかもしれませんが、さらに気をつけると自然な日本語になっていくと思います。

 敬語も難しいでしょうし、文法的な規則があっても例外もいっぱいあるのでなかなか自然な日本語の文章にならなくて、いらいらすることもあるかもしれませんね。でも、すでに、かなり上手に日本語を使ってると思いますよ。この調子でがんばっていけば、日本人よりも丁寧で美しい日本語が使える可能性もありますよ。がんばれ!

この回答への補足

ごめんなさい。読んでいるうちに気持ちが悪い箇所を訂正させていただきます。

>日本の方と会話をする時に、意味の疎通にほとんど問題は無いと思いますが、日本人同士の会話はまだ難しいです。

日本の方と会話をする時は、意味の疎通にほとんど問題が無いと思いますが、日本人同士の会話の聞き取りはまだ難しいです。

>たぶん外国人である私と話をする時に、日本の方はわざと親切に理解しやすい表現を選んだりするのではと思っています。

たぶん外国人である私と話をする時に、日本の方はわざわざ親切に理解しやすい表現を選んでくださるのではと私は思っています。

補足日時:2006/03/02 14:07
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この回答へのお礼

 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。自然な日本語の文例は大変参考になりました。
 また、私の日本語へ貴重なアドバイスをくださり感謝いたします。同じ言葉の繰り返しを避けたほうが良いのですね。最近初めてこのひどい問題に気付きました。今後ぜひとも気をつけます。日本語の小説を毎日寝る前、必ず少し読むようにしています。日本の方と会話をする時に、意味の疎通にほとんど問題は無いと思いますが、日本人同士の会話はまだ難しいです。たぶん外国人である私と話をする時に、日本の方はわざと親切に理解しやすい表現を選んだりするのではと思っています。私は日本人同士の会話のスピートにまだ慣れないほかに、口語的な表現にもよく詳しくないので、聞き取れるようになるまでは、相当時間がかかると思います。最近、少し焦っていますが、頑張ります!
 応援していただき本当にありがとうございました。これからもよろしくお願い致します。

お礼日時:2006/03/02 13:37

まず「どれら」という言い方は存在しません。

これらやあれらやそれらはあるけどどれらはない、ということをいま知りましたよ。

正解は「どこ」です。「どこの国」も「どの国」も入れることはできます、間違いじゃありませんが、国がだぶるの気持ち悪くありません?

あと「どれ」は選択肢があらかじめ明示されているなら可能です。

あなたが書く日本語の欠点として重複について鈍感ということがまず挙げられると思う。この質問文の最初の二行にも練習問題という語が二度出てます。こういうのは避けるように作文なさらないと。

ユーザ情報を見ると「日本語専攻の学生として中国の大学で四年間日本語を学びました」とあります。これ一文に「日本語」が二回現れます。二個目は要りません。「日本語専攻の学生として中国の大学で四年間学びました」とすれば、うん、落とすだけで完璧な日本語になります。
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この回答へのお礼

 毎度お世話になります。
 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。大変参考になりました。
 また、私の書いた日本語に貴重なアドバイスをいただき感謝しております。おっしゃったとおりで、重複が多いですね。重複という問題は最近ほかの方からも指摘していただきました。以前はこの問題にぜんぜん気が付きませんでしたが、これからぜひ気をつけます。作文の練習もたくさんしてみます。(実は、もうしているところですが、なかなか効果が見えません。ちょっと焦っています。)
 本当にありがとうございました。これからもよろしくお願い致します。

お礼日時:2006/03/02 00:47

1、2、3は普通に入ると思います。



4はフランス・イギリス・スイス・ドイツ・イタリアの「どれ」ですか?
ならば使うと思います。

5は最初から複数の答えを求めていますので、一つかも知れない答えを聞く場合には使わないと思います。
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この回答へのお礼

 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。とても参考になりました。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/03/01 02:43

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