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”Sabe usted que ---------." は英語の "You know that--------."から入って来たものでしょうか。  それとも元々からロマンス語群の西語、ゲルマン系の英語等に分かれる前の印欧語の祖先の言葉の発想に由来していて後に印欧語族の各国語の類似表現になったのでしょうか。

フランス語、ポルトガル語、イタリア語でも類似表現があるものならそれもご教示戴ければ幸甚です。

A 回答 (1件)

すべての欧州語を比較することは出来ませんが、sabe


usted的表現は欧州語の語順(発想ともいえる)の問題です。(インドーヨーロッパ語族)スペイン語でいえば会話でもっとも重要な部分(述語)が文の始め来るのに対し日本語は「・・・です」「・・・ではありません」と常に最後にきます。また強調したいポイントが述語以外の場合は倒置法や強調構文を使って自由に
ポイントを入れ替えることができるのが欧州語の特徴です。

よく引用される次の文を比較してください。
XCreo que ella no viene(o no vendra')
○No creo que ella venga.

前者は日本人が好む語順です。会話では通じますが作文なら訂正されるでしょう。これは日本語の「彼女は来ないと思います」に引きずられた発想です。来るか来ないかは彼女だけに分かることであり、否定するのは来るとは思わない話者の方(creo →no creo)でなければなりません。更にスペイン語では話者が主張したいことを先にいう語順(例。Espero que ustede venga pronto)ですから「creo, no creo,思う,思わない」を先に表明します。

同じようにSabe usted que はこれから述べようとしていることを「あなたは知っているかどうか、知って欲しい」という発想でque 以下で知って欲しい内容を順を追って説明します。この表現に慣れない頃は私はよく「知らない、No se'」と即答して相手をからかっていましたが相手(外国人)はキョトンとしていました。日本人でも子供は時々この表現を使いますね。「ネ、ネ、知ってる?知ってる?」
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この回答へのお礼

早速のご回答有難うございます。

奥深い懇切なご説明でよく理解出来ました。  今後共よろしくご指導下さい。

お礼日時:2006/03/11 10:50

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