プロが教えるわが家の防犯対策術!

サレンダーの意味と、サレンダーにすることによって
何がどうプラスになるのか。

素人なのでわかりやすく教えていただけるとありがたいです。

A 回答 (3件)

お二方のおっしゃる通りですが蛇足説明を!!



通常は、船積み時に船積み国船社カウンターで発行されるB/L(通上3部発行)の1部を、輸入地で船社に提示することで貨物を引き取れます。

ただ、近隣国ではB/Lより貨物が先に到着して貨物が引き取れないとか、B/L送付時紛失のリスクがありえます。
その対策として、船積み国船社カウンターでサレンダー手続きをすることができます。原本全部を船社に提出してサレンダーと捺印したコピーを返却してもらうことです。これにより、B/L原本を提出せず輸入者が貨物を引き取り可能となります。

この手続きは、船積み直後でなくても可能です。例えば船積み3日以内送金というPAYMENTなら、送金を確認してからSURRENDER手続きをするという手もあります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
基本的な疑問が多いのでまたお願いします。

お礼日時:2006/03/15 19:55

"Surrender"(英語)の言葉の意味は、戦いで”降伏する”、女性が男性に”身を任せる”などがあります。


貿易上では、SHIPPERにとって、貨物の所有権は、支払いを確保まで留保するのが望ましいのですが、書類の送付の時間と手間を省くために、本船に積むと同時に所有権=オリジナルBLを船会社(”船長”)に託ししたと見做して、所有権を放棄してしまうことを意味します。
オリジナルBLのやり取りの手続きを省くことができますが、SHIPPERにとっては、リスクがありますので、SHIPPER-BUYER間で信頼関係があることが前提です。
小生は、小売業の企業で、輸入事務を担当していますが、取引間もないSHIPPERには、依頼するのに躊躇したり、実際断られることもあります。
以上、参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
お三方の説明でよりわかりやすくなりました!

お礼日時:2006/03/15 19:53

輸送手段を船で商売するときです。



一般的に売主、荷主(Shipper)は品物を船に積んで船会社から船荷証券(B/L B/Lading貨物が化体した有価証券)の発行を受け、これを買主、受け荷主(Consignee)に航空便で送ります。  Consigneeは到着港の船会社、又はその代理店にB/Lを提出と交換に到着貨物を受取ります。

日本とアジア近国間では航空便でのB/L到着より貨物を積んだ本船の方が早く到着することがあり、B/Lを待っていては貨物引取りが遅れます。  こんなことを避けるため、B/L発行時に「サレンダー Surrender」B/Lにしておきます。  Surrender B/Lなら到着港でB/L無しで荷物を引き渡してくれます。

拙文でご理解戴けたでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました!

お礼日時:2006/03/15 19:52

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